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2024.07.23

保育士が子どもや保護者に言ってはいけないNGワードとは?

保育士は子どもや保護者、職場の人達と定期的にコミュニケーションを取りながら、仕事に取り組むことが求められます。

子どもや保護者の前でNGワードを言ってしまうと、職場や保育士の評価が下がってしまう可能性があります。

なかには、無意識にNGワードを言ったり、自分の言葉遣いが悪いことを、認識していなかったりする保育士もいるかもしれません。

NGワードはどんなに柔らかい言い方をしても、相手にとっては不快感や嫌悪感を与えてしまうことになるので、言わないようにしなければいけません。

今回は、保育士が子どもや保護者に言ってはいけない、NGワードについてお伝えしていきます。

保育士が子どもに言ってはいけないNGワードとは?

保育士が子どもに言ってはいけない、NGワードをお伝えしていきます。

命令口調

子ども達は自分達の意見や感情を尊重されることで、自己肯定感を育てます。

命令口調で話すと、子どもに対して威圧的な印象を与え、恐怖や不安を感じさせることがあります。

命令口調ではなく、優しく促すような言い方を心掛けましょう。

子どもを否定する言葉

否定的な言葉は、子どもの自己評価を下げ自己否定的な思考パターンになりがちです。

例えば、「ダメな子どもね」とか「何もできないね」といった否定的なNGワードを、保育士が言うのは良くありません。

子どもを否定する言葉は言わずに、前向きな言葉を使うようにしましょう。

子どもを比較する言葉

子どもを他の子どもと比較すると、劣等感を感じさせたり自分の価値を見失いがちになります。

それぞれに個性があり成長のペースも異なります。

一人ひとりの個性や成長を尊重して、個々のペースで成長を見守ることが大切です。

保育士が保護者に言ってはいけないNGワードとは?

保育士が保護者に言ってはいけない、NGワードをお伝えしていきます。

子どもを侮辱する言葉

子ども達は自己肯定感を育てるために、周囲からの言葉に大きく影響を受けます。

子どもを侮辱する言葉は、自尊心を傷つけたり保護者が聞くと心理的なダメージを受け、信頼関係を損なう可能性があります。

子どもの成長や発達には個人差があるので、否定的な言葉は自信を失わせるきっかけになりかねません。

保護者側に寄り添わない言葉

保護者の気持ちや状況に寄り添わない言葉もNGです。

子どもを預けるママやパパと、保育士の間の良好なコミュニケーションは、子どもの発達にとって重要になります。

保護者が自分の意見や感情を無視されると感じると、保育士とのコミュニケーションを避ける可能性があるでしょう。

保育士は相手の立場に立って共感を示すことが大切です。

保護者の意見や子育てを否定する言葉

保護者の意見や、子育ての方法を否定する言葉も避けるべきです。

子どもを預けるママやパパは、自分の子どもを一番よく知っている人です。

保護者が子どものために行ってきた、今までの努力や考えを否定することになります。

保育士のアドバイスを受け入れる意欲を失ったり、子育てに対する自信を失う可能性があります。

保育士がNGワードを言ってはいけない理由

保育士が子どもに対して使う言葉は、子どもの成長や気持ちに大きな影響を与えます。

NGワードを言ってしまうと、子どもの心に深い影響を与えて、自尊心や自己肯定感を傷つけてしまう恐れがあります。

特に、否定的な言葉や命令口調の言葉は、子どもにとって深刻なダメージを与える可能性があるでしょう。

NGワードを使わない代わりに肯定的な言葉を使ったり、子どもの気持ちに寄り添ったりして、子どもの成長を支えるようにした方が良いです。

例えば、「よく頑張ったね偉いね」とか「次はこうしてみようね」といったポジティブな言葉は、子どもの自己肯定感を高められます。

NGワードやネガティブな言葉ばかり、保育士が子どもに対して言っていると、子どもが保育士に対して不信感を抱く原因となります。

保育士は子どもの成長をサポートするために、子どもの気持ちに寄り添い共感しながら適切な言葉を選んだり、肯定的で励ましの言葉を使ったりすることが大切です。

保育士は子どもや保護者にNGワードは使わず相手を思いやろう

保育士は職場で子ども達の、身の回りの世話をしながら長時間を過ごします。

特定の園児と長い時間、接しているとなかには本当の親のような、気持ちになる保育士もいるでしょう。

日中は保護者よりも保育士の方が、子ども達の面倒をみますから親代わりを務めていて、保護者よりも園児の気持ちは理解していると思う保育士もいるはずです。

保護者や子どものことは決して嫌いというわけではなく、つい親切心からNGワードを言ってしまう保育士は、子どもや保護者と今後の関係性が悪化する恐れがあるので注意が必要です。

子どもや保護者に対して否定的な言葉を言ったり、不快感を与えるような口の聞き方をしたりなどは、止めた方が良いでしょう。

NGワードを言うのではなく、相手に思いやりの気持ちを持ちながら共感したり、理解を示したりすることが大切です。

保育士がNGワードを使うことで人柄を判断されがち

人間の印象を決めるのは言動や態度ですよね。

保育士がNGワードを子どもや保護者に言っていると、言葉遣いから人柄を判断される可能性があるのです。

NGワードは相手にとって不快になる言葉ですから、使っている人は良い印象は持たれません。

どんなに言葉遣いに気をつけようと思っていても、自分自身で口の悪さを自覚していない人は気づけません。

自覚していない子どもや保護者と対応している時に、相手から言葉遣いの悪さを指摘されることになります。

保育士がNGワードを使うことで、マイナスの印象を相手に与えてしまいますから、本当は音は悪くない人でも誤解されてしまうでしょう。

普段から言葉遣いに気をつけて、NGワードを使わないことが大切です。

保育士はNGワードだけではなく普段から言葉遣いに注意しよう

どんなにNGワードを子どもや、保護者に言わないように気をつけていても、普段から言葉遣いが悪い保育士はいつかボロがでてしまう恐れがあります。

子ども達の前で保育士がNGワードを言ったり、言葉遣いが悪かったりすると、園児達には良い言葉なのか悪い言葉なのかの判断ができないので、どんどん覚えていきます。

そうすると、例えば、自宅に帰って保護者と一緒に過ごしている時に、先生が言っていた言葉遣いを真似るかもしれません。

両親から子どもの言葉遣いが悪いのは、保育園や保育施設で覚えているのだろうと思われて、職場や保育士の評判に悪影響を及ぼす恐れがあるでしょう。

保育士は子どもの見本にならなければいけません。

NGワードだけではなく、普段から言葉遣いに注意しながら仕事をすることが大切です。

まとめ

保育士は子どもや保護者と接する時に、NGワードを言ってしまうと相手を傷つけたり、信頼関係を損なったりすることに繋がります。

保育園や保育施設に預けられる子どもは幼いです。

保育士が何気なく言った言葉を、一生懸命に覚えようとする子どももいるでしょう。

言葉遣いが悪かったり、NGワードを言ったりしていると子どもが覚えてしまう可能性があります。

子どもの成長に悪影響を与えたり、保護者を悲しませたりするのは良くありません。

保育士として子ども達が安心して、成長できる環境を提供するために、言葉の選び方には十分注意しましょう。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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