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2026.09.02

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【保育士必見】季節の変わり目、子どもと自分の体調管理を両立するコツ

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朝晩は涼しくなってきたのに、日中はまだ蒸し暑さが残る——そんな寒暖差の大きい9月・10月は、体調を崩しやすい時期でもあります。保育の現場では、子どもたちの体調変化に気を配りながら、自分自身の体調管理も同時にこなさなければならず、この時期特有の忙しさを感じている保育士も多いのではないでしょうか。

今回は、季節の変わり目に体調を崩しやすい理由と、子どもと自分自身、両方の体調管理を両立させるためのヒントについて考えてみたいと思います。

季節の変わり目に体調を崩しやすい理由

季節の変わり目に体調不良が増えるのには、いくつかの理由があります。まず大きな要因となるのが、寒暖差による自律神経の乱れです。日中と朝晩の気温差が大きくなると、体温調節を担う自律神経に負担がかかり、疲労感やだるさ、頭痛といった不調につながりやすくなります。

また、夏の間に蓄積した疲労が、涼しくなり始める時期に一気に表面化することも少なくありません。暑さのなかで気を張って乗り切っていた分、季節の切り替わりとともに緊張が緩み、体調を崩してしまうというケースは珍しくないのです。

さらに、9月・10月は運動会をはじめとする行事の準備が重なる時期でもあります。忙しさから睡眠時間が削られたり、休息が十分に取れなかったりすることも、体調不良を招く要因の一つといえるでしょう。

子どもの体調変化に気づくためのポイント

子どもたちは、大人以上に気温の変化に敏感で、体調を崩しやすい存在です。季節の変わり目は、風邪や胃腸炎、感染症などが流行し始める時期でもあるため、日々の小さな変化に気づく観察力がこれまで以上に大切になります。

朝の受け入れ時には、顔色や機嫌、体温だけでなく、普段との様子の違いにも目を向けたいところです。「なんとなく元気がない」「いつもより甘えん坊」といった、数値では表れにくい変化も、体調不良のサインであることがあります。

また、気温の変化に応じた衣服の調整も重要なポイントです。朝は肌寒くても日中は暑くなる日も多いため、脱ぎ着しやすい服装を意識することや、活動の合間に汗をかいたら着替えるといった細やかな配慮が、体調管理につながります。

保護者との情報共有も欠かせません。前日の家庭での様子や睡眠時間、食欲の有無などを聞き取ることで、園での過ごし方に配慮しやすくなります。連絡帳や送迎時の会話を通じて、小さな変化も共有し合える関係を築いておくことが、この時期は特に役立ちます。

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保育士自身の体調管理でできる工夫

子どもたちの体調に気を配る一方で、保育士自身の体調管理がおろそかになってしまうことも少なくありません。しかし、保育士が体調を崩してしまうと、クラス運営や周囲の負担にもつながってしまいます。だからこそ、自分自身の体調管理も、仕事の一部として意識しておきたいところです。

まず基本となるのが、睡眠時間の確保です。忙しい時期はどうしても睡眠が後回しになりがちですが、疲労回復や免疫力の維持には十分な睡眠が欠かせません。就寝前の過ごし方を見直し、少しでも質の良い睡眠を取れるよう工夫することが、体調管理の土台になります。

服装面では、脱ぎ着しやすい重ね着を意識することで、寒暖差に対応しやすくなります。特に、汗をかいたあとに冷える時間帯は体が冷えやすいため、羽織るものを一枚持っておくと安心です。

食事についても、忙しさから簡単なもので済ませてしまいがちですが、栄養バランスを意識した食事は、体調を維持するうえで大きな役割を果たします。難しく考えすぎず、野菜や発酵食品を意識的に取り入れるなど、無理のない範囲で工夫していくことが大切です。

感染症が増え始める時期に意識したいこと

秋から冬にかけては、さまざまな感染症が流行し始める時期でもあります。保育の現場は特に感染が広がりやすい環境であるため、基本的な予防意識を高めておくことが重要です。

手洗い・うがいの徹底は、子どもたちだけでなく保育士自身にとっても基本の予防策です。おむつ交換や食事の介助など、子どもとの接触が多い保育士だからこそ、こまめな手洗いを習慣づけることが、自分自身と子どもたち双方を守ることにつながります。

また、室内の換気を意識することも、感染症予防の観点から効果的です。気温が下がってくると窓を閉め切りがちになりますが、適度に換気を行うことで、空気中のウイルスや菌の滞留を防ぐ効果が期待できます。

体調がすぐれないと感じたときに、無理をせず早めに対処する姿勢も大切です。「このくらいなら大丈夫」と我慢を続けてしまうと、悪化してから長引いてしまうことも少なくありません。早めの休息や受診を心がけることが、結果的に長い目で見た体調管理につながります。

一人で抱え込まず、周囲と協力する視点

体調管理というと個人の努力に目が向きがちですが、保育の現場では、周囲との協力体制も重要な要素です。誰かが体調を崩した際にお互いにカバーし合える雰囲気があるかどうかは、無理をしてでも出勤しようとする空気を防ぐことにもつながります。

日頃から、体調がすぐれない同僚がいたときには声をかけ合い、無理をさせない配慮を心がけることも、チーム全体の健康管理につながる大切な視点です。自分自身が体調を崩した際にも、早めに周囲に相談し、休める環境を作っていくことが、長く働き続けるためには欠かせません。

まとめ

季節の変わり目は、子どもたちだけでなく保育士自身にとっても体調を崩しやすい時期です。日々の観察を通じて子どもたちの小さな変化に気づくことと同時に、自分自身の体調にも目を向け、無理をしすぎない働き方を意識することが大切です。

忙しい時期だからこそ、睡眠や食事といった基本的な生活習慣を丁寧に見直し、周囲と協力し合いながら、この季節を健やかに乗り切っていってほしいと思います。

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この記事の監修者

監修者の写真

森 大輔(Mori Daisuke)

保育のせかい 代表

《資格》

保育士、幼稚園教諭、訪問介護員

《経歴》

2017年 保育のせかい 創業。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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