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2025.09.24

2025.09.25

保育士の水遊び・プールの服装や持ち物とは?メイクや生理時の対応も解説

子どもたちが心待ちにしている水遊びの季節、万全の準備で臨みたいものの、毎年どのような服装をすべきか悩んでしまうことはありませんか?
ラッシュガードの下に着るインナーや、生理と重なった場合の対応など、同僚には相談しにくい個人的な悩みを抱えている方もいるでしょう。

本記事では、保育士の水遊びにおける服装の基本から具体的な選び方のポイント、持ち物について解説します。
水遊びへの不安を解消し、自信を持って子どもたちの安全を守るために、ぜひお役立てください。

保育士の水遊び・プール時の服装

保育士が水遊びやプールに入る際には、子どもたちの安全を確保し、保育士自身も快適に活動できる服装が理想です。

ここでは、男女別の基本的な服装のスタイルについて、以下4つを解説します。

  • 基本はラッシュガードとパンツ
  • トップスはTシャツでも代用可能
  • インナーはセパレート水着が基本
  • 男性保育士はサーフパンツが主流

それぞれ見ていきましょう。

基本はラッシュガードとパンツ

保育士のプール時の服装は、長袖のラッシュガードとショートパンツの組み合わせがもっとも一般的です。
強い日差しから肌を守り、子どもの爪などによる引っかき傷を防ぐ役割も果たします。

パンツは、水陸両用のショートパンツなど、速乾性に優れた素材を選びましょう。
フード付きのデザインは、子どもに引っ張られる危険性があるため避けた方が無難です。
安全面と機能面を満たすこの組み合わせが、安心して保育に集中するための基本スタイルとなります。

トップスはTシャツでも代用可能

ラッシュガードがない場合、普段着のTシャツで代用することも可能です。
しかし、綿100%のTシャツは水を含むと重くなり、体に張り付いて動きにくくなるため推奨できません。
乾きにくさから体を冷やす原因にもなります。

もしTシャツを着用するなら、スポーツウェアに使われるようなポリエステル素材がよいでしょう。
速乾性があるため、水に濡れても比較的快適に過ごせます。
手軽なTシャツですが、快適に活動するためには素材選びがポイントになります。

インナーはセパレート水着が基本

ラッシュガードやTシャツの下には、インナーとして水着を着用するのが基本です。
とくに、上下が分かれたセパレートタイプの水着は機能的といえます。
ワンピースタイプはトイレの際に不便で、子どもから目を離す時間が長くなるリスクがあります。

トップスは、タンクトップ型のタンキニやスポーツブラタイプが動きやすくおすすめです。
過度な装飾は子どもに引っかかる危険性があるため避けましょう。
着脱のしやすさと安全性を考慮し、体にフィットするシンプルなセパレート水着を選んでください。

男性保育士はサーフパンツが主流

男性保育士の服装は、ラッシュガードにサーフパンツを合わせるのが主流です。
一般的な水着よりも丈が長く、速乾性に優れているため保育の場に適しています。
肌の露出を適切に抑えつつ、水の中でも外でも動きやすいのが大きな利点です。

商品によってはインナーが付いているものもあり、別途用意する手間が省けるため便利でしょう。
子どもたちと一緒に思い切り動けるよう、伸縮性の高い素材を選ぶことも大切です。
機能的で清潔感のあるサーフパンツは、男性保育士の定番アイテムといえます。

保育士の水遊び・プール時の服装を選ぶ方法

ここでは、服装選びでとくに意識したい4つの視点を説明します。

  • 動きやすさと安全性を考慮する
  • 速乾性が高く体を冷やさない素材を選ぶ
  • 露出を抑え保護者にも配慮する
  • 好みに応じて体型をカバーできるデザインを選ぶ

詳しく見ていきましょう。

動きやすさと安全性を考慮する

服装選びでもっとも優先すべきなのは、動きやすさと安全性です。
水遊び中は子どもを抱き上げたり、とっさの動きに対応したりと、普段以上に体を大きく動かす場面が多くあります。
そのため、伸縮性の高いストレッチ素材の服を選ぶことが大切です。

また、子どもの安全を脅かす可能性のあるデザインは避けるべきです。
たとえば、フードや長い紐が付いた服は遊具に引っかかったり、子どもが引っ張ったりして首が締まる危険があります。
子どもと自身の安全を守るため、装飾の少ないシンプルなデザインを選びましょう。

速乾性が高く体を冷やさない素材を選ぶ

水遊びでは、濡れたままでいる時間が長くなるため、速乾性の高い素材を選ぶことが健康管理のうえで肝心です。
綿素材のTシャツなどは乾きにくく、気化熱によって体温を奪い、体調不良を引き起こす原因になりかねません。

服装を選ぶ際は、水着やスポーツウェアによく使われるポリエステルやポリウレタンといった化学繊維がおすすめです。
これらの素材は水を吸いにくく、すぐに乾く性質を持っています。
速乾性の高い服装を選ぶことは、風邪などを予防し、1日を通して快適に保育を行うための大切な配慮といえるでしょう。

露出を抑え保護者にも配慮する

保育士は、子どもたちの手本となる存在です。
そのため、保育の場にふさわしい、露出を抑えた服装を心がけなければなりません。
これは、保護者からの信頼を得るという観点からも有用です。
過度な露出は、保護者に不安感などを与えてしまう可能性があります。

具体的には、ラッシュガードで肩や背中、腕を覆い、ショートパンツなどで脚の露出を適切に調整するのが基本です。
清潔感と安心感を与える服装を意識することが、専門職としての信頼につながります。

好みに応じて体型をカバーできるデザインを選ぶ

機能性や安全性を満たしたうえで、ご自身の体型を自然にカバーできるデザインを選ぶことも大切です。
「周りの目が気になる」と感じながらでは、子どもたちと心から活動を楽しむことは難しいでしょう。

たとえば、お腹周りが気になる場合は、裾がふんわりと広がったAラインのトップスやタンキニがおすすめです。
お尻や太ももをカバーしたいなら、フレアタイプのキュロットパンツを選ぶとよいでしょう。
自分が心地よくいられる服装を選ぶことで自信を持って動けるようになり、保育の質の向上にもつながります。

保育士の水遊び・プールのときの持ち物

水遊びを安全で快適に行うためには、服装以外にも準備しておきたい持ち物があります。

ここでは、保育士が用意しておくべき持ち物を4つ紹介します。

  • 滑りにくく脱げにくいサンダル
  • 体を拭くタオルと着替え一式
  • 帽子や日焼け止めなど紫外線対策グッズ
  • 熱中症を防ぐ水分補給用の飲料

それぞれ見ていきましょう。

滑りにくく脱げにくいサンダル

水遊び時の足元には、滑りにくく脱げにくい機能的なサンダルが必須です。
濡れたプールサイドは滑りやすく、転倒のリスクが常に伴います。
つっかけるタイプのサンダルは、とっさの動きに対応できず、脱げてしまうと大変危険です。

具体的には、かかとや足首をストラップで固定できるスポーツサンダルが最適です。
靴底に滑り止めの凹凸が入っているかを確認しましょう。
足全体を保護できるマリンシューズもおすすめです。
自分の足にフィットし、緊急時にも素早く動ける安全な一足を選んでください。

体を拭くタオルと着替え一式

活動後に体を冷やさないよう、タオルと着替え一式は必ず用意しましょう。
濡れたままの服装でいると、体温が奪われ体調を崩す原因となります。
午後の保育を清潔な状態で気持ちよく行うためにも、着替えは欠かせません。

タオルは全身を拭ける大きめのものと、汗や顔を拭くためのフェイスタオルの2枚があると便利です。
着替えも下着を含めた一式を準備しておきましょう。
濡れた服やタオルを入れるためのビニール袋も忘れずに用意しておくと、後片付けがスムーズに進みます。

帽子や日焼け止めなど紫外線対策グッズ

夏場の強い日差しの中で活動するため、紫外線対策グッズは保育士にとって必須アイテムといえます。
屋外での水遊びは、たとえ短時間であっても想像以上に多くの紫外線を浴びてしまいます。
日焼けは肌へのダメージだけでなく、体力を消耗させ、疲労の原因にもなりかねません。

つばの広い帽子は、顔や首周りを日差しから守ってくれます。
日焼け止めは、水や汗に強いウォータープルーフタイプが適しています。
活動前に塗り、休憩時間などにこまめに塗り直すことを心がけましょう。

熱中症を防ぐ水分補給用の飲料

熱中症を予防するため、こまめな水分補給が欠かせません。
自分のための飲料も必ず用意しましょう。
水遊び中は、水の中にいるため汗をかいている自覚が持ちにくいものです。

しかし、実際には大量の水分が失われています。
子どもたちの安全確保に集中するあまり、つい自分の水分補給を後回しにしてしまいがちになるため、意識的に摂取することが肝心です。
飲み物は水やお茶を基本とし、スポーツドリンクもおすすめです。
すぐに飲めるよう、水筒などに入れて手の届く場所に常備しておきましょう。

【女性保育士向け】水遊び・プール時のメイクや生理に関して

水遊びの準備では、女性保育士ならではの悩みも多いものです。
とくに、毎日のメイクをどうするか、生理と重なった場合にどう対応するかは、なかなか人に相談しにくいと感じる方もいるかもしれません。

ここでは、それらの悩みと向き合い、快適に活動するための4つの方法をお伝えします。

  • 清潔感を保つナチュラルメイクを心がける
  • ウォータープルーフ製品でメイク崩れを防ぐ
  • タンポンなどを活用し生理期間を乗り切る
  • 無理せず体調を最優先する

自分に合った方法を見つけて、安心して水遊びを楽しみましょう。

清潔感を保つナチュラルメイクを心がける

水遊び時のメイクは、保育の場にふさわしい清潔感を第一に考え、ナチュラルメイクを心がけるのが基本です。
厚化粧は汗や水で崩れた際に余計に目立ってしまい、不衛生な印象を与えてしまう可能性があります。

ファンデーションはごく薄付きのものを選び、気になる部分はコンシーラーでカバーする程度に留めましょう。
色付きのリップクリームを使えば、唇の乾燥を防ぎつつ自然な血色感を出せます。
TPOに合わせた最低限のメイクを心がけることが、専門職としての信頼につながります。

ウォータープルーフ製品でメイク崩れを防ぐ

メイク崩れの心配を減らし保育に集中するためには、水や汗に強いウォータープルーフ製品が最適です。
子どもたちに水をかけられたり汗をかいたりするたびにメイクを気にしていては、安全管理に支障をきたすおそれもあります。

顔の印象を左右する眉毛は、ウォータープルーフタイプのアイブロウや、眉ティントを事前に使用しておくのがおすすめです。
ポイントを絞ってウォータープルーフ製品を賢く使い、メイク崩れのストレスから解放されましょう。

タンポンなどを活用して生理期間を乗り切る

プール活動と生理が重なった場合でも、タンポンなどを活用することで乗り切ることが可能です。
正しい使い方をすれば、経血が漏れる心配をせずに水に入れ、衛生面も保たれます。

ただし、園によっては生理中の入水についてルールが定められている場合もあるため、まずは主任や先輩保育士に確認しましょう。
タンポンに慣れていない方は、事前に一度試しておくと安心です。
どうしてもプールに入ることが不安な場合は、無理をせずプールサイドでの監視役やほかの業務に徹することも賢明な判断です。

無理せず体調を最優先する

生理中は経血への対応だけでなく、自身の体調管理を最優先することが肝要です。
生理痛や倦怠感といった症状は、普段どおりに動いているつもりでも集中力や判断力の低下を招きます。
これは、子どもたちの安全を見守るうえで大きなリスクとなりかねません。

体調が優れないと感じた場合は、決して無理をせず、正直に主任や同僚に相談する勇気を持ちましょう。
子どもたちの命を預かる責任ある立場として、常に自身のコンディションを客観的に把握し、最善の判断をすることが求められます。

まとめ:保育士の水遊び・プールは事前準備で子どもたちとの楽しい時間に

水遊びやプール活動は、事前の準備が万全であってこそ、子どもたちと心から楽しめる時間になります。
それは日々の保育においても同じで、安心して働ける環境が質の高い保育につながるはずです。

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この記事の監修者

監修者の写真

森 大輔(Mori Daisuke)

保育のせかい 代表

《資格》

保育士、幼稚園教諭、訪問介護員

《経歴》

2017年 保育のせかい 創業。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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