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2023.07.07

年間休日120日以上はホワイト企業?休みが多い業界や優良企業の判断基準

年間休日120日

世の中にある企業は、それぞれ従業員の年間休日数が異なります。

過酷な労働環境や、休日数が少なくてプライベートの時間がまともに取れないくらいの長時間労働をしている社会人もいて、人によってはブラック企業だと言う人もいるでしょう。

年間休日数が多いと、それだけプライベートの時間が確保できます。

年間休日120日以上の職場で働きたい人も多いですが、はたしてホワイト企業にあたるのか気になる人もいるのではないでしょうか。

今回は、年間休日120日以上はホワイト企業なのかや、ホワイト企業の特徴と休みが多い業界や優良企業の判断基準などについて解説していきます。

年間休日120日以上はホワイト企業?

就職や転職を考える人の企業を選ぶポイントは、異なりますがなかには漠然とホワイト企業に入社したいと考える人もいます。

しかしながら、ホワイト企業に関して今のところ、明確な基準はありません。

社会人として働くならば、ホワイト企業の条件として年間休日が120日以上を希望する人も多いです。

ホワイト企業の条件として、年間休日120日以上というのも明確な定義があるわけでは無いため、年間休日数の多さがホワイト企業の指標になるとは言えないのです。

年間休日が多い企業は、業績や人材にある程度余裕を持っているとの見方もできますので、仕事とプライベートのオン・オフができ働きやすさや、長く勤めることなどを考えると休日数の多さも気にした方が良いでしょう。

人によって、ホワイト企業の条件は異なりますから、例えば、年間休日数が多くても仕事内容が合っていない人は、毎日の業務が苦痛に感じてしまい、とてもホワイト企業とは思えないという可能性もあるので注意が必要です。

ホワイト企業の特徴とは?

ホワイト企業の特徴を解説していきます。

福利厚生サービスの充実さ

ホワイト企業と呼ばれる特徴として、福利厚生サービスの充実があります。

福利厚生には法定福利・法定外福利の2つの種類があり、法定福利は各企業による違いはないです。

具体的には、労働者の雇用保険・健康保険など企業側が用意しなければいけない福利厚生となっています。

法定外福利は企業側が独自に取り決めている福利厚生で、具体的な手当として従業員の通勤手当・家族手当・育児手当・住宅手当などが挙げられます。

休日がたくさんある

毎日のように長時間労働をしていて、過酷な労働環境の中で働いてきた社会人でホワイト企業に転職を考える際に、今度は年間休日数が多いところに行きたいと思う人はたくさんいるでしょう。

ホワイト企業の明確な定義というのはありませんが、年間休日数が多いところで働ける労働環境や労働条件が、ホワイト企業だと思っている社会人も多いです。

仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけることで、身体を休めたりリフレッシュしやすくなります。

年間休日の多さも大切ですが、有給休暇が比較的自由に取得できる企業であれば、さらに優良企業と言えるかもしれません。

休日がたくさんあることもホワイト企業の特徴と言えます。

給料が多めで残業代が支給される

ホワイト企業の特徴として、業績が安定していたり業界でトップを走り、競争優位性を確保したりしていることが挙げられます。

業績が安定しているということは、従業員に多くの給料を支給できる余裕があり、残業代もきちんと出やすいと言えます。

世の中の企業は、大企業は僅かでほとんど中小企業ですが業績の安定性に関しては、どちらが高いとかは無いので企業規模は関係ありません。

サービス残業がない

社会人として働いているならば、労働時間に対してきちんと賃金が支払われることは重要です。

無駄な残業やサービス残業が無い企業では、ワーク・ライフ・バランスが整っていて私生活の充実度が高くなります。

ホワイト企業のなかには、サービス残業が無くてプライベートの時間をしっかり確保できるところもあります。

コンプライアンス意識が高め

企業は組織で運営しており、多くの従業員が働いていますから気をつけないと様々なトラブルが起きたり、パワハラ・モラハラなどの被害が出たりする恐れもあるでしょう。

ホワイト企業の特徴として、コンプライアンス意識が高く従業員同士の不祥事が、起きたりする可能性が低いことが挙げられます。

ビジネスマナーやモラルをわきまえている人もいて、社内に相談窓口を設置しているところもあり、もし何かあれば従業員の悩みや不安を聞いてあげられるように体制を整えている企業もあります。

ワーク・ライフ・バランスが図れる

ホワイト企業は、夜遅くまで従業員に残業させるということは無い傾向が高く、その結果、ワーク・ライフ・バランスを図りやすいです。

残業が発生せずに、定時で帰宅できると家族との時間をゆっくりと過ごせます。

ワーク・ライフ・バランスが図れることで、家族サービスやプライベートの時間の確保に繋がり仕事や私生活も充実した日々が送りやすくなるでしょう。

人間関係が良い

ホワイト企業の特徴として、従業員同士の仲や社内の雰囲気が良いというのが挙げられます。

人間関係が良い企業は、従業員にとって働きやすい環境であると言えるため離職率が低い傾向があります。

従業員を大切に扱っている企業は、長く勤めてくれる人材が多いでしょう。

 

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年間休日120日が休みの最低ライン?

年間休日数が多い企業に就職や転職を考える社会人は、年間休日120日以上は欲しいと思っている人が多いと言われています。

現在の労働基準法では、年間休日数105日以上と定められているので105日未満の企業は休日数は少ないでしょう。

ホワイト企業は年間休日数が多いところがたくさんあり、120日以上も多々存在します。

ただし、年間休日120日が休みの最低ラインというわけでなく、労働基準法により105日以上と決められているので最低ラインは年間休日105日と言えます。

年間休日数が多い業界

年間休日数が多い企業が、必ずしもホワイト企業とは限らないとお伝えしてきましたが、やはりワーク・ライフ・バランスを意識したい人は休みの多さは重要です。

以下では比較的、年間休日数が多い業界一覧になっています。

・情報通信業界
・研究開発、専門・技術サービス業界
・金融業界
・保険業界
・電気・ガス・熱供給・水道業界
・教育、学習支援業界
・製造業界
・IT業界

上記は、年間休日数が多い傾向にある業界だと言われていますが、あくまで傾向であって各業界の企業によって年間休日数に違いがあります。

企業によっては、年間休日数が最低ラインより、少ないところもあるかもしれませんので参考程度にしてください。

優良企業の判断基準

優良企業の判断基準を解説していきます。

有給消化率が高い

ホワイト企業では、幹部陣や上司が部下の有給休暇を定期的に使うように促している傾向があります。

会社全体で有給休暇を取得しやすい雰囲気を作っているのです。

従業員の有給消化率が高いため、プライベートや家族との時間を充実させることに繋がります。

年間休日120日以上

ホワイト企業の明確な定義はありませんが、年間休日数の多いところに入社をしたいと思う社会人は多いので、優良企業に就職や転職を考えている人は、年間休日120日以上を目安にすると良いでしょう。

そのうえで、完全週休2日制の企業を選ぶことが大切です。

求人募集には、週休2日制と記載されている場合もあるのですが、必ず毎週2日間の休日が確約されているわけではないので、休みを重視している人は完全週休2日制の企業を選ぶようにしましょう。

まとめ

労働基準法では、企業の年間休日数が105日以上だと決められているため、最低ラインと捉えて良いでしょう。

あまりにも年間休日数が少ないところは、ブラック企業の可能性もあるため注意が必要です。

ホワイト企業の明確な定義はありませんが、年間休日数を重視している社会人はできれば120日以上あり、有給消化率が高いところに就職や転職をするのがおすすめです。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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