生きていくうえで食べるという行動は欠かせません。
社会人になって働き出すと頭も体力も使いますから、昼食をしっかり食べて午後も頑張るという人もたくさんいます。
肉体労働をしている人ほど、たくさんのエネルギーが必要になるので、お昼ご飯を一杯食べる人が多いです。
保育士も体力勝負の職業と言えるので、お昼ご飯は給食を食べているのか、気になる人もいるのではないでしょうか。
今回は、保育士のお昼ご飯は給食なのかや、弁当持参OKなのかと昼食事情などについてお伝えしていきます。
Contents
保育士のお昼ご飯は給食?
保育園では子ども達に給食を提供しているところがたくさんあります。
給食が支給されると、毎日のお昼のメニューを考えなくて良いですし、お弁当の準備も必要がないので手間がかかりません。
栄養バランスが抜群のお昼ご飯を、食べられるのも健康的で嬉しいですよね。
保育園によって保育士のお昼ご飯は、給食になるのかならないのかは分かれてきます。
なかには、給食にするかお弁当の方が良いかを、選択できるところもあるようです。
給食が支給されない保育園では、保育士にお弁当を持参してもらったり、給食代を支給して自分で外出して、食べてきてもらうようにしているなど、ケースバイケースです。
給食が出る場合は、保育園に給食代を支払う必要があったり、無料で食べれたりなど費用も職場によって違いがあります。
保育士のお昼ご飯は弁当持参OK?
上記でお伝えしたように、保育園によってお昼ご飯が給食かお弁当なのかは異なります。
ただ、基本的には認可保育園の保育士は給食が提供されることになっており、認可外保育園ですと職場によっては、お弁当を持参してもらうようになっているケースがあります。
認可保育園によっても、保育士のお昼ご飯にお弁当を持ってきて欲しいと、お願いする場合があるので給食と同じように、ケースバイケースです。
お弁当を職場に持っていくとなれば注意したいのは、食あたりの危険性があるということです。
梅雨の時期から夏場は、食あたりしやすいため衛生面に気をつけなければいけません。
保育士のお昼ご飯は外食しても良いの?
保育園によっては、給食が支給できないから保育士のお昼ご飯は、外食するようにしているところもあります。
昼食代は保育士の自己負担となる職場もあれば、支給されるケースもあります。
お昼ご飯の費用を保育士が自己負担する場合、多くの保育園で給料から、天引きする仕組みを採用しているようです。
ただし、保育園ではたくさんの子ども達が生活していますから、外出して保育士の人数が少なくなったら、園児達に目が行き届かなくなって危ないです。
そのため、保育園のなかには休憩中は、外出不可としているところもあります。
保育士のお昼ご飯は給食と弁当どっち派が多い?
給食派と弁当派の割合は、保育園の方針や個々のライフスタイルによって異なります。
給食派の保育士は、園で提供される給食を利用しています。
どちらが多いかは一概には言えませんが、どちらもそれぞれのメリットがあるので参考にしてみてください。
給食は栄養バランスが考えられており、毎日のメニューが変わるため、食事にバリエーションがあるのが特徴です。
給食が提供される保育園では、栄養バランスが考慮された食事を摂ることができて、手間がかからず準備の時間を節約できるのも大きな利点です。
一方、弁当派の保育士は、自分で作ったお弁当を持参しています。
弁当派の保育士は、自分の好きな食材や料理を選んで作れるため、食事の時間が楽しみになります。
手作りのお弁当は、食材の選択から量の調整まで、自分の好みに合わせられるため、健康管理にも役立つでしょう。
保育士はお昼ご飯を我慢するのは身体に良くない
保育士さんは体力勝負の仕事ですから、お昼ご飯を我慢するのは良くありません。
しっかりと休憩時間を取って、昼食でエネルギーを補給した方が良いです。
昼休憩が短い、あるいは昼食を摂る時間が不規則であると、保育士は十分な休息を取ることができず、午後の業務に支障をきたす可能性があります。
例えば、血糖値が低下して、疲労感や集中力の低下を引き起こしたり、長期的には栄養不足や体調不良を引き起こしたりです。
なかには、保育士の仕事をしていて忙しさのあまり、お昼ご飯を抜いてしまう人もいるでしょう。
お昼ご飯を我慢するのは、身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、無理はしないでください。
また、食事を急いで食べることも良くないとされており、食事を開始してから20分経過しないと満腹感を得るためのホルモンが分泌されないため、早食いは避けるべきです。
保育士のお昼ご飯事情
保育士のお昼ご飯事情をお伝えしていきます。
給食代が必要な場合も
給食代が必要な保育園では、保育士は給食費を自己負担して子ども達と、同じ給食を食べるスタイルになっています。
給食代は園によって異なりますが、月額での支払いが一般的です。
給食費が必要な場合、保育士は給食代を月々の出費として、計算に入れておいた方が良いでしょう。
給食に関しての福利厚生がある職場も
給食の提供や昼食代の支給がある保育園は、保育士の給食代が福利厚生の一環になっているところもあります。
福利厚生の一環として給食が提供されると、経済的な負担が軽減されるため大きなメリットです。
保育士は無料や割引価格で、バランスの取れた給食を利用できるため、昼食の準備にかかる時間やコストを節約できます。
職場側は保育士の働きやすさを考慮して、長期的な人材確保を目指している可能性があります。
給食は好きなものを食べれるとは限らない
給食は栄養バランスが考えられているため、必ずしも自分の好きなものが出るわけではありません。
食べ物の好き嫌いが特に激しい保育士にとっては、給食が毎日の楽しみにならない人もいるでしょう。
給食を提供する保育園では、子ども達と同じメニューを食べる場合、味付けが薄めであったり、食材の選択が限られていたりする昼食になりやすいです。
給食は栄養面でのバランスが取れていると言えるので、身体に良い昼食です。
お弁当は自分の好きなおかずを入れられる
お弁当を持参する保育士も多くいます。
昼食の準備を保育士に任せる保育園は、コスト削減や運営の柔軟性を優先しているかもしれません。
お弁当なら、自分の好きなおかずを入れられるので、食事の楽しみが増えます。
健康管理やダイエットを意識して、自分で栄養バランスを考えたお弁当も作れますよね。
お弁当作りは、食材の選び方や調理方法に工夫を凝らせば、健康的な食事を楽しめます。
保育士がお昼ご飯を食べる場所
保育士にとって、昼食は貴重なリフレッシュ時間です。
昼食を食べるタイミングや場所は、保育園やクラスの年齢によって異なります。
多くの場合、職員室や専用の休憩室で食事をとりますが、子ども達と一緒に教室で食べる保育士も少なくありません。
まとめ
保育士のお昼ご飯は、職場によって給食となるのか、お弁当の持参や外食になるのかは変わってきます。
給食が支給される保育園では、子ども達と一緒にお昼ご飯を食べる時は、食事のマナーや子どもたちの安全に気を配る必要があります。
お昼ご飯事情が気になる人は、働き始める前の面接の時に聞くようにすると良いでしょう。
自分が思っていた昼食と違っても心構えができたり、別の就職や転職先を探せたりできるので安心できます。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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