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2025.09.24

2025.09.25

保育士が活躍できる新しい働き方を施設・雇用形態別に12選紹介

保育士として毎日頑張っている中で、今の働き方に疑問を感じていませんか?
給料の低さや長時間労働、人間関係のストレスなど、保育士を取り巻く環境は決して楽ではないでしょう。
しかし、保育士資格を生かせる働き方は、実は従来の保育園勤務だけではありません。

本記事では、認定こども園や児童発達支援施設などの新しい施設形態から、保育士が活躍できる12の新しい働き方を紹介します。
ぜひ最後まで読んで、理想の働き方を見つけてください。

【施設形態別】保育士が活躍できる新しい働き方6選

働き方を変える選択肢は、雇用形態の変更だけではありません。
保育士の資格を生かせる施設は多様化しており、それぞれに異なる特色や役割があります。

ここでは、保育士が活躍できる代表的な施設を6つ紹介します。

  • 認定こども園は保育と教育の両方ができる
  • 児童発達支援施設は療育スキルが身につく
  • 放課後等デイサービスは学齢期の支援ができる
  • 小規模保育園は少人数でじっくり関われる
  • 企業内保育園は福利厚生が充実している
  • 病児保育施設は医療知識も生かせる

それぞれ見ていきましょう。

認定こども園は保育と教育の両方ができる

認定こども園は、幼稚園と保育園の両方の機能をあわせ持つ施設です。
保育を必要とする0歳から就学前の子どもを預かるだけでなく、幼稚園のように教育的な側面も担います。

保育士資格に加え、幼稚園教諭免許も保有している場合に活躍の場が広がるでしょう。
保育と教育の両方に関われるため、幅広い知識やスキルを習得できるのが大きな魅力です。
子どもの年齢や発達に応じた多様なアプローチを学びたい方や、将来的にキャリアの選択肢を広げたいと考える方に向いています。

参考資料:こども家庭庁「認定こども園概要」

児童発達支援施設は療育スキルが身につく

児童発達支援施設は、発達に特性のある未就学児を対象とした通所施設です。
子ども一人ひとりの発達段階や特性に合わせた個別支援計画に基づき、日常生活や集団生活への適応をサポートします。
保育園での経験に加え、専門的な療育スキルを身につけられるのが特徴です。

子どもと深く関わり、その成長を間近で支えることに大きなやりがいを感じられるでしょう。
障がい児保育に興味がある方や、一人ひとりに寄り添った丁寧な支援をしたいと考える方におすすめの職場といえます。

放課後等デイサービスは学齢期の支援ができる

放課後等デイサービスは、障がいのある小学生から高校生までの子どもたちが、放課後や長期休暇中に利用する施設です。
生活能力向上のための訓練や、創作活動、地域交流の機会などを提供します。

乳幼児期とは異なる、学齢期の子どもの成長を支援できるのが大きな特徴です。
子どもたちの自立に向けたサポートや、学習支援に興味がある方にとって魅力的な環境でしょう。

小規模保育園は少人数でじっくり関われる

小規模保育園は、定員が6名から19名以下と定められた、0歳から2歳児を対象とする保育施設です。
一般的な保育園に比べて子どもの人数が少ないため、家庭的な雰囲気の中で一人ひとりと密に関われます。
ゆったりとした環境で、子どもに寄り添った保育をしたい方に最適です。

子どもだけでなく、保護者とも丁寧な関係を築きやすいことも特徴です。
子どもたちの細かな成長や変化に気づき、喜びを感じたい方に向いています。

企業内保育園は福利厚生が充実している

企業内保育園は、企業が従業員のために設置する保育施設です。
利用する保護者がその企業の従業員であるため、連携が取りやすいという特徴があります。

運営母体が一般企業であるため、保育業界の常識にとらわれない働き方ができる可能性があります。
土日祝日が休みであったり、年間休日が多かったりと、福利厚生が充実しているケースが多いのも大きな魅力です。
仕事とプライベートの両立を重視する方や、安定した労働環境で働きたいと考える方にとって、有力な選択肢の1つになるでしょう。

病児保育施設は医療知識も生かせる

病児保育施設は、病気やけがの回復期にある子どもを、保護者に代わって一時的に預かる施設です。
通常の保育園とは異なり、子どもの健康状態を観察しながら、安静を保てるようなケアが中心となります。

保育の知識に加え、医療的な知識も生かせる専門性の高い職場です。
少人数での保育が基本であり、一人ひとりの子どもと向き合えます。
子どもの体調が回復していく過程を支えることに、大きなやりがいを感じられるでしょう。社会的なニーズも高く、保護者から直接感謝される機会も多い、貢献度の高い仕事といえます。

【雇用形態別】保育士で正社員以外の新しい働き方3選

保育士の新しい働き方は、働く施設を変えるだけではありません。
柔軟な働き方は、心身の余裕にもつながるでしょう。

ここでは、正社員以外の代表的な雇用形態を3つ取り上げます。

  • 派遣保育士として複数の園を経験する
  • パートタイムで時間を選んで働く
  • 契約社員として期間限定で働く

詳しく見ていきましょう。

派遣保育士として複数の園を経験する

派遣保育士は、人材派遣会社に登録し、そこから紹介された保育園で働くスタイルです。
さまざまな保育方針や規模の園を経験できるため、自分に合った職場環境を見つけたい方に適しています。

期間を定めて働くため、人間関係の悩みも少ない傾向にあるでしょう。
給与の交渉やトラブル対応などを派遣会社が代行してくれるのも大きなメリットです。
サービス残業や持ち帰り仕事が発生しにくく、勤務時間を明確に区切って働きたい方にも向いています。
まずは視野を広げたいと考える方におすすめです。

パートタイムで時間を選んで働く

パートタイムは、午前中だけ、あるいは午後だけといったように、短い時間で勤務する働き方です。
働く日数や時間帯を自分で選べるため、家庭やプライベートとの両立がしやすいのが最大の魅力といえます。

扶養内で働きたい方や、家庭との両立を重視する方にも人気のスタイルです。
担任を持つことは少なく、保育補助としての業務が中心となるため、精神的な負担が軽いのも特徴です。
ブランクがあって少しずつ仕事に復帰したい方や、体力的にフルタイム勤務が難しいと感じる方にも、無理なく働き始められる選択肢でしょう。

契約社員として期間限定で働く

契約社員は、保育園と直接雇用契約を結び、定められた期間だけ勤務する働き方です。
産休・育休に入る職員の代替など、期間が明確な場合に募集されることが多くあります。

雇用期間が決まっているため、目標を持って計画的に働きたい方に適したスタイルです。
「まずは1年間だけこの園で働いてみる」といった試用期間のような形で活用もできます。

もし職場環境が合えば、契約更新や正社員登用の可能性もあるでしょう。
同一労働同一賃金の原則に基づき、不合理な待遇差を設けることが禁止されているため、福利厚生が正社員に近い場合が多いのもメリットの1つです。

【独立・起業】保育士資格を生かした新しい働き方3選

ここでは、保育士の資格と経験を生かせる独立・起業の形を3つ見ていきましょう。

  • ベビーシッターサービスを個人で開業
  • 認可外保育施設や保育ママとして開設
  • 専門スキルを生かした教室・指導事業の開設

理想とする保育を実現するための選択肢として、参考にしてください。

ベビーシッターサービスを個人で開業

ベビーシッターは、利用者の自宅を訪問し、子どもと一対一で関わる保育サービスです。
共働き世帯の増加に伴い社会的な需要も高く、保育士としての経験を直接生かせます。
自分のスケジュールに合わせて仕事量を調整できるため、自由な働き方を実現しやすいでしょう。

個人で開業する場合は、マッチングサイトに登録して実績を積むのが一般的です。
利用者から直接感謝の言葉をもらえる機会も多く、大きなやりがいを感じられます。
コミュニケーション能力を生かし、家庭に寄り添ったサポートをしたい方に向いています。

認可外保育施設や保育ママとして開設

ご自身の保育理念を形にしたい場合、認可外保育施設を開設する選択肢があります。
認可保育園に比べて運営の自由度が高く、独自の教育方針やサービスを打ち出せるのが魅力です。
また、家庭的保育事業(保育ママ)として働く選択肢もあります。
どちらも地域の子育て支援に貢献でき、社会的な意義の大きな仕事といえるでしょう。

ただし、施設の安全基準の遵守や経営に関する知識も要します。
明確なビジョンを持ち、運営にも責任を持てる方にとって、大きな挑戦の価値がある道です。

専門スキルを生かした教室・指導事業の開設

保育士の経験と、ご自身が持つ専門スキルを組み合わせることで、独自の事業を立ち上げることも可能です。
たとえば、リトミックや英語といった得意分野を生かし、子ども向けの教室を開くという働き方です。

楽しみながら自分の強みを発揮できるのが大きな魅力となります。
保育の知識があるため、子どもの発達段階に合わせた質の高い指導を提供できるでしょう。
自分の「好き」を仕事にしたい、探求心旺盛な方にとって、やりがいのある選択肢です。

保育士として新しい働き方を選ぶための自己分析と準備

多様な働き方の選択肢を知るだけでは、理想のキャリアを実現できません。
後悔のない選択をするためには、客観的な自己分析と入念な準備が欠かせません。

以下に、新しい一歩を踏み出すために不可欠な4つの準備を紹介します。

  • ライフステージに合わせた優先順位を決める
  • 取得すべき資格とスキルを明確にする
  • 保育士専門転職サイトで効率的に探す
  • キャリアプランに合わせた資金計画を立てる

それぞれ見ていきましょう。

ライフステージに合わせた優先順位を決める

仕事に求めるものは、ご自身の年齢や家族構成といったライフステージによって変化します。
まずは、今の自分にとって何がもっとも大切なのか、優先順位を明確にしましょう。
たとえば「収入」や「休日数」、「勤務時間」、「やりがい」などの項目を書き出してみるのがおすすめです。

独身であれば給与やキャリアアップを、子育て中であれば柔軟な勤務時間を最優先に考えるかもしれません。
「これだけは譲れない」という条件を定めることで、働き方を選ぶうえでの明確な軸ができます。

取得すべき資格とスキルを明確にする

新しい働き方に挑戦するうえで、保育士資格に加えて新たな資格やスキルを身につけることも有効な手段です。
目指すキャリアによっては、特定の資格が必須となる場合や、保有していることで有利になるケースも少なくありません。

たとえば、幼保連携型認定こども園で働くには、基本的に保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要です。
保育士資格のみの場合でも、特例制度を活用して幼稚園教諭免許を取得することも可能です。
起業を目指すなら、簿記やマーケティングの知識も役立つでしょう。
目標から逆算し、計画的にスキルを習得することが大切です。

保育士専門転職サイトで効率的に探す

数多くの求人情報の中から、自分に合った職場を自力で探すのは大変な作業です。
そこでおすすめなのが、保育士専門の転職サイトを活用することです。

業界に特化しているため、一般には公開されていない優良求人に出会える可能性が高まります。
専門知識豊富なキャリアアドバイザーに相談できるのも大きなメリットです。
履歴書の添削や面接対策はもちろん、あなたの希望に合ったキャリアプランを一緒に考えてくれます。
効率的かつ確実に理想の職場を見つけるため、積極的に活用しましょう。

キャリアプランに合わせた資金計画を立てる

新しい働き方を始めるとき、とくに独立や起業、あるいは一時的に収入が下がる可能性がある転職の場合は、事前の資金計画が重要です。
安心して新しい挑戦に集中するためにも、お金の準備は行いましょう。
転職する際は、万一に備えて生活費の3ヶ月分程度の貯蓄があると安心です。

独立・起業の場合は、事業を始めるための開業資金と、軌道に乗るまでの生活費を合わせた資金が必要になります。
具体的な目標額を設定し、計画的に準備を進めることが賢明です。

まとめ:保育士の新しい働き方で理想のキャリアを実現するために

あなたに合った働き方を見つけることは、充実したキャリアを築くための大切な第一歩です。
理想の職場と出会うためには、現場のリアルな情報を得ることが欠かせません。

「保育のせかい」は、保育園経営者も監修する信頼性の高い求人情報が強みです。
アドバイザーの多くが保育士有資格者のため、あなたの気持ちに寄り添ったサポートが可能です。
大阪の保育士求人なら「保育のせかい」へお任せください。
理想のキャリアの実現に向けて、ぜひ一歩を踏み出しましょう。

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この記事の監修者

監修者の写真

森 大輔(Mori Daisuke)

保育のせかい 代表

《資格》

保育士、幼稚園教諭、訪問介護員

《経歴》

2017年 保育のせかい 創業。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

>>プロフィールはこちら

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