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2023.06.14

人間関係リセット症候群とは?特徴や原因について!心理状態を解説

人間関係リセット

誰でも生きている以上、他者と関わりながら生活しているものですが、人によっては対人関係に悩んでいる方もいます。

普段の生活や職場での人間関係に悩んでいる人の割合は多く、ストレスの原因になることもあります。

人それぞれ考え方や価値観に違いがありますから、生活するなかで自分と合わない人はいてもおかしくはないでしょう。

極端な考え方をする人は、人間関係そのものをリセットしてしまうこともあります。

人間関係を急に絶ち切ってしまい、癖になっている人は人間関係リセット症候群だと最近呼ばれるようになりました。

今回は、人間関係リセット症候群とは何なのかや、特徴・原因と心理状態などについて解説していきます。

人間関係リセット症候群とは?

人間関係の断捨離をする人は、自分自身や関わりがある人に何らかの原因があったりするので、一概に相手のせいで悩んでいると決めつけるのは良くありません。

友人関係であれば、付き合いや連絡を止めてしまってもお互いに疎遠になるだけで済む場合があります。

ビジネスで関わる人達に対して急に人間関係をリセットしてしまうと、引き継ぎが必要な仕事やまだ関わらないと解決できない作業があったら周りに迷惑をかけることになります。

急に人間関係を絶ち切ってしまったら、今まで関わっていた人の気持ちに戸惑いや嫌悪感が芽生えてしまう恐れもあるでしょう

人間関係に悩んでいる時は、気持ちがネガティブになっていたり追い詰められていたりして、なかなか関わっている人達の気持ちまで考える余裕がある人は少ないものです。

一度、人間関係をリセットするとその時はスッキリした気持ちになれたことで、人間関係の壁に当たる度にまた周囲との関係を切れば良いと安易に考えてしまう人もいます。

そうやって癖がついて、繰り返してしまう人は人間関係リセット症候群と呼ばれています。

人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動とは?

他人との関わりが苦手な人は少なくありません。

多くの人は人間関係に悩みや不満を抱えても我慢したり、妥協したりして交友関係を良好に保っているものです。

人間関係リセット症候群に陥っている人は、他者との繋がりがあることに対して突然、嫌悪感を抱いてしまい拒絶してしまいます。

その状態の時は、相手に対して配慮できなくなっているので時として迷惑をかけたり、失礼な言動や行動が目立ちます。

心の広い人でしたら、親身になって心配してあげる場合もあるでしょうが、相手との信頼関係を損なってしまうケースの方が多いです。

人間関係リセット症候群の人は、以下のような行動をやりがちです。

相手の会話を否定ばかりする

会話をしていて、相手の話に相槌を打ちながらしっかり聞いて受け答えすることは大切ですが、返事や意見を伝える時に否定ばかりする人がいます。

相手の会話を何でも否定する人は、自分の頭の中の知識で情報処理をしようとしがちで、相手のバックグラウンドまで考えて発言しないので、一方的な思い込みをしている場合があります。

相手との会話が心地良くないと感じて、自分と合わないから人間関係をリセットしようと思って行動に移す人もいるのです。

会話している相手からすると、自分の発言が否定ばかりされているので嫌悪感を抱いてしまいます。

考え方や価値観は人それぞれ違いがありますから、相手との会話だけで自分と合わないと判断してしまうのはもったいないです。

仕事を急に退職してしまう

仕事で関わる人は、自分で人間関係を選べませんからどうしても合わない人がいるのは仕方のないことです。

何か不都合なことや理不尽なことがあると、自分のせいではなく周りのせいにしがちな人は、職場で不満があったら仕事を辞めたら解決できるだろうと考えてしまう人もいます。

終わらせなければいけない仕事を抱えていても、人間関係リセット症候群に陥っている人は周りのことを考える余裕が無いため、自分が抜けた後に周りの人達がどのくらい迷惑してしまうのかまで頭が回りません。

今の仕事の状況から逃げ出したい、職場の人間関係を絶ち切りたいと思ったら急に退職してしまう人もいます。

SNSや連絡先を消してしまう

今の時代、TwitterやInstagram、LINEなどのSNSを利用している人がほとんどです。

毎日のようにSNSを利用している人ほど、何かしら他者との関わりが発生しやすいでしょう。

人間関係リセット症候群に陥った人のあるある行動に、他人との関わりが急に嫌になったり面倒になったりしてSNSや連絡先を消してしまうことがあります。

急にSNSや連絡先を消されたら、フォロワーや繋がっている人達は困惑したり心配になったりしてしまいますよね。

また、仕事でSNSを活用して色々な情報発信を頼まれている人が、急にSNSを削除してしまうと業務に支障をきたす恐れがあります。

突然音信不通になる

人間関係リセット症候群になっている人は、これまで仲良くしてきた人でも躊躇なく連絡を無視したり、交友関係を絶ち切ったりする場合があります。

今の人間関係から新たな人間関係を構築しようと思って、突然音信不通になり相手からの連絡を遮断できたことで一時的に安心します。

今まで仲良くしてきた相手からすると、何が原因で音信不通になったのか理解に苦しむでしょう。

人間関係リセット症候群の人は、今は誰とも連絡をとりたくないという気持ちを抱えているため、どんなに親しい友人であっても意思疎通を図ろうとはしないのです。

引っ越しを繰り返す

人間関係に不満や嫌なことがある人で、極端な考え方をする人は誰も自分を知らない新天地に引っ越しして1から人間関係を築いていこうとする人もいます。

ただし、引っ越ししても時間が経過すると人によっては、近隣住民と仲良くなったり、周囲と関わりが深くなったりして煩わしく感じてしまう人もいます。

安定した人間関係を構築した後に、また人と関わっていくのが面倒、煩わしくなったりして次々と引っ越しを繰り返すようになるのです。

転職を繰り返す

人間関係リセット症候群の人で、次々と転職を繰り返してしまう人もいます。

職場で働く日にちが長くなるほど、人間関係が濃ゆくなっていきがちですから、あまり仲良くなりたくないと日頃から思っている人は苦痛に感じやすいです。

転職をしたら、また人間関係をリセットして再構築ができるので、精神が安定するだろうと思って勤め先を変えてしまうのですね。

職場の人達からすると、仕事に慣れてきたタイミングで転職をされるので、せっかく戦力になるように育成してきた人材が急にいなくなることで生産性の低下を招き会社にも迷惑がかかってしまいます。

連絡を返さなくなる

人間関係に不満や悩みを抱えている人のなかには、直接、相手と関わるのも疲れたりめんどくさいと思ったりするのと同時に、間接的な関わりも拒絶する人もいます。

自分の精神状態や体調が良くなったら、SNSや電話などで間接的な関わりをしている人とは返信をする人もいますが、人間関係リセット症候群に陥っている人は連絡を全く返さなくなります。

相手がどれだけ心配したり困っていたりしていても、他人のことまで考える余裕が無いため自分中心の行動をしがちです。

 

人間関係に関連する記事はこちら⇒人間関係がうまくいかない人の特徴や原因!自己肯定感が低いと危険?

人間関係リセット症候群の特徴

人間関係リセット症候群の人は、他人との関わりが深くなってきたら途端に苦手意識が芽生えて、交流していくのがめんどくさい、煩わしいと感じてしまいがちです。

一方で、最初から人と関わることが嫌いというわけではなく、一度、人間関係の断捨離ができたら、また1から人間関係の輪を広げていきたいという気持ちを持っている人が多いと言われています。

関わっている人は、信頼関係や絆が深くなってきた段階で急に拒絶されるため、仲が良い時に秘密や悩みを打ち明けていた人ほど、トラブルになったり音信不通になったりした時のダメージは大きいでしょう。

人間関係リセット症候群の人は、過去に人間関係で嫌な思いをしたことがあったり、気持ちをコントロールすることが苦手で感情的になりやすい、とてもめんどくさがり屋、周囲の目を気にし過ぎだったりする特徴があります。

また、普段の生活リズムや生活習慣が乱れている人も、人間関係リセット症候群に陥りやすいので注意が必要です。

人間関係リセット症候群の原因について!

人間関係リセット症候群に陥ってしまう人には様々な原因があります。

誰でも少なからず、他人との人間関係に悩んだり苦しんだりしている経験はあるものですが、我慢できない人や自力で解決できない人は、ストレスが溜まって関わっている人達との連絡や付き合いを絶ち切るという極端な行動をしがちです。

他人との付き合いが面倒になった

他者と関わっていると、時には自分の予想通りにならない展開になったり、面倒に感じたりする場合もあるでしょう。

どんな人にも人間関係はあり、多くの人は妥協する時はして何とか良好な人間関係を維持しているものです。

人間関係リセット症候群の人の原因として、我慢や妥協できなくて他人との付き合いが面倒になったらすぐに絶縁することが挙げられます。

相手から自分は嫌われていると感じている

ネガティブ思考の人は、自分自身に対する自信があまりもてなくて他人と接する時にオドオドしたり、自分は好かれていないのではないのかと思ったりしがちです。

人間関係リセット症候群の人は、相手から自分は嫌われていると感じてしまうのが原因になっている場合があります。

周りに気を遣うのに疲れた

周囲の人と接していると、ささいなことでも気になり相手に気を遣うことで神経がすり減ってしまう人は、人間関係リセット症候群に陥りやすいです。

周りに気を遣うのに疲れた人は、現在の人間関係を維持するのが嫌になって絶ち切ってしまうことがあります。

人間関係リセット症候群の心理状態を解説

人間関係の不満や悩みを抱えている人は多いですが、人間関係リセット症候群にまで陥ると何か病気じゃないかと思う人もいるのではないでしょうか。

人によっては、うつ病・精神病だと思う人もいるかもしれません。

人間関係リセット症候群の人の心理状態は、自分が病だからそのような症状が出ているというのではなく、ストレスからくるものだと認識している人が多いので、急に病院へ行くことは考えにくいでしょう。

人間関係リセット症候群という名称が、世の中に広まっていて病名を表しているものではありません。

人間が陥りがちな心理状態を表していて、造語の1つとされているので何か明確な治療法があったり、病気というわけではないのです。

現代社会では、インターネットやSNSの普及で四六時中、誰かとコミュニケーションを図れるようになっているので、時に他人と繋がっている状態に疲れてしまい、人間関係を絶ち切りたいという衝動にかられて行動に移す人がいます。

人間関係のリセットは自由になるが1から他人と信頼関係構築が必要

衝動的に今まで築いてきた人間関係を絶ち切ってしまうと、一時的には開放感がでて自由な状態になれたことにスッキリするでしょう。

しかしながら、人間は生きていくうえで他者と全く関わりを持たないというのは困難です。

孤独に生活をしている人もいるのは確かですが、人間らしい生活を送るのであればやはり少なからず、他人との関わりがありますし、良い人間関係を構築していくことが求められます。

すぐに人間関係をリセットする人は、心から打ち明けられる人が側に居ないから、簡単に関係を切ってしまうという状況になっているのかもしれません。

それに、人間関係のリセットは精神的に自由にはなりますが、また1から他人と信頼関係を築いていく必要があるので仲良くなるまでの時間が多く必要だったり、大変さもあったりするでしょう。

 

 

まとめ

生きていく以上、誰でも他者との関わりがあるので時に人間関係に悩んだり不満がでたりします。

ネガティブ思考の人は、特に人間関係に問題が生じたら衝動的に絶ち切るという行動を起こしがちで、深刻な心理状態になると人間関係リセット症候群と呼ばれる症状に陥ります。

人間関係リセット症候群は、病気ではないため何か治療薬があるわけではないです。

改善を考えるならば他人との考え方や価値観の違いを受け入れたり、相談できる相手を見つけて悩みを聞いてもらうなど心のケアを行っていくことが大切です。


この記事の監修は

保育のせかい

キャリアコンサルタント  渡辺愛菜(保育士)

保育士として勤務をした後、一般企業も経験しその後、保育のせかいに入社。

自身の経験をもとに求職者の方々へアドバイスをおこなっています。

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