世間的には転職回数が多いと、社会不適合者扱いする風潮はあるでしょう。
だんだんと世の中の価値観や働き方の多様化により、転職するのは当たり前になってきています。
無計画な転職の積み重ねは良くないですが、生き方次第では転職回数が多くなっても不利にならない場合もあります。
転職はとても勇気とエネルギーが必要な行動です。
誰でもが転職をすることに対して、ポジティブな気持ちで取り組めるわけではないのも事実です。
人によっては、転職回数が多いと人生終わりと思うくらいの恐怖や、喪失感を感じる人もいるのではないでしょうか。
今回は、転職回数が多いと面接で不利になり人生終わりなのかや、嘘はOKなのかなどについてお伝えしていきます。
Contents
面接で転職回数が多いと人生終わり?
転職回数が多いことに対して、人生終わりだと感じるほど不安を抱える方も少なくありません。
結論から言えば、転職回数が多いこと自体が必ずしも不利になるわけではありません。
採用担当者は転職回数だけでなく、背景や理由、応募者のスキルや経験を総合的に評価しているからです。
例えば、短期間での離職を繰り返している場合は飽きっぽい、忍耐力に欠けると見られる可能性があります。
キャリアアップや新しいスキル習得を目的とした転職であれば、ポジティブに捉えられることもあるでしょう。
転職が一般的になった現代では、転職回数そのものよりも理由や、転職によって得たものが重要視される傾向があります。
重要なのは、転職理由をポジティブに説明し、これまでの経験やスキルをどのように活かせるのかわかりやすく伝えられるかです。
人生を無計画で適当に生きてきた人は、転職のハードルは高くなってしまいますが、面接で転職回数が多いと人生終わりになるわけではないので、最後まで諦めないようにすることが大切です。
人生、短いようで長いですし、何が起こるか未来は誰もわからないものですから、行動をすることで道が切り開けていきます。
転職回数が多くて、なかなか天職に巡り会えない人でも腐らずに行動し続けることで、ベストな職場が見つかる可能性もあるでしょう。
転職回数が平均以上で面接に臨む人は多い?
転職市場が昔よりも活発化している現在では、一社で定年まで勤めるという風潮は無くなっています。
転職する人もたくさんいますし、転職回数が年代の平均以上の人もたくさんいます。
転職回数が多いと、コロコロ仕事を変えているのでダメ人間だと思う人もなかにはいるかもしれません。
世の中は様々な価値観で成り立っていますし、多様性が認められている社会ですから、今は必ずしも転職回数が多いからと言ってダメ人間認定するのは偏見だと言えます。
転職回数が多くても、具体的な実績や数値化した成果などをわかりやすく、面接官に伝えられると好印象につながりやすいです。
例えば、営業社員として前年比の売上が3倍達成しましたとか、チームリーダーとしてプロジェクト管理業務に従事しましたなど、具体的に伝えるなどです。
転職回数が平均以上で面接に臨んでも、面接官からは転職回数よりも応募者の能力や実績に注目してもらえるようになるでしょう。
履歴書・職務経歴書はキャリア式の記載方法も良いですね。
キャリア式の記載方法は、応募先の企業に関連する経験やスキルを冒頭にまとめて、それ以外は簡潔に記載する形式です。
採用担当者が重要なポイントから読み取れるため、好印象につながります。
転職回数が多いと面接で判断されるのはどれくらい?
若い時は体力がとてもありますが、年齢を重ねてくると体力が誰しも衰えてきます。
中高年になって転職するのと、若者が転職するのとでは体力面では若者の方が有利です。
中高年になると社会人生活も長くなるので、専門的なスキルや知識を身につけている人が多いです。
転職をするなら、体力面は若い世代が有利なので行動力を発揮して複数の会社に応募や、経験は中高年が有利なので、今まで身につけてきた知識やスキルを活かせる仕事に挑戦してみようという考え方をすると良いかもしれません。
採用担当者が求職者の転職回数が多いと感じる基準は、年齢によって異なります。
それぞれの年代において求められるスキルや経験も変化するため、年齢に応じた戦略的なアピールが重要です。
転職回数が多いと面接で判断されるのは、どれくらいなのか20代~50代の年代別でお伝えしていきます。
20代
20代では、転職回数が1~2回程度であることが一般的です。
それ以上になると、スキルや経験が十分に身についていないのではないかと懸念される場合があります。
短期間で複数の企業を渡り歩いている場合、忍耐力が足りない、自己分析不足や計画性があまり無いなどと判断される可能性があります。
ただし、明確な目標を持った転職理由を説明できれば、ポジティブな印象を与えることも可能でしょう。
20代はまだ若いため、成長意欲やキャリア形成のためという、ポジティブな理由を伝えることが好印象につながりやすいです。
30代
30代では平均的な転職回数は2~3回程度です。
専門性や実績が重視されるため、キャリアアップや新しい挑戦を目的とした転職理由が評価されやすくなります。
中途採用者は転職理由に一貫性が求められがちだからです。
一貫性のないキャリアや短期間での離職が続いている場合は注意が必要です。
応募企業との関連性を意識して、自分のスキルや経験を具体的にアピールすることが重要です。
40代
40代では転職回数そのものよりも、今まで積み上げてきた実績や専門性が重視されがちです。
40代では3~4回以上の転職経験を持つ人も珍しくありません。
転職回数そのものよりも内容が問われます。
複数企業で培った経験や、スキルをどのように活かせるかを明確に示すことが重要です。
長期的に働けることを上手くアピールできると、信頼感を高めやすくなります。
50代
50代では転職回数よりも、即戦力として活躍できるかが重視されがちです。
これまでのキャリアをどのように活かせるのかを、明確に示すことが鍵となります。
自身の経験やスキルだけでなく、若手社員への指導力や組織への貢献意欲などもアピールポイントです。
例えば、培ってきたマネジメント能力を活かして、チーム全体の成果向上に貢献したいなどです。
転職理由については、面接官にわかりやすくかつポジティブに説明するようにしましょう。
転職回数が多く面接で不利になりたくなくても嘘は避けよう
転職回数が多く面接で不利になりたくなくても、相手に迷惑がかかってしまうような嘘は避けた方が良いでしょう。
嘘をついてかりに採用になっても、自分の心が苦しいまま過ごさないといけなくなるので、仕事が楽しめなくなる恐れがあります。
志望動機がネガティブだから、ポジティブな理由に変換する伝え方も嘘になるのではと捉える方もいるかもしれませんが、相手に迷惑がかかるわけではありません。
例えば、応募先の職場は未経験なのにもかかわらず、前職でバリバリやっていた経験者アピールをして、採用後は即戦力として貢献できますと伝えるのは、相手に迷惑がかかってしまう嘘と言えます。
未経験者なら仕事を覚えるのにも、かなりの時間を要するので相手にとても迷惑がかかるでしょう。
面接の場で自分では、嘘をついても見破られないだろうと安易に考えても、意外と面接官からは言動や態度はチェックされているものです。
面接官は求職者に対して、色々な角度から職場に採用するのに相応しい人物なのか見極めています。
平気で嘘をつけるような求職者は、採用してもやがて仕事中でも嘘をつくようになって、色々な人達との信頼関係を損なうようになるかもしれません。
面接に関連する記事はこちら⇒転職面接が2回のはずが1回は不採用フラグ?減る理由や平均回数について
転職回数が多いと面接で言われたらマイナスな印象をプラスにしよう
時代の変化とともに転職は一般的なものとなりました。
企業も応募者の経歴よりも何を学んできたのか、どのようにスキルや知識を活かせられるのかを重視する傾向があります。
転職回数が多いこと自体は必ずしも悪いことではありません。
複数の企業で働いた経験は、さまざまな業界や仕事環境での適応力や、幅広い知識として評価される場合があります。
面接官に転職回数が多いと面接で言われたら、マイナスな印象をプラスにできるような伝え方をするのがおすすめです。
例えば、新しい環境で挑戦したかった、専門スキルを深めるために次のステップへ進んだといった前向きな理由付けを行うことで、ポジティブな印象をもってもらいやすくなります。
無計画な転職ではなく計画的なキャリア形成として、見てもらえるかもしれません。
他にも、下記のような取り組みで転職回数が多いと面接で言われた場合、マイナスな印象をプラスにできる可能性が高まります。
一貫性のあるキャリア形成をアピールする
転職回数が多くても、一貫性のあるキャリア形成が見えていれば、むしろ強みになります。
例えば、営業スキルを磨くため、IT分野で専門知識を深めるためなど、明確な目的意識がある場合は前向きな姿勢として受け取られがちです。
採用担当者は応募者の転職歴よりも、何ができるかに注目するようになります。
応募先企業との関連性も示すことで、職場でさらに成長したいという意欲が伝わります。
履歴書・職務経歴書を工夫する
履歴書や職務経歴書では、ただ転職歴を羅列するだけでは面接官に伝わる求職者の情報としてオリジナリティがなく、差別化にもなりません。
転職理由や得た知識、スキル等を具体的に記載することが重要です。
働いてきた企業で何を達成してきたのか、どんなスキルや経験を得たかを具体的に記載して、履歴書・職務経歴書の作成を工夫するようにしましょう。
応募先の職場との関連性が高い経験がある人は、詳しく説明することで採用率がアップする可能性もあるでしょう。
面接官に好印象を与える言葉選びを意識する
面接では言葉選びひとつで印象が大きく変わります。
例えば、前職では人間関係が悪かったので辞めましたという説明は、ネガティブさが際立ちます。
ネガティブな理由は、ポジティブな表現に変換して伝えることがポイントです。
前職では仕事が単調だったため、新しい挑戦のできる環境へ移りましたという説明は、向上心を感じさせるはずです。
ポジティブな理由付けをする
ネガティブな理由から転職した場合でも、ポジティブに変換して伝える工夫が大切です。
ポジティブな表現に変えることで、採用担当者の懸念を払拭できます。
例えば、人間関係の問題から退職した場合、前職では協調性が求められており、新たな環境にチャレンジしてもっと個の力を発揮したいと伝えるなどです。
ポジティブな理由付けをすることで、自分の能力を最大限発揮できる職場を探していると、面接官から思ってもらいやすくなるはずです。
笑顔やアイコンタクトを意識する
面接では内容だけでなく態度も重要です。
笑顔やアイコンタクトなどの基本的なコミュニケーションスキルは、相手への信頼感や親近感につながります。
面接官の厳しい質問にも冷静かつ前向きに対応できる姿勢は、高評価につながるでしょう。
姿勢や声のトーンにも注意しましょう。
背筋を伸ばし、自信ある声で話すことで説得力が増します。
緊張していても笑顔とアイコンタクトだけは忘れず行うことで、自然体のコミュニケーションが生まれます。
まとめ
転職回数が多いことは必ずしも不利ではありません。
一貫性のあるキャリア形成やポジティブな理由付けによって、自分の魅力や価値を最大限に高めることで、相手に好印象をもってもらいやすくなります。
年齢や状況に応じた適切なアプローチを取れれば、不安材料を払拭し好印象を与えることも可能です。
転職回数について突っ込まれた際は、動揺しないように堂々とした受け答え方をできるように、何度も繰り返し面接練習を行うことが重要です。
転職するということは、とても行動力が必要になりますし、今まで様々な環境で適応力とスキルや知識を磨いてきましたと、自信を持って答えられるようにしましょう。
上記でお伝えしてきたポイントを参考にして、自分自身の価値と魅力を最大限伝えてみてください。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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