保育園や保育施設では、季節の行事やお遊戯会などたくさんのイベントがあります。
保育士は、子どもの生活サポートや健康管理などがメインの行事ですが、イベントの企画・運営にも携わります。
勤務先によっては、行事担当を決めているところもあるでしょう。
子ども達や保護者の笑顔を引き出し楽しんで貰うためには、失敗したくないですよね。
どんな出し物をすれば良いのか、頭を悩ませている保育士もいます。
今回は、保育士の面白い出し物5選や誰でもできて、失敗しない面白い出し物の選びかたなどについて解説していきます。
Contents
保育士ができる面白い出し物5選
保育士として働いている人は、子ども好きな方が多いですが園児達から人気があるとは限りませんよね。
基本的に、保育園や保育施設に預けられる子どもの面倒を見ることがメイン業務ですから、時には叱ったり注意したりする時もあるでしょう。
保育園や保育施設に預けられている子どもによっては、この先生は口うるさいから嫌だなと思っているかもしれません。
子どもと密に関わる保育士は、毎日、長時間接するので我が子のように可愛いく思えてくる方が多いのではないでしょうか。
子ども達のために、素敵な想い出に残るようなイベントを開催したいと思う保育士はたくさんいるでしょう。
できれば、イベントの時に面白い出し物を子ども達の前で披露して、笑わせたり楽しませてあげたいですよね。
園児達にウケる出し物ができれば、好感度アップに繋がるので子ども達の人気者になれる可能性があるでしょう。
保育士ができる面白い出し物5選を紹介していきます。
紙芝居
絵を描いたり、ストーリーを考えたりする必要がありますが、「紙芝居」は子どもウケが良いです。
例え、絵心が無い保育士が描いた絵でも、面白い感じに表現できていれば、子ども達は笑ってくれるはずです。
また、紙芝居を参考にスケッチブックで制作する出し物として、「スケッチブックシアター」をおすすめします。
紙芝居やスケッチブックシアターの出し物は、ところどころで声を出しながら進めていくので子どもを惹きつけることができるでしょう。
クイズ
仕掛けや小道具を用意したり、制作する手間を必要とせず簡単にできる面白い出し物が「クイズ」です。
子ども達に合わせて、答えやすいクイズを出すことが大切です。
例えば、はたらくくるまの名前当てクイズをしたり、シルエット当てクイズをするなど色々なやり方がありますよね。
一番簡単なやり方は、○☓形式で解答してもらうことです。
クイズによっては、考えても答えがわからない子どももいるので、なかなか正解できなくてイライラしたり不機嫌になってしまうかもしれません。
○☓で解答できるクイズでしたら、子ども達全員が答えられるので安心です。
なぞなぞ
クイズと似ていますが、保育士の面白い出し物として「なぞなぞ」も人気があります。
例えば、「パンはパンでもうんともすんとも言わないパンは何?」とかのなぞなぞを、子ども達全員に聞こえるようにゆっくり大きな声で問いかけることが大切です。
ちなみに、このなぞなぞの答えは無視=蒸しパンです。
子ども達にわかりやすい、なぞなぞをチョイスするようにしましょう。
手品
ちょっと、仕掛けや小道具を準備したりする手間は入りますが、子ども達が大盛り上がりする可能性があるのが「手品」です。
子ども相手ですから、そこまで複雑な手品(マジック)はする必要ありません。
You Tubeとかで、手品の参考動画もたくさんアップされているので、それを視聴しながら練習するのもありでしょう。
人形劇
保育園や保育施設で、定番の面白い出し物があります。
それは「人形劇」です。
人形を制作したり準備する必要がありますが、きっと子ども達に楽しんでもらえるでしょう。
人形劇の上演時間は、子どもの集中力が途切れてしまわないように最長15分位を目安にした方が良いです。
保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の必需品はこれっ!絶対に持っておくといいアイテムについて
失敗しない保育士ができる面白い出し物の選びかた
保育園や保育施設で働いているからこそ、園児達から好かれて人気者になりたい保育士は多いはずです。
そのためには、イベントの時に面白い出し物ができた方が有利です。
子ども達が盛り上がるような、出し物をしたいと思っているけれど、何がウケたりヒットするのかは披露するまで誰もわかりません。
だけど、子ども達の前で披露する出し物は、失敗したりスベりたくはないですよね。
やっぱり、面白い先生は子ども達から好かれる可能性が高いですから、せっかくイベントで出し物をやることになったら、優しくて面白い保育士だと思われたい人は多いのではないでしょうか。
普段は、クラスの子ども達だけしか触れ合う機会が無く、担当している子ども達以外では面白いと思われていない場合もありますよね。
イベントの時は、保育園や保育施設にいる子どもや職員全員が参加するところもありますので、一気に園全体で人気者になるチャンスでもあります。
できるだけ、失敗やスベらないためには以下のような注意点があります。
子どもの年齢に合わせる
保育園では、0歳から小学校に入学前まで幅広い年齢の子どもがいます。
全ての子ども達に、保育士が披露した出し物を面白い、楽しいと感じて貰えるわけではありません。
乳児クラスは、手遊びや歌などを取り入れた出し物を披露したり、幼児クラスはクイズやなぞなぞなど、子ども達が考えながら楽しめるものをすると良いです。
子どもの年齢に合わせた、面白い出し物をイベントで行うことが大切です。
ですので、大人目線で出し物のネタを考えるのではなく、子ども目線でどんなものがウケる、面白いと思ってくれるだろうかと考えましょう。
今までやったことがない出し物を選ぶ
子どもは好奇心旺盛で、新しい気づきや発見があると目をキラキラさせて夢中になって取り組むものです。
イベントの出し物は、毎回、似たようなことをしていると、それは去年も見たよと思われて飽きてしまったりする恐れがあります。
できれば、子ども達の間で人気や流行っているものを出し物として披露してあげましょう。
今までやったことがない出し物を、イベントで見せてあげると子どもの好奇心を掻き立てられる面白い、楽しいと思ってもらえる可能性があります。
保育士がしんどくない出し物を選ぶ
保育士の仕事は、子どもの生活サポートはもちろんのこと、保育日誌の作成、保護者対応、デスクワークなど多岐に渡ります。
毎日、多くの仕事量をこなさなければいけないので、イベントの出し物の用意にあまり時間をかける暇が無い保育士もいます。
イベントの出し物の準備に、あまり時間を割けない状況でも手を抜くのはおすすめしません。
手を抜いた出し物を、子ども達の前で披露してしまうと全然ウケなかったり、失敗してしまう恐れがあります。
ですので、あまり手間がかからず簡単かつシンプルな出し物を考えることが大切です。
保育士が、しんどくない出し物を選ぶようにすると良いでしょう。
子ども達の前で披露するので、複雑だったり考え込まないと理解できないような出し物は、嫌がられたり面白いと思ってもらえません。
簡単でシンプルな出し物でしたら、子どももすぐに理解できて楽しめますよね。
保育士の出し物面白いのまとめ
保育士は、普段は子どもの生活サポートや保育日誌の作成、保護者対応、デスクワークなどの仕事を行っていますが、季節の行事やお遊戯会、イベントの企画・運営をすることもあります。
イベントの時に、面白い出し物を子ども達の前で披露したいけれど、何が良いのかわからず悩んでいる保育士もいます。
保育士の出し物として、子どもウケが良いのは「紙芝居・クイズ・なぞなぞ・手品・人形劇」などがおすすめです。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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