社会人になって働いている人は、一度は仕事を辞めたいと思う瞬間もあるのではないでしょうか。
20代はエネルギーに満ちあふれている年代ですが、職場環境が劣悪ですと、体調不良になったり将来的な不安が襲ってきたりします。
仕事を辞めたいと思うほど、疲れている20代も少なくありません。
20代の若者はどのような時に退職を考えているのでしょうか。
今回は、仕事辞めたいと思うほど疲れた、20代のあるある退職事情10選を紹介します。
Contents
仕事辞めたいと思うほど疲れた20代のあるある退職事情10選
仕事辞めたいと思うほど疲れた、20代のあるある退職事情10選を紹介していきます。
職場の人間関係
人間関係が悪化すると精神的な負担が大きくなり、モチベーションの低下に繋がります。
特に20代は社会人経験が浅いため、職場の人間関係に適応するのが難しい場合があるでしょう。
例えば、上司との意見の食い違いや、同僚とのトラブルが原因でストレスがたまることがあります。
ある若者は、上司が感情的に怒鳴るタイプで、毎日ビクビクしながら仕事をしていたそうです。
毎日不安な気持ちで仕事に取り組んでいたようですが、次第に職場に行くこと自体が苦痛になり、退職してしまったという声がありました。
ワークライフバランスの欠如
20代は仕事だけでなく趣味や自己啓発にも時間を割きたいと考える世代です。
仕事が忙しすぎてプライベートの時間を持てないと感じると、心身ともに疲弊します。
ワークライフバランスが取れない環境では、長く働き続けることが難しくなります。
ある若者は、週に5日のうち3日が終電帰りで、休日も仕事のことが頭から離れず、心身ともに疲れ切っていました。
帰宅しても寝るだけの生活で、友人や家族と過ごす時間もなくなり、自分の人生を見失いそうになったので転職を決めたそうです。
長時間労働
長時間労働が続くと、健康を害するだけではなく、仕事の生産性や集中力も低下させます。
特に若手社員は無理をしがちですが、限界を超える前に環境改善を検討することが重要です。
20代の社会人はとても体力があると思いますが、休息が取れないまま働き続けると、疲れたと感じる以外に健康を害するリスクも高まります。
ある若者は、毎日12時間以上働く生活が続き、体調を崩してしまった過去があるそうです。
月100時間以上の残業が続き、医師からこのままだと倒れると言われたことで、退職を決意したという感想がありました。
会社の将来への不安
会社の経営状況や将来性に不安を感じると、安心して働くことができません。
キャリア形成を考える20代にとって大きな課題です。
リストラの噂や業績不振が続くと、職場に対する信頼感が揺らぎます。
ある20代の男性は会社が経営難に陥っており、将来が見えないため、自分のキャリアを見直すことを考えたそうです。
会社の業績が悪化して、人員削減が進む状況では、退職を考えるのも自然なことです。
20代の男性は思い切って、将来性のある企業へ転職することを選んだようです。
仕事に関連する記事はこちら⇒仕事中に急にミスが増えた経験をする人は多い?特徴や失敗を減らす方法
不適切な業務内容
自分のスキルや興味に合わない業務を続けることは、ストレスの原因となります。
20代はスキルアップや自己実現を重視するため、適切な業務内容でないと早期離職に繋がるでしょう。
専門知識を生かせない業務や、単調な作業が続く場合、仕事への意欲が薄れます。
ある若者は、専門分野とは関係のない雑務ばかりを任され、自分のスキルを生かせないことに不満を感じていたという声がありました。
具体的には、希望していたクリエイティブな仕事ではなく、単調なデータ入力ばかり任されていたようです。
やりがいを感じられない仕事を続けることは、モチベーションの低下や、自分の成長に繋がらないと判断して、退職を考えているようです。
望まない場所への転勤や異動
転勤や異動は生活環境を大きく変えるため、大きなストレス要因となります。
20代の若手社員の場合、自分の意思が尊重されないまま、家族や友人と離れることになると影響は大きいでしょう。
ある20代の若手社員は、急な転勤命令を受けて、家族と離れて暮らすことになり精神的な負担が増したそうです。
望まない場所への転勤や異動が命じられると、生活環境が大きく変わりますから無理はありません。
家族や友人から離れることが嫌だったので、その場で辞表を提出して地元で働いているそうです。
職場の安全対策が不十分
安全対策が不十分な職場では、不安感からモチベーション低下につながります。
事故リスクも高いため、早期改善または転職を検討する必要があります。
ある20代の新人社員は、危険な作業環境で働いており、安全対策が不十分なため不安を感じていたという感想がありました。
工場勤務中、安全装置が壊れたまま放置されている状況だったようです。
不安を感じて上司に相談しましたが改善されず、命の危険を感じて退職してしまったそうです。
職場でのハラスメント
職場でのハラスメントは、精神的な負担が大きくなります。
上司からのパワハラやセクハラ、同僚からのいじめなどが原因で、仕事に対する意欲が低下します。
ある若者は、上司から毎日のように人格否定されていて、仕事の過度なプレッシャーに苦しみ、精神的に追い詰められていたそうです。
一度、心療内科へ通うほど追い詰められ、このままだと自分がおかしくなると思い辞めたそうです。
相談窓口や労働基準監督署に報告する方法もありますが、それでも改善されない場合には退職も選択肢となります。
疲れすぎてミスが減らない
疲れが溜まりすぎると、集中力が低下してミスが増えます。
疲労によるミスは負の連鎖となり、自信喪失や評価低下に繋がります。
ある20代の若者は、疲労が原因で仕事のミスが続き、自分に自信を失っていたそうです。
普段なら絶対にミスをしない業務でも、長時間労働や過度なストレスが原因で、集中力が低下して、ミスが連発している状況に陥っているようです。
毎日、過労状態で集中力も落ちてしまい、小さなミスを繰り返して叱責され、自信喪失してしまい退職を考えているそうです。
仕事がキャパオーバー
自分の能力を超えた仕事量を抱えると、キャパオーバーになってしまいがちです。
20代後半になると、責任あるポジションを任されることも増えますが、それ以上のサポート体制がないと離職率は高まるでしょう。
ある20代の若手社員は、業務量が多すぎて毎日プレッシャーに、押し潰されそうな気持ちだったそうです。
一人で複数プロジェクトを抱え込むことになり、終電帰りの日々を送っていたようです。
上司にも相談したそうですが、若いうちは頑張れと言われるばかりで、辛かったという声がありました。
自分の限界を感じ、仕事を続けるのが難しくなり辞職することになったそうです。
まとめ
20代で仕事を辞めたいと感じる理由は多岐にわたります。
まだまだ、社会経験が浅い20代の年代では、職場環境や働き方のギャップがストレスとなりやすい傾向があります。
自分自身のキャリアや、生活とのミスマッチが起きてしまうと、仕事が辛くなりがちです。
仕事が疲れたと思って辞めたい場合は、冷静に現状分析して、自分自身の健康状態や将来設計と照らし合わせて判断することも重要です。
それでも改善しない場合には、転職して新しい環境へ挑戦することも選択肢として考えてみてください。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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