好きな人と結婚して、夫婦生活を共にするようになると、いつも夫や奥さんが側に居てくれるだけでとても幸せですよね。
そして、子供が生まれると特に奥さんは子育てに追われる日々を送るようになりますよね。
夫婦二人だけの生活の時は、住まいは特に気にならないかもしれませんが、我が子と一緒に生活するとなると、一軒家がいいかマンション住まいがないか悩む人も多いのではないでしょうか。
特に、一軒家よりも過去にマンションで生活したことない方は不安になりますよね。
今回は、マンションで子育てをするメリットや注意事項などについてご紹介していきます。
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マンションで子育てをするメリット
子どもと一緒に、マンションで生活を始めるにあたり、色々と心配事が出てきますよね。
マンションの高層階で生活するとなると、エレベーターがなければ階段で上り下りしてお買い物や外出をしなければいけません。
子どもと一緒に出かけるとなると、階段で転んだりしないか心配になったり、高層階の部屋のベランダで子どもが落ちる危険性がないかや危ない目に合わないかなどもあるでしょう。
ですが、マンションで育児をするメリットは以下のようにたくさんあります。
セキュリティ面が優れている
マンションで子育てをしていると、時には子どもが留守番をしないといけない場合があったり、外でお子様を遊ばせた時に不審者と遭遇しないか心配になります。
多くのマンションは、「セキュリティー面が優れている」ので安心して子どもに留守番を任せたり、外で遊ばせることができます。
マンションのほとんどが、オートロックシステムを採用していて、ロビーから中へは入居者の方がセキュリティーを解除しない限りマンション内に入ることができないようになっています。
また、24時間体制で警備会社や監視カメラなどで安全対策をしていますから不審者の侵入を防げるようになっています。
駅から近い
マンションによっては、「駅から近い場所」もあるので、電車通勤の場合はすぐに駅に行けるので利便性が高まります。
そして、だいたい駅近の物件はスーパーや商店街などの施設が近くにあることが多いので生活もしやすくなるでしょう。
電車通勤できると、マンションの駐車場を契約したり、車を購入しなくても済むので生活費の節約にもなります。
また、子供が保育園・幼稚園・小中高に通う場合も、別に住まいの近くにある施設を探す必要が無くなるので、通わせてあげたいところの選択肢も増えます。
近隣付き合いをしなくてもいい
一軒家で生活をしているとご近所さんとの付き合いが頻繁にあったり、組合いに参加して色々な活動を行わなければいけないことが多いです。
お住まいのマンションにもよりますが、セキュリティー・防犯対策が万全なマンションであれば、あまり「近所付き合いをしなくてもいい」ことが多いので、ご近所さんとの付き合い方で悩むことが少ないでしょう。
ママとパパだけの夫婦生活でしたら、ご近所付き合いはそこまで気にならないかもしれませんが、子供がいると外で遊ばせたりした時に、マンションの住民の人たちと頻繁に遭遇することもありますよね。
同じマンションに住んでいると、仲間意識が芽生えて優しく接してくれたりお互いに微妙な距離感を保ってくれたりしますから、そこまで深いお付き合いをしなくてもいい場合が多いです。
利便性が良い
マンションは、都市中心部に建設されることがほとんどなので、歩いて行ける範囲に「スーパー・病院・駅・教育施設」などが揃っているところが多いです。
近くに色々な施設があると、普通に一軒家で生活する時よりも周辺施設への移動時間も短縮できるので「利便性が良い」というのもメリットの一つです。
子供は大人よりも身体の抵抗力が弱いので、病気になりやすいですがマンションの周辺に病院があることですぐに診察に行けるので安心できるでしょう。
利便性が良いマンションに住めると、車を所有する必要もなくなるので、その分運転中の事故の危険性も無くなりますし、家計の負担の軽減に繋がります。
同じ世代の子どもが多い
マンションでは、たくさんの住人が住んでいますから、同じような世帯や年代の方達が住んでいるところも多いです。
そのようなマンションでは、「同じ世代の子どもが多い」傾向があるので、たまに我が子と一緒に遊んでくれたり、お友達がたくさんできるかもしれません。
同じマンションに住んでいる同世代の子供と我が子が仲良くなれば、親同士も友達になりやすいので、子育ての悩み事や世間話など色々話せる機会が持てる場合もあります。
なにより、気軽に相談できる人が身近にいるととても安心して生活できるのではないでしょうか。
マンションで子育てする際の注意事項
マンションで、ママやパパが子供を育てていく上でたくさんのメリットがあることをお伝えしてきました。
ですが、育児をする際には注意する点もあります。
一軒家では、気にならないことがマンションでの生活では起こりえますから、生活環境をしっかりと確認してから入居することをオススメします。
ママやパパが気にならないことでも、子供にとっては迷惑になったり危険な目にあう恐れもあるのですね。
騒音
一軒家で生活をするのであれば、わりと隣の家との距離が一定に保たれていることが多いでしょう。
しかし、マンションで育児をする場合、隣の部屋が隣接していますから気になるところは「騒音問題」があります。
集合住宅のマンションに住む以上は、騒音を全く無くすということは無理でしょう。
子供たちが多く住んでいるところは、子ども達にルールやマナーを教えてもすぐには守ってくれない場合も多いですから、子どもが騒ぐ音もすぐには静かにならないでしょう。
まずは、我が子が近隣住民に騒音で迷惑をかけないように言い聞かせたり、家の中に防音マット・防音カーペットなどを敷いてあげて、できるだけ音が出ない環境をつくることが大切です。
そのうえで、隣人の方に挨拶をしておき仲良くなったりして、事前に子供の声やはしゃぐ音で迷惑をかけるかもしれませんと一言行っておけばトラブルも少なくなるでしょう。
高所階からの転落
マンションの上層階は、景色の眺めが良く開放感がありますよね。
ですが、小さいお子様がいる場合は、ベランダ・バルコニーへ出てしまうと「高所階からの転落」の危険性があります。
上層階の部屋に住むママやパパは、ベランダ・バルコニーに子どもが踏み台として使用できる物は置かないようにしたり、勝手に外へ出れないように鍵を閉めるなど安全対策を行ってください。
間取り
子供は部屋の中で、走り回ったりはしゃいだりすることがありますから、角が尖った家具を設置していたり、十分な部屋の広さを確保していないと危険な目にあいやすくなるでしょう。
子供にとって住みやすい「間取り」を考えるならば、我が子の成長を考慮した上で使いやすい間取りを選ぶことが大切です。
また、収納スペースも十分確保できるところを選んだ方が、部屋に物が溢れかえらないのでオススメです。
子育てマンションのまとめ
ママやパパが、子育てをする為に住むマンションは「セキュリティ面が優れている・近隣付き合いをしなくてもいい・利便性が良い・駅から近い・同じ世代の子どもが多い」などのメリットがある場合が多いです。
マンションによって、上記の条件が揃っているかは分かれますが、できればこれらの生活しやすい環境が整っているところを選ぶことが大切です。
また、同時に「騒音問題・間取り・高所階からの転落」など注意するべき点もあるのでメリット・デメリットを考えて比較しながら住みやすいマンションを探しましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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