子供が生まれると、その瞬間からママやパパは子育てに追われる毎日になりますよね。
赤ん坊の頃は、まだ会話をすることができないので両親と意思疎通がはかれません。
泣いたりわめいたりして、自分の気持ちを精一杯伝えることになります。
赤ちゃんにとっては、それが仕事でもありますので育児で父親や母親が我が子を邪険に扱うことは言語道断でしょう。
今回は、赤ちゃんの夜泣きはいつまでなのかや、放置しても良いのかと正しい対処法などについて紹介していきます。
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赤ちゃんの夜泣きはいつまで?
一般的に、赤ちゃんの夜泣きが始まるタイミングは生後間もない頃が多い傾向です。
生まれたばかりの子どもは、日中と夜間の区別がつきにくいので一日の時間帯関係なく泣いてしまうものです。
あまりにも、夜泣きが続いてしまうとママやパパも安心して眠れませんし、近所迷惑にならないかとヒヤヒヤしてしまうこともあるでしょう。
夜泣きは、個人差があるもので2歳位まで続く赤ちゃんや、3歳を過ぎてもいつまでも治らない子供もいるのが現状です。
子育て初心者のママ・パパや、過保護気味に子育てをしている方は特に我が子の夜泣きはいつまで続くのか不安に思っている人も多いです。
また、夜泣きをしても大丈夫だと世間一般に言われていますが、なかなかほっとけないですよね。
確かに、愛する我が子を放置するのは心配でたまらなくなる気持ちはわかります。
赤ちゃんの世話を、父親や母親がマメにするのは子供にとっても安心感が出て、ストレスを溜めにくい状況になりがちですが、逆に夜泣きをした時には少しほっとくのも症状を軽減させる一つの手段でもあります。
夜泣きはほっとくのはあり?
赤ちゃんの夜泣きを、ほっとくのは冷酷じゃないのかと思うママやパパは多いでしょう。
放置すると言っても、ワンワン泣いているのをただ無視したり、うるさいと思って我が子の側を離れることを意味しているわけではありません。
両親が常に側にいることで、新生児は泣いたら構ってくれる存在や、甘えさせてくれるということを本能的に感じてしまうのでしょう。
赤ちゃんの夜泣きを、少しの間ほっとくということは、近くで暖かく見守ってあげたり、オムツが汚れていないかチェックしたり、お腹が空いていないか確認したりなど色々な対処法をして離れてあげることです。
ですので、「正しい夜泣き対策をしてほっとくのはアリ」なんですね。
ただし、子供の側を何十分も離れるのは良くありません。
ママやパパが、我が子をほっとく時間は最初は「5分間」位が理想的です。
その間に、何が夜泣きの原因になっているのか夫婦で話し合ったり今後の対処法を練ったりしましょう。
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夜泣きをほっとく場合にやるべきこと
ママやパパの中には、赤ちゃんの夜泣きがいつまでも治らないことでショックを受けてしまう方もいます。
それは、なぜ子供が泣き続けているのか原因を深く考えていないから、どういう風な夜泣き対策を行えば良いのか理解していない方もいるからなんですね。
子どもの体調がおもわしくなかったり、何か病気を患っていて不調を訴えていることもありますが、夜泣きをしている赤ちゃんの多くは健康状態は良好だと言われています。
ですので、夜泣きをするには何か別の原因があることが多いわけなんですね。
その原因されわかって、正しい対処法を実践してあげられれば、我が子の夜泣きが治まってスヤスヤと眠ってくれるケースも多いのです。
子供を持つの父親・母親の中で、赤ちゃんの夜泣き対策はどんなことをすれば良いのかあまり理解していないこともあります。
我が子の夜泣きが始まる前に、正しい対処法を学んだり症状の改善にはどんなことが効果的なのかを頭に入れておくことで、慌てずに対処することができるでしょう。
また、すでに新生児の夜泣きが始まっている家庭でも、正しい夜泣き対策を取り入れることでスパッと眠ってくれるのではないでしょうか。
そして、夜泣きをした赤ちゃんをほっとく場合に、正しい対処方法としては以下のようなものがあります。
おむつをチェック
ママやパパは、自宅に居る時は四六時中、我が子の様子を気にしますよね。
赤ちゃんは、自分で自分の世話ができないので「オムツ交換」はママやパパにやってもらっています。
日中、マメにおむつをチェックしていても、夜眠る時に子供が排泄物をオムツの中に出していてそれが不快に感じて夜泣きをしてしまうこともあります。
ですので、赤ちゃんを放置する時は、オムツの中に排泄物が溜まっていないかチェックしてみましょう。
排泄物が溜まっていたら、すぐに新しいおむつと交換してあげて寝かしつけてみてください。
それで夜泣きが治まる場合があります。
空腹かどうか
赤ちゃんは、ママやパパにミルクを飲ませてもらって満腹感からすぐに眠ってしまうこともあります。
逆に、エネルギーを補充できたので身体を良く動かすようになったり寝返りをたくさんうつこともあるので、色々な体勢になりがちです。
あまり頻繁に赤ちゃんの体勢が変わっていると、胃の中のものが逆流して嘔吐しやすくなったり喉に詰まらせたりする危険性もあります。
ですので、夜間に食事を与えた直後に子供が眠ってしまうと、気分が悪くなって夜泣きをしてしまう恐れもあります。
また、赤ちゃんが夜にお腹が空いているので、その空腹感を我慢できなくて夜泣きをすることもあるでしょう。
ママやパパは、我が子が眠る時に空腹かどうかチェックしてみて、お腹が空いていそうであれば母乳やミルクを飲ませて少し放置してあげてください。
逆に、飲みすぎ食べすぎて不快感を感じていそうな場合は、嘔吐した痕跡がないか確認したり体調が悪くないのか気にしてあげるようにしましょう。
安全な場所で放置
赤ちゃんは、眠っている時でも寝返りをしたり不用意に身体を動かすことがあります。
夜泣き対策として、少しの間ママやパパは我が子をほっとく時は決して目を離さないようにすることが大切です。
例えば、柵がないベッドに我が子を寝かせていると、夜泣きをしたり急に身体を動かした時に転がり落ちて怪我をしてしまう恐れもあります。
なので、安全な場所で放置しなければいけません。
赤ちゃんから、目を離した隙きに子供が怪我をしてしまって怪我をしたり後遺症が残ったりすると後悔してしまうでしょう。
ママやパパは、子どもに何か異変があったらすぐに駆けつけられる距離に居て、暖かく見守ることが大事です。
ほっとく時間は短めで
ママやパパの中で、子どもが夜泣きをする原因として自分たちが側に常に居るのが問題だと思っている方は少ないでしょう。
言葉が話せない赤ちゃんは、喜怒愛楽の感情を泣いたり笑ったりして表します。
そして、「泣く」という行動は子供は何か不快感を感じているからです。
その時にすぐにママやパパが駆けつけて抱っこをしたりあやしたりすることが日常的になってくると、泣いたら助けに来てくれると本能的に思ってしまうこともあるのです。
それが夜間に続くと、夜泣きの原因になる恐れもあるのですね。
ですので、赤ちゃんをほっとくことも大切になりますが、その時は放置時間は短めにしましょう。
夜泣きのほっとくのまとめ
赤ちゃんの夜泣きは、一般的に生後間もなく始まることが多いです。
もちろん、個人差もあるのでずっと夜泣きをしない子供もいます。
夜泣きが始まって、2歳位には落ち着くお子様も居ればいつまで経ってもなかなか治らない子もいます。
子供の夜泣きの多くは、病気が原因だったり健康状態が悪いからではなく何らかの不快感を感じているからです。
ママやパパは、少しの間、子供を放置しながら正しい夜泣き対策を実践してみましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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