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2022.04.19

1人暮らしがしたい保育士必見!その基礎知識について解説!

学校を卒業して、保育士として働く人は1人暮らしに憧れを持っている人も多いでしょう。

実家が職場に近いとは限りませんし、自立して勤め先に近い場所に住めれば通勤時間の短縮にもなりますよね。

ですが、初めてする1人暮らしですから不安感がでたり心配になってしまう気持ちもわかります。

思い切って自立することで間違いなく生活力は上がり、たくましく生きていくことができます。

今回は、保育士の一人暮らし事情、基礎知識情報やメリット・デメリットなどについてご紹介していきます。

保育士で一人暮らしはできる?

保育士をしている人で、一人暮らしをしている人は少なくありません。

防犯面・金銭面・住宅の立地条件など色々と、考えて行動をしないと後悔してしまうことになります。

まず実家から一人暮らしの自宅に、荷物を持っていったり家具家電を揃えないといけないので引越し費用や商品の購入費用が必要です。

そして、物件によっては敷金・礼金が必要なところもあります。

保育士として働く時に、一人暮らしの計画は簡単に出来ますがいざ実行するとなると、このようにけっこうなお金が必要になってくることが理解できたのではないでしょうか。

性格的に、人見知りをしてしまう人は、不動産業者や入居する家の大家さんと話をしながら物件を決めていくという交渉も苦手でしょう。

ですが、しっかりと話し合って物件を決めなければ、後々、部屋の広さに対して家賃が高いと思ったり、設備不良があったりと後悔してしまうことになります。

保育士として働く場合も、職場の人達、園児たち、保護者の方達などともコミュニケーション力が必要になってくるので、他人と会話をすることに慣れておくようにしましょう。

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士として働くための服装ってあるの?

保育士が一人暮らしをするメリット

今まで、実家で家族と一緒に生活してきた人は、一人暮らしをすることで色々な気付きがわかるはずです。

一人で生活するということは、メリット・デメリットも当然あります。

一人暮らしを経験するのは、決して人生において間違いではありません。

社会人として働いている人の多くが、一度は自立しています。

日本は、物や資源に恵まれていますので、お金を持っていれば一人暮らしをしていてアレが足りないとかコレが足りないとか不便に思うことは少ないでしょう。

生きていくうえでお金は欠かせません。

まともな金銭感覚を身に付け、一人暮らしの基礎知識をしっかりと頭に入れれば自立した後も後悔しにくいです。

保育士が一人暮らしをするメリットとしては、以下のようなことがあります。

ひとりの時間が作れる

普段、保育士として職場の人達や園児たち、子供を預けに来るママやパパ達と接していますから、自宅に帰っても家族がいることで気が休まらなくなることもあります。

仕事で疲れた後は、一人でゆっくりと過ごしたい時もありますよね。

一人暮らしをしていれば、プライベートな時間(ひとりの時間)を確保できるので気持ちの整理をしたり、周りを気にせず自由に好きなことができます。

場所を選べる

もし、実家から職場が遠ければ、それだけ移動時間がかかるので仕事の行き帰りだけでも疲れてしまいます。

自動車で移動していれば、事故を起こしたり巻き込まれたりする危険性もあるでしょう。

電車通勤であれば、満員電車に巻き込まれるかもしれません。

一人暮らしができる保育士は、勤務先に近い場所に物件を借りることで通勤時間の短縮ができます。

その分、自由に使える時間が増えるので場所を選べるということは、ストレスが減るほかに時間の余裕も生まれるというメリットがあります。

生活力があがる

実家にいると、母親に家事や洗濯、料理などをして貰うことが多くなるので、一人で生きていく力を身に着けにくいです。

その点、一人暮らしを経験することで必然と自分を律して行動をしないといけなくなるので、生活力があがってきます。

今まで家族に任せっきりだった、家事・洗濯・料理などを自分一人でこなさないといけないので、嫌でもたくましくなっていくのですね。

自立してみて、より両親に感謝の気持ちが芽生える人も多いのではないでしょうか。

保育士が一人暮らしをするデメリット

保育士が一人暮らしをするデメリットは、以下のようなことがあります。

お金がかかる

一人暮らしをするようになると、実家に住んでいる時よりも生活費が増えてきます。

食費・家賃・家具家電代・固定費など、色々とお金がかかるようになるので、常識な範囲での金銭感覚をしっかり持っていないと長く自立することは困難になります。

保育士として、一生懸命に働いて得た給料を、娯楽に使いすぎると自由に使えるお金が減ってしまうので注意が必要です。

家事をしないといけない

実家暮らしですと、家事は母親や父親がだいたいしてくれていたでしょうから楽ですよね。

しかし、一人暮らしを始めると自分で家事をしなければいけません。

料理をつくって食べた後は、食器やお皿を自分で洗わないといけませんし洗濯・掃除なども、どんなに仕事で疲れていてもいずれやることになります。

その分、プライベートな時間が削られるので実家ぐらしよりも自由時間が減り疲れが溜まりやすくなります。

防犯面が心配

一人暮らしをする物件が、人通りが無い場所にあると不審者に出会ったら周囲の人の助けを得られにくいので怖いですよね。

特に、男性よりも女性の方が防犯面に対して不安を抱えやすいでしょう。

保育士の仕事が終わるのが夜遅くなってしまって、暗い夜道を恐る恐る進んで帰宅しても自宅では誰も出迎えてくれません。

部屋の中も真っ暗なままですと、誰か侵入者がいたら怖いなと心配になることもありますよね。

このように、一人暮らしでは防犯面が心配になることもあります。

保育士が一人暮らしをしていくための費用について

保育士が一人暮らしをしていくためには、お金が必要になってきます。

実家から、引っ越しをしなくてはいけないので移動する時の費用や、家具家電の運送を業者に頼むのであれば引っ越し代などもかかります。

そして、一人暮らしの物件が賃貸であれば当然家賃が発生し、敷金・礼金なども場合によって必要になるでしょう。

家賃や初期費用は、地域によって違いがあるのでいくらくらい費用がかかるのかという相場は断定できません。

また、家具家電を自分で揃える人もいるでしょう。

このように、自立するためには何かとお金は必要になります。

保育士が一人暮らしをしていくための費用は、最低50万円くらいは貯金しておいた方が無難です。

保育士は借り上げ社宅制度をうまく利用しよう

保育園で働く保育士には、一人暮らしをする際に国の補助が受けれることもあります。

自立には、色々と費用がかかりますが、自治体や国の援助が受けられるという知識を知っているかいないかで生活力に差がついてきます。

保育士は、「借り上げ社宅制度」を職場によっては利用できるケースあるのです。

保育園が契約した賃貸物件を、保育士に住んでもらうことで家賃を国が補助してくれるものです。

例えば、東京都では月額8万2千円を上限に7万円くらいの補助金出たりですね。

ですので、一人暮らしをする保育士は、借り上げ社宅制度をうまく利用しましょう。

保育士の一人暮らしのまとめ

保育士が一人暮らしを始めたら、気をつけないといけないことがたくさんでてきます。

今まで、家族と同居していた人は何かトラブルが起きても、家族と一緒に解決することができましたが一人で決断しなければいけないことも多くなります。

また、長く自立をするにあたって色々な壁にぶつかることもあるでしょう。

一人暮らしのメリット・デメリットや、基礎知識情報を頭に入れておけば問題解決する力がつき、たくましく生活ができるようになるでしょう。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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