仕事をどうしても休まなくてはいけない状況は、社会人の多くが経験するものです。
どのような理由があるにしても、簡単に休める職場はあまりないでしょう。
休む理由によっては、罪悪感を感じる人もいるはずです。
仕事を休む時に、できるだけ職場側に角が立ちにくい理由を言いたい人も多いのではないでしょうか。
今回は、仕事を休む時に職場側に角が立ちにくい、あるある理由15選をお伝えしていきます。
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仕事を休む時に職場側に角が立ちにくいあるある理由15選
仕事を休む時に職場側に角が立ちにくい、あるある理由15選を紹介していきます。
急な体調不良
急な体調不良は、誰にでも起こり得るため、職場でも比較的受け入れられやすい理由です。
例えば、朝起きたら高熱が出ていたり、頭痛や吐き気がひどくて動けない状態になったりなどです。
風邪で38度以上の高熱がある場合は、無理して出勤するよりも休養をとった方が良いでしょう。
ある社会人は、過去に急な風邪で声が出なくなって、電話対応ができないと判断して休んだことがあったそうです。
上司から無理せず休んで大丈夫だと言われたので、とても安心して休むことができたという感想がありました。
急な体調不良で休む際は、回復の見込みや翌日の出勤の可否について伝えるようにすると、職場側の理解を得やすくなります。
子どもの学校行事
子育て中の社員にとって、子どもの学校行事への参加は重要な仕事を休む理由となります。
例えば、入学式や卒業式、運動会などの大きな行事だけではなく、授業参観や個人面談などもあります。
子どもの運動会や授業参観といった学校行事は、ママやパパにとっては欠席しづらい大切なイベントでしょう。
共働き家庭で、子どもの小学校の卒業式に出席するため、職場に休暇をお願いしたことがあったそうです。
職場側からは、大事な日だから仕方ないよねと快く承諾してくれたそうです。
子どもの学校行事は日程が限られているため、多くの職場で理解を得やすい理由となっています。
事前に分かっている場合は、早めに上司に相談し、業務の調整を行うことが大切です。
家族の体調不良
自分は健康でも、家族が体調不良になると介抱したり、付き添ってあげたりしないといけない家庭もあります。
ある社会人の人は、奥さんが高熱が出て寝込んでしまったので、このまま放置してはいけないと判断して、急いで職場に連絡をしたそうです。
自分は健康だったので、仕事を休む連絡をするのは申し訳ないと思いつつも、悪化したら最悪な状況になってしまうため、ベストな選択なはずとポジティブに考えました。
職場の上司は、自分の体調面も心配してくれて、有給休暇扱いにしようかと、相談されたのでお願いしたそうです。
有給消化ができたことで、仕事を休んでも給料に反映されるため、精神的に楽になって奥さんの介抱に集中できたというあるある理由がありました。
婚葬祭
冠婚葬祭は社会的にも重要な行事であり、多くの人が納得しやすい理由です。
例えば、結婚式や葬儀への参列は、仕事を休む正当な理由として広く認められています。
公務員として働いてる方の体験談で、父親の葬儀のため、数日間間の特別休暇を取得した過去があったそうです。
職場側へは、父親が帰らぬ人になってしまったので、葬儀の準備と喪主としての役割があるため休ませていただけないか、と説明したところ上司も同僚も深く理解してくれたという声がありました。
特に葬儀の場合は急なケースも多いため、職場でも柔軟に対応してもらえることが多いでしょう。
ペットの病気
最近では、ペットが家族同然という考え方が広まっています。
社会人が仕事を休む理由として、ペットの急な病気やケガを伝えるケースも増えています。
ある社会人の人は、飼い猫が突然具合が悪くなって、緊急で動物病院に連れて行く必要があったそうです。
職場側へは、家族同然のペットが急病で、緊急治療が必要なためと説明したところ、上司も同情してくれて休ませてくれたというあるあるエピソードがありました。
ペットの病気で休む場合は、ペットの状態や緊急性を具体的に説明できるように考えを練って、できるだけ早く連絡することが大切です。
インフルエンザや感染症の疑い
インフルエンザや感染症が原因で、仕事を休んだことがあるという人は一定数います。
インフルエンザは季節性で、12月~3月が流行シーズンですから、冬の時期は要注意です。
ある社会人の方は、熱が39度でてしまって、急いで病院で診察してもらったら、インフルエンザと言われたそうです。
すぐに職場に連絡して、インフルエンザが理由で仕事を休ませてもらえませんかと伝えたら、上司から体調の心配と完治するまでは、安静にしておきなさいと言われています。
インフルエンザや感染症を発症してしまったら、治るまで時間がかかったり、高熱がでたりするので厄介です。
具合が悪くても職場に行かなければと、考える人もいるかもしれませんが、職場で咳を撒き散らすと、他の人にもうつってしまう恐れがあります。
自宅で治るまで大人しくしているか、早急に病院で治療を受けることが大切です。
ぎっくり腰
ぎっくり腰は突然襲ってくる痛みですから、自力で動けなくなることも少なくありません。
突然の腰痛は、歩くことが苦痛になりやすいので、職場まで行く体力を削られますよね。
ある事務職をしてる人は、朝、起き上がろうとした瞬間にぎっくり腰になって、立つことすらできなかったそうです。
職場には、ぎっくり腰で動けない状態のため、本日は休ませていただきますと伝えて、整形外科を受診し、回復できたら出社しますと連絡したそうです。
その時に、上司から無理せず治療に専念するようにと言われて、回復するまでしばらく会社を休んでいたという感想がありました。
ぎっくり腰は激しい痛みで動けなくなる場合もあるので、職場側も理解を示しやすい理由の一つです。
身内の介護
親や祖父母の介護のために、仕事を休むケースもあります。
身内の介護は長期的な対応が求められる場合もあるでしょう。
ある社会人は、一度母親の介護施設への緊急対応が必要になったことがあるそうです。
職場に連絡したら、上司から家族第一だからと理解してもらえた経験があり、とても感謝しているという感想がありました。
高齢化社会に日本はなってきていますので、両親や祖父母など身内の介護問題は、今後も増えていくことが考えられます。
歯が痛くなった
突然の歯痛で、仕事を休む経験をしている人もいます。
夜から急に痛み始め、朝起きた時点で痛みが我慢できないほど強まるパターンも珍しくありません。
放置すると、仕事どころではなくなるほど辛くなってしまうケースもあるでしょう。
ある社会人は、夜中から続く激しい歯痛で翌朝に、歯医者に駆け込んだことがあったそうです。
職場へは午前中休ませていただきますと連絡したところ、上司からは治療を優先するようにと言われて、午後から出社したそうです。
激しい痛みや腫れを伴う場合は、早急な治療をした方が安心でしょう。
歯痛だけで休むのかと上司から言われる人もいるかもしれませんが、突発的に表れやすい症状ですし、対処を怠ると長引くため、しっかり説明することが大切です。
保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の転職がうまくいかない!失敗した人のあるある体験談15選
家庭のトラブル
突発的な家庭の問題も仕事を休むあるあるな理由になります。
例えば、水漏れや電気トラブルなど緊急性の高い問題です。
ある教員職の人は朝、キッチンの水道管が破裂して、家中が水浸しになってしまった過去があったそうです。
職場には自宅で水道管が破裂し、業者の対応を待つ必要があるため、午前中休ませていただきますと連絡しました。
校長先生から、家の問題を優先するようにと言われて、落ち着いて対応できたそうです。
早急な対応が必要な場合は、職場側も理解をしてくれやすいでしょう。
車の故障
通勤手段として車を利用している社会人も多いので、車の故障などトラブルも起きる場合があります。
朝エンジンをかけても反応しない、通勤中にタイヤがパンクしたなど、物理的に出社が難しくなるケースがあります。
ある社会人の方は、職場へ出勤途中に車のエンジンが突然止まり、再始動できなくなったことがあったそうです。
会社には車が故障して動けなくなったため、レッカー対応と修理を待つ必要があり本日は休ませていただきますと伝えたそうです。
上司からは身の安全を心配されて、休むのを承諾してもらえたという声がありました。
会社によってはタクシーや、公共交通機関の利用を提案してくることもありますが、突発的な故障が起こったタイミングによっては間に合わない可能性もあります。
身内の危篤
身内の危篤という状況では、一刻も早く駆けつける必要があります。
家族や近親者が危篤状態に陥った場合、仕事を休んで病院に駆けつけることは当然の対応でしょう。
ある社会人の人は、実家から父親が危篤状態だと連絡があって、すぐに実家に戻る必要があったそうです。
職場へは父親が危篤状態なので、すぐに実家に戻る必要があるため、しばらく休暇を取らせていただきますと連絡したそうです。
職場の上司からは、深刻さを理解してもらえたため、しばらく休めるようになったというあるある体験談がありました。
結婚式への参列
友人や身内の結婚式への参列は、仕事を休むあるある理由になっています。
結婚式への参列で休む場合は、できるだけ早めに休暇を申請して、式の日程や自分の役割を具体的に説明すると良いでしょう。
お祝いの場へ招待された以上、早めのスケジュール調整は一般的な手順としても自然に受け止められます。
職場側も祝福ごとに関しては、すんなり承諾してくれるケースが多いでしょう。
仲人や主賓を務める場合は、長い休暇が必要になる場合もあるかもしれません。
ある公務員の方は、大学時代の親友の結婚式に出席するために、金曜日の午後から休暇を取ったそうです。
職場へは親友の結婚式に出席するため、金曜午後から月曜まで休暇を取りたいと、事前に申請したところ、快く承認されたそうです。
病院での定期検診
病院での健康診断や人間ドック、持病の定期検診は多くの職場で仕事を休むあるある理由になっています。
定期検診で休む場合は、できるだけ早めに休暇を申請し、検診の種類や必要な時間を具体的に説明しましょう。
健康管理は仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼすので、重要視されています。
ある社会人の方は、年に一度の人間ドックのため、休暇を取得したいと職場に事前に申請したそうです。
上司からは、健康管理は大切なので、しっかり受診してくださいと言われて、不安なく病院で人間ドックを受けられたそうです。
持病がある
慢性的な持病を理由に突然休まざるを得ない状況は、悪化したら大変なので職場側は、理解してくれるところが多いでしょう。
持病といっても種類はさまざまです。
腰痛や偏頭痛などの痛み系から、メンタル面での疾患、通院治療が必要な病気まであります。
ある社会人の方は、昔から腰痛持ちで入社時に職場に伝えていたそうです。
働き出して間もない頃に、突然、腰が痛くなって持病が悪化していると判断して、すぐに職場に連絡をして休ませてくださいとお願いしたそうです。
職場には入社時に聞いていたことを、覚えていた人がいたので迅速な対応に繋がりました。
周囲に持病が時々悪化するかもしれないことを伝えておくと、もしものときも互いに慌てず対処が可能です。
まとめ
仕事を休む理由をどのように伝えるかは、円滑なコミュニケーションを図るうえでも大切なポイントです。
何らかの正当な事情があるにせよ、理由やタイミングを誤ると、職場側に不審感を持たれたり、負担を感じさせたりして印象が悪くなってしまいかねません。
社会人が仕事を休む際は、どのような理由で休む場合でも、できるだけ早く具体的に状況を説明し、仕事への影響を最小限に抑えることが大切です。
仕事を休む理由には様々な事情がありますが、大切なのは誠意を持って職場側へ説明することと、普段から信頼関係を築いておくことです。
そうすることで、職場の人間関係が円滑になり、休まざるを得ない状態になっても、職場側は気持ちの良い対応をしてくれやすくなります。
仕事と私生活のバランスを取りながら、健康で充実した社会人生活を送りましょう。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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