子どもを育てていると、24時間・365日ママやパパは気が休まることはありませんよね。
自由奔放さが、子供の良さでもありますから、子供の行動力や成長力を側で見ていると親として頼もしく見えるものです。
ですが、幼少期のうちは本能で行動をしていますから、ママやパパが良かれと思って伝えたことに反論したり、イヤイヤ期で反抗期がきたりして両親を困らせます。
子供の育児は、世の中の多くのママやパパが悩んでいることですから、子育ての大変さはどこの家庭でもあり似たような悩みをもっています。
今回は、子育てが大変な時期やと乗り越え方などについてご紹介していきます。
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子育ては超大変!何がしんどい?
子供は天真爛漫な性格で、大人の私達が思いつかないような発見をしたり、純粋な気持ちで接して来ますから、子どもを持つママやパパにとって愛おしく癒やしの存在です。
ですが、赤ちゃんの頃は、まだ会話ができないので機嫌が悪くなると大泣きしてアピールしたりします。
少し成長して言葉が話せるようになると、ママやパパの言うことを聞かなかったり、食べ物の好き嫌いが激しくなったり色々なことで両親を困らせます。
それに、育児をしているママやパパは、仕事や家事とも両立しなければいけないので、子育てが超大変になってきますよね。
赤ちゃんが生まれてから、授乳やオムツ替えをしなければいけませんし、子供が成長してくると日中は子どもの遊び相手になってあげたりしてママやパパの肉体的・精神的な負担が増えてきます。
また、お子様の性格が大人しいのか、気性が荒いのかによっても子育ての大変さが変わってくるでしょう。
兄弟がいるご家庭であれば、長男は育児が楽だったけど、次男は子育てが大変だったというケースもあります。
同じ様に兄弟を育ててきたけど、どちらも子育てが楽だったといえないということは家庭環境だけが影響しているのではなく、子どもの性格も関係があるということです。
兄弟を持つママやパパは、兄弟の育ち方の差があると子育て方法が間違っていたのかなと悩む方が多いですが、お子様の気質もおおいに関係があるので、それに合わせた対応をしていくことが重要です。
子育てで大変な時期
子育ては、ママやパパの二人で協力し合ってする事は大切です。
共働き夫婦で、子どもを育てている家庭は、特にワンオペ育児になりがちですよね。
家族でお子様を大切に育てていくことは、当たり前のことですが、時にはママとパパだけでお子様を育てるのに大変な時もあるでしょう。
できるだけ、ご近所さんや周囲の人達にも協力をしてもらえるようになれれば、育児負担がグッと軽くなります。
子育てが大変な時期は、「0歳~3歳」位までだと言われています。
なぜなら、その位の年齢のお子様はまだ会話ができませんし、物事の善悪の区別もついていないから、両親を困らせてしまうことも多いのですね。
つまり、自分のことが自分一人ではまだ何もできないといった成長段階ですから、ママやパパがつきっきりで面倒を見る必要があります。
そして、3歳から4歳頃にお子様によって個人差はありますが「反抗期」が訪れることもあります。
別名は「イヤイヤ期」と呼ばれていて、この時期の育児は本当に大変だったというご家庭が多いです。
子育てが大変だと思ったときにやるべきこと
ママやパパが、子育てをするのはどの家庭でも大変なのはわかるのですが、ずっとイライラとやストレスを抱えたままの育児はおすすめしません。
ある日、我慢に我慢を重ねて積もり積もった不満が、一気に爆発して子供に八つ当たりしたり、体調不良になってしまう恐れもあるのです。
そういう事態を避ける為には、子育てが大変な時期に入る前にあらかじめ、乗り越え方の対処法を理解していれば、肉体的・精神的な負担がグッと減ります。
日本人のママやパパは、真面目な性格の方が多いですから仕事や家事・育児も全部両立しながら上手くやっていこうとする傾向が強いです。
そして、理不尽なことがあっても我慢強いことが多いので、後々、不満が爆発するといったママやパパがいるのですね。
その不満がエスカレートしてしまうと、昨今、日本では幼児虐待や家族に対して暴行事件などもけっこうな頻度で起きていますよね。
家族の絆を強くする為には、ママやパパとお子様との仲を深めながら、たくさんの愛情を注ぎながら子どもの成長を暖かく見守っていく必要があるのです。
何もしない日を作る
一般家庭において、ママは家事・育児をしパパは仕事を頑張っていることが多いのではないでしょうか。
最近では、パパもママの役割を担う「主夫」をしている男性も増えてきました。
どちらともに言えることは、子育ては何年・何十年もしていかなければいけない大切な義務ですから、毎日フルパワーで頑張っていては体力が持たなくて途中で燃え尽きて鬱っぽくなったり、ストレスが爆発して危険なことをしてしまう恐れもあります。
子育てが大変な時期を乗り越える為には、たまには「何もしない日」を作ってあげてましょう。
パパ・ママのどちらかが、今日は一日ゆっくり休んで良いよと相手に伝えて気遣ってあげることが大切です。
パパママお互いに相談できるようにする
パパやママは、それぞれ家庭で役割分担があるでしょう。
例えば、パパは仕事をするから、ママは子育てや家事を頑張ってねとお互いに約束しているケースも多いです。
ただ、時間が経過していくと、それぞれで忙しい毎日を送っているのでお互いに何をしているのかを把握できなくなり、すれ違いの生活になってしまうことも多いのです。
そうなると、お互いに普段、話し合う機会がつくれないので不満や愚痴が出てきたりする恐れがあります。
ですので、子育てをしているパパやママは特に、定期的お互いにどんな事で悩んでいるかや不満を持っていないのかを相談することが大切です。
寝られるときは少しでも寝る
子供は、24時間見守っていないと、自宅で危険なもので遊んだり変な物を飲み込んでしまい体調不良を起こしてしまう恐れもあります。
外のほうが、もっと危険がたくさんありますから、外出中でもママやパパは全然気が抜けませんよね。
四六時中、育児には気を抜けませんから、少しでも寝られるチャンスがある時は少しでも眠って体力を回復させておくことが大切です。
趣味に没頭する
一日中、子供の世話をしていると、グッと疲れが溜まりますよね。
仕事をしている、ママやパパも子育てと同じ様に一日の終わり頃には疲れが溜まっていてグッタリしてしまうでしょう。
そして、ようやくお子様が眠ってから夫婦の時間を楽しむ方たちも多いです。
できるだけ、ストレスや不満を発散するためには、お子様の手がかからない時間帯に趣味に没頭してみるのもおすすめです。
子育てに大変な時期はあるがいつかは終わりがやってくる
赤ちゃんが生まれてから、ママやパパの子育ては慌ただしく始まります。
何人か産んで育てている夫婦であれば、何となく子供の成長過程を把握しているので、子育てに慣れて育児が大変な時期でも難無く乗り越えられる方達もいます。
ですが、特に初めて子育てを夫婦でする場合は、育児の要領や対処法がわからないので悩みも多いでしょう。
子供が3歳を過ぎて、幼稚園に入園する時期には、お子様も徐々に言葉を話せるようになってきて、育児負担がグッと減ってきます。
子育てに大変な時期はありますが、いつかは終わりがやってくるものですから、たくさんの愛情をお子様に注ぎながら大切に子育てをされてください。
子育ての大変な時期のまとめ
子育てが大変な時期は、各家庭の家庭環境や個人差はありますがだいたい「0歳~3歳」程度だと言われています。
できるだけ、ママやパパのどちらかがワンオペ育児にならないように、定期的に夫婦で会話をする時間をつくって、お互いを労いながら子供と家族の愛を育んでいきましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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