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2019.09.18

需要が高まる「障がい児保育」の気をつけるべきことと保育士の心得


保育の現場では「障がい児保育」の知識や経験を問われるシーンもめずらしくありません。

これまで障がい児保育にあたったことがない人も、知識を身につけることで新たな働き方を目指せることもあるでしょう。

そこで今回は、近年ますます需要が高まる障がい児保育について、向き合い方や注意点を解説していきましょう。

障がい児保育とは?

そもそも障がい児とは、療育手帳を持っている子どものことを指します。

どのような障がいがあるのか、またどのくらい手助けが必要なのかによっても違いますが、多くの場合児童発達支援センターや医療型児童発達支援センター、障がい児対応が可能な保育施設で対応を行います。

しかし今、保育園の認可基準が見直されており、支援センター以外でも障がい児を受け入れられる施設が増えてきています。

地域にもよりますが、今後ますます需要は高まっていくと考えられ、それに伴い障がい児の対応ができる保育士の需要も増えていくでしょう。

障がい児保育のために保育士がすべきこと

これから障がい児保育にもあたりたいと考えている保育士がまずすべきことは、障がいにまつわる正しい知識を身につけることです。

保育を通じ障がい児と向き合う上では、「きっとこうだろう」といった憶測の知識は要らず、正しい知識が必要不可欠です。

近年、保育士向けのセミナーや研修でも、障がい児保育がテーマとして選ばれることはめずらしくありませんので、自ら積極的に参加し障がい児保育の理解を深めましょう。

実際に保育の現場で行うことは、日常生活のサポートや各種指導など、一般的な保育業務と同じように感じられるかもしれません。

だからと言って、知識の不十分なままに対応すればさまざまなトラブルや軋轢を生んでしまいます。

特に障がい児の集団生活への適応訓練はその後の日常生活にもかかわる重要なポイントですので、きちんと学び、理解した上で指導にあたりましょう。

本人と向き合うときのポイント

実際に保育の現場に立つときには、事前に身につけた知識を活かして子どもと向き合うと同時に、さまざまなポイントを意識しなければいけません。

まず、保育の現場における常識とも言えることですが、感情的にならないことです。

障がい児保育では、一歩進んで二歩下がるといった具合にうまくいかないことがたくさんあります。

ときには「子どもとの信頼関係を築けていないのでは?」、「自分の指導が悪いのでは?」と自信を失うこともあると思いますが、根気よく向き合っていきましょう。

どうしても自分での対応が難しいと感じるときには、上司を頼り相談する姿勢も大切です。

研修で知識を身につけることももちろん大切ですが、多くはあくまで一般論のため実際に現場に立ちながらトライ&エラーで向き合いましょう。

保護者との連携も忘れずに

上記のように障がい児と向き合うときに覚えておくべき知識や心得はありますが、もちろん一人ひとり障がいの内容は違いますし、求められる対応も変わります。

その子に合った対応を実現するためには、保護者の方としっかり連携をとることも欠かせません。

保護者とコミュニケーションをとる時間を十分に用意し、数年後も見据えてどのような教育をしていきたいかという点も含め、よく話し合いましょう。

その際は、すべて保護者の言う通りにするということではなく「ともに成長をサポートしていきたい」という姿勢を大切にしてください。

また、保護者とコミュニケーションをとる際には、指導していて感じた子どもの魅力的な部分を積極的に伝えましょう。

いつも一緒にいる保護者からは分からない、子どものいいところが明確になることで長所を伸ばすサポートもしやすくなります。

反対に、伝えなければいけないトラブルや困った部分は、できるだけ正直に伝える必要があります。

「どんなときどのようなトラブルが起きたか」と正確に伝え共有することで、より保護者との連携がとりやすくなり、適切なサポートにつながるでしょう。

統合保育も増えている

統合保育とは、障がい児とそうでない子どもを一緒に保育する体制のことです。

障がい児保育にこだわりすぎることで、社会との隔たりができすぎてしまう可能性を危惧する親御さんは、あえてサポートの整った施設よりも統合保育の施設を選ぶ場合があります。

統合保育なら障がいがあるからという理由で人や物事との出会いや関わる機会が限られることがなく、多様な社会経験をしやすくなるのが魅力です。

保護者にとっても、特定の施設にかかりきりになる場合とは違って疎外感を覚えにくくなることから、居心地のよさを感じられることも多いでしょう。

また、他の子どもたちも早くから障がいのある子と同じ空間で生活することで、柔軟かつ適切な対応を学ぶきっかけになり、理解が深まります。

統合保育を実施する施設は増えていますので、この機会に探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

障がい児保育の在り方は、時代とともに変化しています。

子どものため、そして社会のためになる保育を実現するために今一度知識を身につけるのもいいかもしれませんね。

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