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2025.03.31

2025.03.31

保育士の転職面接でよく聞かれる17個の質問を徹底紹介

保育士として新たな職場へ移る際、最も重要なステップのひとつが「転職面接」です。保育園や幼稚園は教育方針や勤務環境などがさまざまなので、自分に合った職場を見つけるには、まず面接で適切なアピールを行い、採用担当者の疑問に的確に答える必要があります。

ただし、緊張や準備不足によって思うように自分の魅力を伝えきれず、残念な結果になることもあります。

本記事では、保育士の転職面接でよく聞かれる質問17個を厳選し、その回答例や考え方を紹介します。面接前の準備ポイントや、面接時に気を付けたいマナーについてもあわせて解説しているので、これから保育士の転職を考えている方は、ぜひ面接対策の参考にしてみてください。

Contents

入室前の準備

面接が始まる前から既に選考は始まっているといわれます。入室前の身だしなみや、書類の最終チェックを整えておくことで、本番の面接に集中できる環境を整えましょう。
以下のポイントを確認すると良いでしょう。

 

  • 服装確認:シワや汚れがない清潔感ある服装で、過度に派手な装飾は控える
  • 書類の最終チェック:履歴書・職務経歴書のコピーを持参し、志望動機や応募先の名称に誤字脱字がないか改めて確認
  • 表情・呼吸を整える:面接前に深呼吸し、落ち着いた状態を保つ

挨拶

面接室に入室する際、まずは扉をノックし、担当者からの「どうぞ」などの合図を得てから入室します。ドアの開閉はゆっくり行い、部屋に入ったら一礼し、「失礼します」と一言添えましょう。
明るい笑顔で挨拶をすると、第一印象が良くなります。

目線・視線

面接官の目を見て話すことを意識すると、誠実さや積極性を印象付けやすいです。ただし、ずっと凝視するのも不自然なので、適度に目線を外しつつも、要点を話すときには目をしっかり合わせると良いでしょう。

言葉遣い

保育士の面接では、子どもや保護者への対応力も見られています。過度にかしこまりすぎず、丁寧な敬語を使うのが望ましいです。
日常的な若者言葉や砕けた表現は避け、標準的な敬語で落ち着いた話し方を心がけます。

声のボリュームとスピード

小さすぎる声だと面接官に聞き取りづらく、大きすぎる声だと威圧的な印象を与える場合があります。適度な大きさでハキハキと話すことが重要です。
また、緊張すると早口になりがちなので、ゆっくり話すことを意識しましょう。

その他

その他、以下のポイントも意識してみてください。

 

  • イスに座るとき:一礼してから「失礼します」と言って腰を下ろす
  • 表情:終始やわらかな表情を心がけ、相槌も適度に打つ
  • 退室時:お礼を述べて一礼し、静かにドアを閉める

面接は大変ですが、上記のマナーを守るだけでも印象が向上し、スムーズに話を進めやすくなります。

面接時の持ち物

転職面接の当日に、忘れ物をして焦らないよう、事前に以下のリストを確認しましょう。

 

  • 履歴書(オリジナルとコピー):手渡し用と自分用
  • 職務経歴書のコピー:追加で提出を求められる場合あり
  • 筆記用具(黒ボールペン、シャープペン)
  • メモ帳:面接内容をメモするため
  • ハンカチ・ティッシュ:身だしなみの一部として常備
  • 上履き(園によっては必要):保育園面接では内見時に使用する可能性あり
  • 面接案内や地図:場所の最終確認、連絡先の書かれたメールのプリントアウトなど

特に履歴書や職務経歴書は、必要枚数を余裕を持って準備し、封筒から取り出しやすいようにしておくと慌てずに済みます。

保育士の転職面接でよく聞かれる質問と回答例

面接では、基本的な自己紹介から、志望動機、保育に対する考え方など、多岐にわたる質問が想定されます。

以下に17個の質問と回答例のポイントを紹介します。

「自己紹介をお願いします」

応募者の基本情報や第一印象を確認するためのオープニング質問です。簡潔に経歴と得意分野をまとめると良いです。

【回答例のポイント】

  • 保育士資格取得の時期、経験年数などの実績を述べる
  • 簡単な性格の特徴や保育のこだわりを加える
  • 長々と話しすぎず、1分程度でまとめる

「当園を選んだ理由を教えてください」

志望園が数ある中から選んだ理由を確認し、入社意欲の強さを見極めるための質問です。

【回答例のポイント】

  • 園の教育方針や特徴に共感したエピソードを具体的に述べる
  • ホームページや園見学で感じた魅力を織り込む
  • 自分がどのように園に貢献できるかも触れる

「退職理由を教えてください」

前職からの転職動機を確認し、同じ理由で辞める可能性がないかを見るための質問であるケースが多いです。

【回答例のポイント】

  • 前職のネガティブ面を直接批判せず、成長やチャレンジを求めているとアピール
  • 人間関係が原因でもポジティブに言い換え、自己改善点などに触れる

「幼稚園ではなく、なぜ保育園なんですか?」

応募者が保育園と幼稚園の違いを理解しているか、保育園への志向が明確かを確認するための質問です。

【回答例のポイント】

  • 0〜5歳までの子どもの発達をトータルにサポートしたい思い
  • 保育士資格を活かして保護者支援や長時間保育に携わりたい

「何歳児クラスを担当したいですか?」

応募者の得意分野や希望を把握し、配置を検討するために質問されることが多いです。

【回答例のポイント】

  • 過去の担当経験や年齢別特性への理解を示す
  • 希望する年齢以外でも柔軟に対応できる姿勢も大切

「入園後に取り組みたいことを教えてください」

採用後の具体的なビジョンを確認する質問です。やりたい保育やイベント、指導方法などを具体的に聞かれることもあります。

【回答例のポイント】

  • 園の方針を踏まえ、独自のアイデアや得意活動を提案する
  • ただし、現場との調整が必要なため「みんなと話し合いながら進めたい」という柔軟性を示す

「採用されたら、どのように働きたいですか?」

応募者の働き方やモチベーション、協調性を確認するために聞かれることがあります。
「チームワークを大事にしながら、自分の強みを発揮したい」など、具体的な行動や姿勢を述べましょう。

「自分の長所と短所を教えてください」

自己分析力や課題認識を確認したいという意図があります。
保育士としての適性もここでチェックされる場合が多いです。

【回答例のポイント】

  • 長所:コミュニケーション力、協調性、観察力など具体例を伴って述べる
  • 短所:ポジティブに変換し、改善策を一緒に説明するのがベター

 

短所ポジティブ変換
人見知り初対面の相手の気持ちを気遣える
慎重すぎるリスクを考慮して物事を着実に進められる
感情移入しやすい子どもの立場で考え、共感力が高い
おせっかい周囲のサポートに積極的である

「保育士はどうあるべきだと思いますか?」

保育観や子どもへの接し方などの基本姿勢が見られます。

【回答例のポイント】

  • 子どもの自主性を尊重する、保護者との連携を大切にするなど、具体的な保育理念を語る
  • 園の方針と合致するように言及すると好印象

「保育士を目指したきっかけを教えてください」

応募者の根底にあるモチベーションの源泉をみるための質問です。

【回答例のポイント】

  • 自分の保育園経験や家族の影響、教育に興味を持った具体的なエピソード
  • 感情的な理由だけでなく、実際の行動・努力を示す

「保育士として今後の目標はありますか?」

応募者のキャリアプランや成長意欲を見るための質問です。

たとえば、「リーダーを目指す」「特別支援保育を学びたい」といった具体的な資格取得や研修計画を示してみてください。

「前職ではどのような経験をしましたか?」

応募者が現在有している実務経験やスキルを確認する意図があります。

【回答例のポイント】

  • 年齢別の保育経験や、行事の企画運営、保護者対応などを具体的に話す
  • 苦労した点や課題解決の過程を加えると説得力アップ

「ほかにも選考を受けていますか?」

内定を出した場合の承諾率や、応募者の志望度の高さを測るための質問です。

【回答例のポイント】

  • 正直に「いくつか受けているが、御園が第一候補」など率直に伝える
  • 他園を受けている旨を話す際も、やや控えめに端的に述べる

保育において大切にしていることはなんですか?」

保育観や、子どもと接するうえでの基本姿勢・マインド面を確認するための質問です。

【回答例のポイント】

  • 基本的生活習慣の自立や、子どもの個性を尊重する姿勢を具体的に語る
  • 園の理念との一致をアピールする

「仕事をするうえで心がけていることを教えてください」

日常の働き方や、業務の優先順位付けの仕方などを探る質問です。
どれくらいの即戦力人材であるかを測るための質問でもあります。

【回答例のポイント】

  • 時間管理や報連相、チームワークなど、具体的なエピソードに基づいて話す
  • 子どもの安全第一で動く姿勢を示す

「子どもや保護者、職員とのエピソードのなかで、印象に残っているものはありますか?」

人間関係や保育に対する取り組み姿勢を見るための質問です。

過去の経験で感じたこと・学んだことを素直に伝えましょう。

【回答例のポイント】

  • 印象に残った行事、保護者との連携、子どもの成長の瞬間などをエピソード化
  • 自分がそれをどう感じ、どんな学びを得たかを伝える

「最後に何か質問はありますか?」

応募者の仕事に対する関心・意欲を測るための質問です。
ここで「特にありません」と答えてしまうと、意欲を疑われてしまう可能性もあるため、必ず何か質問することを徹底しましょう。

【回答例のポイント】

  • 園の教育方針や研修制度、キャリアステップについてなど、興味があるポイントを積極的に質問
  • 就業条件ばかり聞くのは避け、保育方針やイベントなどを中心に質問すると好印象

保育士の転職面接でよくある質問

ここでは、面接の前後でよく出る疑問をQ&A形式でまとめました。実際に面接に臨む際、心の準備をしておきましょう。

面接前に確認しておくことは?

面接を受ける前には、応募先の園のホームページやSNSなどを事前に確認し、園の理念や行事内容、保育方針などを再チェックしておきましょう。園が大切にしている考え方を理解しておくことで、面接時の受け答えにも説得力が増します。
また、自分が提出した履歴書や職務経歴書の内容を改めて整理し、どのような質問が来ても答えられるように準備しておくことが大切です。
特に、過去の経験や志望動機について深掘りされることが多いため、具体的なエピソードや自分の強みをあらかじめ言語化しておくと安心です。

面接当日は何分前に到着するべき?

0〜15分前には到着し、受付や身だしなみの最終確認を行いましょう。遅刻は絶対に避け、万一の交通トラブルを考慮して、余裕を持って行動してください。

園見学はしたほうがよい?

可能であれば、事前に見学や体験保育を行うのが望ましいです。実際の現場を見られるので、園の雰囲気や方針を肌で感じられ、自分に合うかを判断しやすくなります。

入念な準備をして保育士の転職面接に臨もう

保育士の転職面接では、自己紹介や志望動機、退職理由などの基本的な質問に加え、保育観や子どもへの対応について深掘りされることが多いです。質疑応答の時間を有効に活かすために、事前の準備や自己分析、園のリサーチが欠かせません。 挨拶や服装などのマナー面も含めて、緊張に打ち勝つためにはリハーサルを行い、過去の実績や保育に対する思いを言葉にしておくと安心です。さらには、「自分に合う園かどうか」を見極めるためにも、見学や質問を積極的に行って、本当の意味でのマッチングを目指しましょう。

保育のせかいでは、保育士の転職やキャリアアップに関する情報を多数発信しています。面接の事前対策から求人情報、業界の最新動向まで幅広くカバーしているので、ぜひ参考にして円滑な転職活動を進めてみてください。明るく誠実な姿勢と的確な自己アピールで、新しい職場への扉を開きましょう。

>>保育のせかいへの就職や転職のご相談はこちら

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

>>プロフィールはこちら

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