毎日仕事をしていると、業務に関することやそれ以外でも悩みを抱えてしまう人は非常に多く存在しています。
その悩みは難しければ難しいほど、自分で解決するのは難しいところ。
ですが、気軽に誰かに相談できるような環境であれば、そこまで難しい問題ではありません。
逆に、誰にも相談できない環境であれば、悩みはだんだんと大きくなり、つらくなってしまいます。
そこで、仕事で悩みを抱えてしまった場合、どのような対策をとればいいのでしょうか。
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なぜ仕事で悩みを抱えてしまうのか
一生懸命仕事をしていると、それに比例して悩みをもってしまいます。
逆に、適当に仕事をしていれば、悩みなどもつことはないでしょう。
つまり、仕事に悩みをもつということは、真面目に仕事のことを考えているという証拠です。
ですが、せっかく真面目なのにも関わらず、悩みが増えてしまっては意味がありません。
では、どのようなことで悩みを感じてしまうのでしょうか。
自分自身で解決しようとする
仕事で悩みを抱えてしまう原因のひとつに、何か問題が起きれば、自分自身で解決しようと考えてしまうからではないでしょうか。
それは、責任が重くなれば重くなるほど。
頼れる上司いないため、自分で解決するしかないというわけです。
仮に良い上司がいたとしても、なかなか悩みを打ち明けることは難しいのではないでしょうか。
思ったより仕事が覚えられない
仕事なんて時間をつかえば、誰にでもマスターできると思っていませんか。
完全なルーティン作業であれば、それは間違いではありません。
たとえば、工場のライン作業であったり、事務作業であったり。
しかし、専門分野になればなるほど、仕事を覚えるのに時間がかかってしまうもの。
それが、1カ月だけではなく半年以上もかかってしまうことさえあります。
覚える時間が長くなればなるほど、自分に自信をなくしてしまうというわけです。
真面目にしているのにうまくいかない
仕事を真面目に取り組めば取り組むほど、真剣ということです。
しかし、それに反して仕事がうまくいかないことも多々あります。
それが続くと、やる気をなくしてしまい、ついには何事も諦めるようになってしまうでしょう。
仕事が楽しくない
そもそもですが、根本的な問題で仕事が楽しくないというところも、悩みの原因ではないでしょうか。
当然、仕事が楽しいという会社はなかなかありません。
苦労して頑張った対価が給料ですから、面白くないことも、つらいことも沢山まっているはずです。
新しいアイデアが浮かばない
真剣に仕事に取り組んでいると、何かしらのアイデアを求められることがあります。
それは自分が頼られているという結果でもあり、プレッシャーにも感じてしまうことでしょう。
しかし、どう頑張っても良いアイデアが浮かばないと、どうしてもイライラしてしまいますし、悩んでしまいます。
仕事でミスが多い
ミスもなく完璧に仕事がこなせるひとは、どれくらいいるのでしょうか。
おそらくそれは、ほんの一握りにすぎません。
とくに、新人や平社員の場合、経験不足もあってか仕事でミスを多発してしまうことがあります。
それは、ミスをしないようにと思えば思うほど。
こうなってしまっては、まさに負の連鎖です。
そのミスが悩みにかわることで、自分への自信をなくしてしまうわけです。
仕事の悩みを解決する方法
では、仕事で悩みをかかえている場合、どういう対策をとれば改善できるのでしょうか。
絶対に1人で抱え込まずに誰かに相談する
もし、上司や先輩に相談しづらい雰囲気であれば、同期や後輩に相談してみてはいかがでしょうか。
なかなか後輩に悩みを打ち明けるのは難しいですが、逆に後輩からすれば距離感を縮められるメリットがあります。
同じように、もし上司が自分になにか相談してきとしたらどうでしょうか。
それは無視するどころか、真剣に話をきいているに違いありません。
ですから、たとえ後輩だったとしても相談してはいけない、というわけではありません。
ですが、あまり弱気な発言ばかりしていると後輩から信用をなくしてしまうため、言葉を選ばなければなりません。
もはや何も気にしないことも大切
極端な話ですが、もし仕事の悩みがあったとしても、考えるだけ何も起こりません。
ひとりで悩んで、何か解決できるわけでもありません。
ですから、あえて開き直ることも重要です。
それは仕事で失敗しようがアイデアがでなかろうか、なにも気にしないこと。
それくらいの気持ちで挑んだほうが、あとにもさきにも気持ちの部分で楽ということです。
ただし、それを表面上でだしてしまうと、やる気がないとみられる可能性があるため、自分の心の中でとどめておくべきといえるでしょう。
悩みの先にあるゴールを決める
仕事で悩みがあるということは、解決したいゴールがあるということではないでしょうか。
難しく考えずに、そのゴールに向けて進めばいいわけです。
それがどれだけ時間がかかろうが構いません。
最終的にゴールを決めることができれば、誰も文句はいいません。
とにかく何でも行動してみる
仕事で悩んでいても、なにもはじまりません。
ですから、がむしゃらでもいいので、とにかく何でも行動してみることも試してみてはいかがでしょうか。
悩んでいたってなにも前へ進めません。
悩んでいる時間を、行動に変えてみるだけでもずいぶん違ってきます。
もちろん、行動したことによって失敗することもありますが、それも問題ありません。
失敗は成功のもとといったように、なにも恐れずに挑戦することが大切といえるでしょう。
責任感をなくしてみる
仕事を任せられると、無意識に責任感を感じてしまっているのではないでしょうか。
とくに大きなプロジェクトになればなるほど、その責任感は増してしまいます。
しかし、そのプレッシャーに耐え切れずに、大きな悩みをかかえてしまった結果、表情や行動まで暗くなってしまいかねません。
それでは変に心配されてしまうもの。
ですから、あえて責任感を感じないようにしてみてはいかがでしょうか。
ようは気の持ちようです。
責任を感じたからといっても、何かが変わるわけではありません。
ただただ、プレッシャーにつぶされるだけ。
逆に、責任感を感じないようにするだけでも随分変わってきます。
なるようになるの精神で、仕事を進めることが重要といえるでしょう。
悩んでもすすまないなら転職も考えてみる
もし、仕事の悩みが大きすぎて、どうしようもなくなった場合は、転職することも検討しなければなりません。
無理をしてしまった結果、肉体的にも精神的にも参ってしまうことでしょう。
そこで、転職をしていちからスタートした結果、悩みから解放されるということです。
ゼロからのスタートということもありますし、何よりすべてが新鮮です。
ひとつひとつをイチから業務を覚えないといけませんが、悩みとは無縁の生活がしばらく続くのではないでしょうか。
まとめ
仕事の悩みは、だれであってもつきないものです。
しかし、悩んだところで何かが変わるわけではありませんし、悩むだけ時間の無駄ということです。
もし、悩んでしまって立ち止まっているのであれば、とにかく前へ進んでみるようにするべきです。
それができれば、なんでこんなので悩んでいたのだろう、と思ってしまうことでしょう。
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