子供が産まれて、母親としての喜びを噛み締められるのは一瞬で、すぐに子どもが成人するまで子育てに追われてしまいますよね。
パパとママが一緒に協力しあって、育児をしている家庭もありますが、ほとんどはパパは仕事で忙しい毎日を送り、もっぱら育児はママが担当している家庭がほとんどでしょう。
特にお子様が小さいうちは四六時中、自宅で面倒を見なければいけませんからママは一人になる時間がありません。
子育ては楽しさもありますが、しんどいこともたくさんあるのでいつのまにか子育てはもうしたくない!と思ってしまうこともあります。
今回は、子育てをしたくないと思ってしまう理由や、解消法などについてご紹介していきます。
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子育てをしたくないと思ってしまう理由
世の中の子育てをしているママは、自分の育児が100%楽しくできていると自信を持って言える人は多くはないでしょう。
それは、子供が小さいうちは本能で生きていますから、自分が興味を持ったことだけしか関心がなかったり、イヤイヤ期がきて親の言うことを聞かなくなったりと悪戦苦闘するものです。
ですが、それが子供ですから世の中の子育てをしているパパやママ全員に共通していることなのでおかしいことではありません。
ですので、たまに子育てをしたくないと思ってしまうのは仕方のないことなんですね。
そして、育児を楽しめなくなる理由は以下のようにいくつもあります。
精神的にも肉体的にも疲れた
子育てをしているママは、24時間ノンストップで動いています。
買い物や掃除の他に、家族の身の回りのことや子供が夜泣きをすれば対応していますから、一日中、神経をすり減らしながら家庭を守っています。
精神的にも肉体的にも疲れてきますよね。
子供を産んだ、ママなら誰しも同じような日常を送っているでしょう。
感情が無いロボットなら、毎日、淡々と子供の世話をできるでしょうが、感情がある人間ですから、頑張りすぎるとしんどくなってくるんですね。
体力的にしんどい
ママの中には、子供を産むのが高齢な女性もいます。
体力的に辛いから、2人目は無理かなと思ったりしやすくなります。
また、共働き夫婦であれば、ママは仕事と育児を両立しなければいけませんから体力的にしんどくなって、もう子育てはしたくないと思ってしまいやすくなります。
毎日、頑張りすぎるといつか体調不良をおこしたり、倒れたりしてしまいます。
ママが、子供を必要以上に可愛がり過保護に育てすぎている場合もあるので、なにをするにも親に頼ってしまう子に育つ恐れがあります。
頑張りすぎているママの中には、必要以上に体力を使っている人もいるので子供が自分でできることはやらせてあげて、体力を使いすぎないようにしましょう。
予想以上の出費
子供が産まれると、成人まで育てるのに一人1000万円以上はかかる時代だと言われています。
「食費・教育費・洋服・習い事」など、色々なことにお金が必要になるので気がついたら予想以上の出費をしていたと嘆くママもいます。
ママはママで、お子様がいてもいつまでも女性らしさを失いたくないと思って美容室に通ったりする人もいるので家計のやりくりが大変になってきます。
金銭管理は、常に頭を悩ませる問題ですが借金をしたり、クレカで物を何でも購入すると、やがて首が回らなくなる事態になる恐れがあります。
節約できるところはして、お金の使いすぎには注意していきましょう。
子どもの行動をみてイライラ
我が子は、可愛いけど小さいうちは自分で自分のことが出来ないので、例えばママが靴を履かせてあげたり、洋服を着せたり食事をさせたりと手がかかります。
子供が大人と同じような行動を出来ないのは当たり前のことですが、そんな我が子の様子を見てイライラしてしまうこともあるでしょう。
ママのほとんどが、計画的に一日を行動しているものです。
子供のせいでやるべきことが出来なくて後回しになっていき、子育てが辛いと感じてもう育児放棄したい気分になってしまうこともあります。
子育てをしたくないときにやるべきこと
子育ては、楽しいことも辛いことも絶対にあります。
ですので、あまり頑張りすぎるのは良くないです。
子供は成長するに従って、ママやパパのお手伝いをしてくれるようになったり、自分のことは自分でやるようになっていきます。
育児で潰れてしまいそうであれば、考え方を変えて見たり解決法を探ってみましょう。
子育ては頑張らなくてもいい
毎日、子供と一緒に生活しているとママは自分が思うように家事や育児が進まず、好きなこともできないこともあるでしょう。
そうした日々が続くと、ママのストレスはどんどん溜まっていってイライラして子供にキツくあたってしまい自己嫌悪になってしまう恐れもあります。
ですので、たまには子育ては頑張らなくても良いんだと思うことも大切です。
育児ノイローゼになってしまっては、もっと辛いので楽観的になることも必要です。
ときには誰かに子供を預ける
いつもママ一人で、子育てをしている人ほど負担が大きすぎてもう子育てはしたくないと思ってしまうことが多いです。
なので、ときには誰かに子供を預けたり、学童保育所や幼稚園などに預かってもらうこともママの負担を減らすためには大切です。
ストレス発散できる環境をつくる
育児をしているママの中で、ストレスを抱えてない人はいないでしょう。
子育てをしているママは、誰しもストレスを抱えているものです。
ですが、子育てをしたくないと思うか思わないかは、ストレス発散できる環境によっても大きく左右されます。
ママが一人でゆっくりできる時間をつくって、お酒を飲んだりカラオケに行ったり趣味をやったりして、上手くストレスを発散することが大切です。
ひとりで子育てをしようとしない
どんなに可愛い我が子でも、子育て疲れがひどくなると顔も見たくないという思いにかられることもあります。
子育てのほとんどを、ママがしている家庭が多いと思いますが、たまにはパパが仕事の休みの日とかに育児を手伝ってもらったり、親戚の人に面倒を見てもらうことも大切です。
ひとりで子育てをしようとしないようにすることで、ママのストレスを溜まりにくくできます。
パパとママの二人の子供ですから、普段、子育てに参加しないパパもママに任せっきりで悪いなと心の中では思っているものです。
パパが仕事が休みの日は、ゆっくりさせてあげたい気持ちもわかりますが、そもそもママが倒れたら家庭自体が上手くまわっていかなくなります。
ですので、子育てを思い切ってパパに頼ったり、親戚の人にお願いすると育児の負担を軽減することができるでしょう。
子育てしたくないのまとめ
子育ては、楽しいこともありますが辛いことも多いです。
子供が小さいうちは、ママやパパが全力で助けていかないと生きていけないので大変でしょう。
特に、育児はママがほとんどしている家庭が多いので、子供と四六時中一緒にいる生活をしていると、どんなに可愛い我が子でも嫌な面が見えてきます。
ママは疲れが溜まっていたり、ストレスを抱えていると、子供の行動を見てイライラして怒鳴ってしまったり自己嫌悪になってしまう方もいます。
子育てをもうしたくないという気持ちにもなりやすいので、育児ノイローゼになったり夫婦の絆にヒビが入ったりすることになりがちです。
頑張りすぎずに、一人の時間を持ったり周囲の人に子育てを協力してもらったりして楽観的に考えることが大切です。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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