保育園は、女性が多いので化粧や髪型、服装などを気にしやすいです。
園によって、身だしなみに厳しい所とそうではない所があったり、明確な禁止ルールは決められていません。
前髪の長さや髪型に対して、悩んでいる保育士は多いです。
子供をおんぶしたり、抱っこした時に髪が長ければ子どもの目に入って傷をつけてしまう恐れがありますので、保育士として相応しいヘアースタイルをする事が大切です。
今回は、保育士に相応しい髪型・前髪についてや、ふさわしくないヘアースタイルなどについて紹介していきます。
Contents
保育士で理想的な前髪は?
男性にはあまりわかりませんが、女性の多くは前髪の長さやセット感を気にしています。
保育士の女性も、職場でどんな前髪をした方が良いのか悩んでいる人は少なくありません。
理想的な前髪は、顔や表情がハッキリ見える位の長さです。
あまりにも前髪が長すぎて、目が髪で隠れていると園児達は、先生の表情を読み取れないので怖がってしまいます。
保育園に預けられた子ども達にとって、保育士は第2の親のような存在です。
子供達に好かれる為には、清潔感がある髪型に整える必要があります。
女性であれば、オシャレも楽しみたいのはわかりますが、保育士の仕事には個性的なヘアースタイルは必要ありません。
仕事中は、子供の安全や成長を第一に考えながら取り組みましょう。
園に明確な、ヘアースタイルのルールが無い場合、自分一人だけ派手な髪型や髪色にしていると職場の人達も同じようにやって良いと勘違いする恐れもあります。
社会人として相応しい髪型や髪色は、ルールや決まり事を作らなくても大人なら理解していると保育園側も思っているから、うるさく言わないだけかもしれません。
間違いないのは、ショートの髪型にして、髪色は黒色、前髪は目の上で揃えるようにしていれば何の問題も無いでしょう。
保育士にふさわしくない前髪・髪型は?
保育士に相応しいヘアースタイルを理解したうえで、ふさわしくない前髪・髪型も知っておくと失敗しにくいです。
しかし、髪色に関しては年配の保育士は、白髪染めをしている女性もいるので完全な黒色というわけではないのでヘアカラーは園によって大丈夫な所とNGな所があります。
また、保育園に子供を預けに来るママの多くが、若い時から髪の毛を茶髪や他の色に染めていた経験があるので保育士が黒髪ではなく茶髪にする事に関しては、理解を示しているママも多いです。
ですが、髪型は以下のような事に気をつけるべきです。
奇抜
髪の長さを、腰辺りまでの超ロングヘアーにしたり、奇抜な髪型にすると子供と接した時に目に入ったり、保護者からの印象も良くありません。
耳よりも高い位置で、髪の毛を束ねたポニーテールの髪型もおすすめできません。
ポニーテールの垂らした部分が、子どもの目に入ったり顔を振った時に束ねられた髪が、顔や身体にぶつかって怪我をさせる恐れがあるからです。
保育士は、オシャレに気を遣う事が仕事に繋がるわけではないです。
髪型をアレンジしたい女性は、休日にウィッグなどを使用してオシャレを楽しむ事をおすすめします。
アクセサリーだらけ
保育士の髪型で、ヘアピンやアクセサリーを使用する事はNGです。
子供に当たると、怪我の原因になりますし、床に落ちて子どもが口に入れてしまう恐れがあります。
保育園児は、好奇心旺盛な年頃ですから何にでも興味を持ってしまいます。
子どもの安全や命を守る事が、保育士の役目ですから危険な目に遭わせないようにしなければいけません。
香料の強い髪
髪の毛を整えたりまとめる時に、整髪料を使う保育士もいます。
整髪料は、髪の毛に塗るとあまり目立たないのでわかりにくいですが、香料が強ければ子供が吸って刺激臭になり体調不良を引き起こす恐れがあります。
整髪料は、無香料タイプをつけるようにしましょう。
髪の毛に塗りすぎてしまうと、子供を抱っこやおんぶした時に、子どもの顔や身体に保育士の髪の毛が触れた時についてベタベタになるので注意が必要です。
また、抱っこやおんぶ中に園児が先生の髪の毛を触って、手がベタベタになってしまう恐れもあります。
皮膚が弱い子供は、アレルギー症状を引き起こしたり、肌がかぶれるかもしれませんので、整髪料のつけすぎも気をつけるべきです。
前髪が長すぎる
前髪が長すぎると、子供は顔が隠れている保育士を見て怖がってしまいます。
特に、目まで前髪が覆いかぶさっている髪型にするのは止めましょう。
前髪が長くて、すぐにカットできない時は、前髪をヘアゴムで留めるなどして顔がハッキリ見えるようにします。
ヘアピンやアクセサリーは、前髪を留めるのに使用しないでください。
保育業務中は、髪型をセットしたり前髪を整えたりする時間がとれない事も多いです。
なので、出勤する前の自宅に居る時に、鏡を見ながらヘアースタイルを整えましょう。
長年、同じような髪型にしていると飽きがくるかもしれませんが、髪型のアレンジは休日にして、保育士として働いている時は不快に思われないヘアースタイルを心掛ける事が大切です。
保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の腰痛は職業病?少しでも改善するためにやるべきこと
保育士がよくえらぶ前髪・髪型は?
保育士は、保育園での髪型に関して注意しなければいけない事がたくさんあります。
色々と気を使いますが女性の保育士は、男性のように髪の長さを極端に短くはしなくて大丈夫です。
保育士がよくえらぶ前髪・髪型は、ショートやミディアムヘアースタイルが多いです。
ショート
清潔感があって、髪の長さや髪型で一番理想的なのはショートヘアースタイルです。
髪の崩れを気にせずに保育業務に集中できますし、髪の毛が子供の目に入ったり顔や身体にぶつかって怪我をさせるリスクが少ないです。
ショートの髪型にすると、顔の輪郭がハッキリわかるので気にする女性は抵抗があるでしょう。
しかし、保育士は子どもの安全や命を守る事が職務なので、仕事の為に苦手な髪型に挑戦してみるのも立派です。
自分では似合わないと思っていたけど、いざショートの髪型にしてみると案外、良い感じに見えるなど新たな発見があるかもしれません。
ミディアム
腰あたりまで髪の毛を伸ばすのは良くありませんが、肩くらいの長さのミディアムヘアースタイル位であれば許容範囲です。
顔を振った時に、髪の毛が乱れたり子供達の顔や身体に当たらないように、ヘアゴムで束ねましょう。
ミディアムヘアースタイルでも、ポニーテールは子供の為に避けたほうが良いでしょう。
保育業務中に、ずっと髪を束ねていたら夏場など蒸れてしまう恐れがあるので、仕事が終わったらすぐにほどいた方が良いです。
仕事中は、髪を束ねたり結んで、勤務終了後に髪をおろすなど髪型のアレンジを楽しむこともできます。
保育士前髪のまとめ
保育園で働く時に、保育士は髪型や髪色に注意が必要です。
前髪が目を覆うような長さにしていると、子供が見た時に保育士の表情がわからないので怖がらせてしまうのでNGです。
理想的な前髪は、目の上でカットされた長さでショートの髪型がおすすめです。
園によって、髪型のルールがあったり無かったりするので、明確な基準はありません。
しかし、髪が長いと子供の目に入ったり、顔や身体にあたって怪我をさせる恐れもあるので、長くてもミディアム位の長さで抑える事が大切です。
奇抜な髪型や、ヘアピン・アクセサリーの使用はNGです。
整髪料のつけすぎにも注意しながら、周囲の人達に不快感を与えないようなヘアースタイルをしましょう。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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