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2022.04.19

保育士は保育園以外の仕事ってあるの?その種類について解説!

保育士の国家試験を受験して合格した後は、保育園で働くことがスタンダードになっています。

それは小さい頃から、保育士さんの働き口として聞き馴染みがあるところが保育園だからでしょう。

実は、保育の資格を取得していれば、他の施設や職業でも仕事をすることが可能なのです。

ほとんどが、チームワークが必要になりますが、例えばフリーランスとしてベビーシッターは一人で業務を行うことができます。

今回は、保育士は保育園以外の仕事はあるのかや、その種類と良い仕事に就くためには転職エージェントに相談が大切なことなどについてご紹介していきます。

保育士資格を活かせる仕事について

あまり、保育園以外で働ける場所があるのかや、業務内容は知られていません。

保育士資格を活かすことができる職業や施設は、以下のようにたくさんあります。

ベビーシッター

日中、自宅で子供の世話ができないママやパパの代わりに、依頼主のお宅に伺いお子様の面倒を見る仕事が「ベビーシッター」です。

保護者の家に伺う他に、病院・結婚式場などに設置している託児所などに勤務するという雇用形態もあります。

ベビーシッターは、一時的に子供を預かり依頼主のママやパパによって、どのくらいの時間、お子様の世話をすれば良いのかは変わってきます。

一人で子供の面倒を見る機会が多いので、保育園のように集団行動をしなくて良い分、人間関係があまり気になりません。

学童保育園

保育園で預かる子供は、幼稚園生になるまえのお子様達ですが小学生を預かる施設でも働くことができます。

それが「学童保育園」です。

小学生のお世話をするとなると、不登校の子や何か学校で問題行動を起こしている子の面倒を見るのではと思う方もいるでしょう。

実際は、小学校の放課後や長期休みの時に預かったりすることがメインです。

ですから、学童保育園に預けられる子供は全員何かの問題を抱えていたり、心の闇を抱えているわけではないのですね。

保育園の子供達と比べると、小学生の子たちのほうが成長していますので、体力的にはお世話をするのは大変になります。

児童家庭支援センター

家庭環境が悪いお子様の相談に乗ってあげたり、子供が悩みを抱えている時に悩みの解決やケアをしてあげる施設が「児童家庭支援センター」です。

きちんと、保護者や子どもに寄り添ってあげられる人でないと、働きにくいといえるでしょう。

共感力やコミュニケーション力が、とても求められる職場です。

企業内保育所

保育園以外で、世の中の企業が社員のために敷地内や隣接した建物に設置しているところが「企業内保育所」です。

日中、仕事で忙しいママやパパは、勤め先の職場に我が子を預かってくれる施設があると登園・降園の移動時間も気にする必要もありませんし、安心感もありますよね。

企業が休日の時は、伴って企業内保育所も休みになるところがほとんどです。

病児保育園

病気になってしまった、お子様を預かる施設も存在します。

それが「病児保育園」です。

病院とは違うので、保育士が直接医療行為をするということはありません。

虚弱体質のお子様が多いので、普通の保育園と比べると体力的な負担は少ないでしょう。

常に、子どもの健康状態を気にする必要があるので医者や看護師ともコミュニケーションが必要になる場合があります。

院内保育園

病院の敷地内や、近隣にある施設が「院内保育園」です。

看護師や医師など、医療従事者のお子様を預かるところです。

すぐ近くに、病院があるので万が一預かっている子供が体調不良になっても、すぐに処置・治療ができるので安心感があります。

ママやパパが、病院関係者が多いので24時間体制で保育業務を行っているところもあります。

幼児教室

お子様を預かって、身の回りの世話や運動をさせることが保育園の業務です。

保育園のように、子どもを預かるということは同じですが勉強をさせたり、スポーツを教えたりする施設が「幼児教室」です。

幼児教室に通う子供は、面倒を見るというより語学やスポーツなどを教えるので学びに関して特化しています。

小さい頃から、色々なことに挑戦させてあげることで、行動力や自分で考える力が育まれます。

子ども用品メーカー

保育士の資格を取得しておけば、「子ども用品メーカー」でも働くことができます。

一般企業に就職できるのは、意外だった方も多いのではないでしょうか。

子ども用品メーカーでは、洋服や玩具などの子供用品の製造・販売などに携わることができます。

子育てをしながら、自分の子供に似合う衣類を揃えるのが上手になったり、流行りのオモチャを手に入れやすくなります。

また、育児中の友人、知人にも色々とアドバイスできるので頼りにされることも多くなりやすいです。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の仕事内容ってどんなの?基礎知識や資格についてを公開!

保育士は保育園以外でも需要はかなりある

このように、保育士は保育園以外でも需要はかなりあるということが理解できたのではないでしょうか。

基本的に、保育士の資格は保育という専門知識を学ぶので、あまり応用が効かないのではと思いがちですが仕事の幅は広げることが可能なんですね。

それに、例えば、最初は保育園で働いていたけど退職してしまい、もう一度保育園で仕事をするのにトラウマを持ってしまって働く意欲が沸かないという人もいます。

ですが、上記のように保育園以外でも需要があるということがわかれば、保育士としては合わなかったけど他の職業・施設では適性があるかもしれないとポジティブに考えることもできますよね。

人間関係の構築が苦手な方は、フリーランスでベビーシッターの仕事をしてみるということもできます。

ほとんどが、チームワークが必要になってきますが、適性が合えば一人でビジネスをすることも可能です。

多種多様な働き方が出来るということは、自分に合った仕事内容に辿り着くチャンスも多くなるでしょう。

保育士として活躍したいなら転職エージェントに相談しよう!

保育士として働く場所は、保育園だけではなく色々なところに就職可能です。

一度、保育士の資格を取得していれば、退職しても再就職することもできます。

ただ、ネガティブな理由で転職するにしても、キャリアアップを目指して職場を変えるにしても次の就職先は安易に決めないほうが良いです。

労働条件や待遇に不満があったら、転職しても長続きはしないでしょう。

より良い労働条件や待遇を求めるのでしたら、転職エージェントに相談しながら決めるのがベストです。

自分の独断と偏見で就職先を決めてしまうと、確認すべきことが抜けていたりこんなはずではなかったと後悔する人も中にはいます。

転職エージェントの方と一緒に、ヒアリングをしながら転職が天職になるような職場を見つけてみてはいかがでしょうか。

保育士保育園以外の仕事のまとめ

保育士の資格を取得すれば、保育園以外でも働くことができます。

「学童保育園・ベビーシッター・児童家庭支援センター・企業内保育所・病児保育園・院内保育園・幼児教室・子ども用品メーカー」といった職場などです。

どうしても保育士は、勤め先で協調性が求められる仕事ですが、フリーランスとして働くこともできるので人間関係の構築があまり上手くない方はそのような働き方が合っているでしょう。

どうしても自分で、会社を決められない方は思い切って転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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