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2024.11.18

保育士の転職がうまくいかない!失敗した人のあるある体験談15選

国家資格が必要な保育士の職業ですが、実際に働き始めてイメージとのギャップに、悩んでいる人も少なくありません。

せっかく保育士の仕事に就けたのに、転職をする人もいます。

しかし、誰もが転職に成功できるとは限りません。

なかには、転職がうまくいかないと悩んでいる人もいます。

今回は、保育士の転職がうまくいかなくて、失敗した人のあるある体験談15選をお伝えしていきます。

保育士の転職がうまくいかない!失敗した人のあるある体験談15選

保育士の転職がうまくいかなくて、失敗した人のあるある体験談15選を紹介していきます。

給与や待遇に惹かれて転職したら仕事内容が合わなかった

新しい職場の給与や待遇に魅力を感じて転職したものの、実際の仕事内容が自分に合わず、後悔してしまうことがあります。

ある保育士さんは、給与が高いという理由で転職しましたが、実際には自分の得意分野とは異なる業務が多く、毎日がストレスの連続だったそうです。

前職は給与が低くて、残業代も出ないことに不満を感じていましたが、新たな職場では仕事内容が自分のスキルや興味と合わず、毎日の業務に対してモチベーションを失ってしまいました。

結果的に給与だけではなく、仕事内容も重要だと痛感することになりました。

人間関係がうまくいかずストレスが溜まってしまった

新しい職場で人間関係をリセットできると思って転職したものの、実際にはさらに悪化する場合もあります。

ある保育士さんは、同僚とのコミュニケーションがうまく取れず、孤立感を感じてしまい、仕事に対するモチベーションが低下してしまいました。

心機一転して、新しい園でリセットしようと転職したそうです。

しかし、新しい職場ではすでに出来上がっていたグループに馴染めず、孤立感を抱くようになりました。

特に年齢層が大きく違う同僚達との距離感が、うまくいかないので困ったそうです。

話題も合わずコミュニケーションが取りづらかったため、結果的に前よりも、ストレスを感じるようになってしまったという体験談がありました。

保育方針や教育理念に共感できなかった

転職先の保育方針や教育理念に共感できず、自分の価値観と合わないと感じることがあります。

ある保育士さんは、転職先の保育園の方針が自分の考えと大きく異なり、毎日の業務に対して疑問を感じるようになってしまいました。

新しく転職した園は規律重視の教育方針で、一日のスケジュールや活動内容が細かく決められてたそうです。

保育士さんは子ども中心の自由保育を大切にしていたため、ルールに従うことに違和感を覚え、自分の理想とする保育とはかけ離れていると感じてしまいました。

新しい園の保育方針や教育理念が自分の考えと合わない場合、仕事へのモチベーションが下がり、ストレスを感じることがあります。

表面的な条件だけで選んでしまうと、ミスマッチが起こりやすいです。

研修制度や福利厚生が充実していなかった

転職前に期待していた研修制度や福利厚生が実際には充実しておらず、スキルアップや生活の質向上が図れないと感じることがあります。

ある保育士さんは、研修制度が充実しているという求人情報を見て転職しましたが、実際にはほとんど研修が行われず、自己成長の機会が少なかったと感じていました。

具体的には研修は年に1回程度しかなく、しかも内容も形式的なものばかりでした。

また、福利厚生が充実していると書かれていたものの、実際には有給休暇も取りづらかったそうです。

健康診断などのサポートもほとんどない状態でした。

そのため、自分の成長機会やワークライフバランスが得られず、研修がほとんどなく福利厚生も十分でなかったため、再度転職を考えることになりました。

面接での自己アピールがうまくいかなかった

面接で自分の強みや経験をうまくアピールできず、結果として希望する職場に採用されなかったという、ケースもあります。

ある新人保育士さんのうまくいかない体験談では、面接時にとても緊張してしまい、自分の今までの経験や強みをうまく伝えられなかったという声がありました。

緊張のあまり面接でうまく話せず、自分の魅力を伝えきれなかったと後悔したそうです。

自分が工夫して行ってきた保育活動について質問された際、普通のことしかしていないと思い込んでしまい、自信を持って話せませんでした。

その結果、自分より経験豊富な他の候補者と比較され、不採用となってしまいました。

新人保育士さんは面接前の準備不足や、自分の強みを効果的にアピールできなかったことが原因だとわかったので諦めていません。

次回の面接では、しっかりと準備を整えて自信を持って挑むようです。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の退職が後悔に繋がる5つの理由!出戻りやブランクはOK?

他の候補者と比較されて不採用になった

他の候補者と比較され、自分の経験やスキルが評価されずに不採用になってしまうこともあります。

ある保育士さんは、新卒時から同じ園で5年間働いてきました。

しかし、新しい環境でチャレンジしたいと思い転職活動を開始しました。

ところが、面接では他にも多くの応募者がおり、その中には10年以上の経験を持つベテラン保育士や資格取得数が多い人もいました。

保育士は競争率が高いため、他の候補者との比較で不採用になることもあります。

特に、経験年数や資格面で他者より劣っている場合、不採用となるリスクは高まります。

自信を持って臨んだものの、他の候補者がより多くの経験を持っていたため、自分のアピールポイントが霞んでしまい、不採用となってしまったそうです。

保育士の転職は慎重に行う必要があります。

給与や待遇だけでなく、自分自身の価値観や働き方に合った職場を選ぶことが大切です。

また、人間関係や保育方針などもしっかり確認してから、転職先を決めることで失敗を避けられます。

職場の立地が悪くて通勤に時間がかかってしまった

新しい職場の立地が悪く、通勤に多くの時間を費やしてしまうことがあります。

ある保育士さんは、転職したことで通勤時間が長くなり、毎日の疲れが増してしまったという体験談がありました。

特に、朝早くから夜遅くまで働く保育士にとって、通勤時間の長さは大きな負担となります。

保育士さんは給与や福利厚生の良さに惹かれて、少し遠方の保育園に転職したそうです。

求人票には駅近と書かれていたものの、実際には最寄り駅から徒歩20分以上かかり、しかもバスも少ない場所でした。

朝早く出勤しなければならない日が多く、通勤時間が片道1時間半以上かかることもあり、現在進行中で辛いそうです。

毎日の通勤で疲れ果ててしまい、仕事への集中力が低下したり、通勤時間が長いためにプライベートの時間も減り、ストレスが溜まってしまったそうです。

保育方針や教育理念に共感できなかった

転職先の保育方針や教育理念に共感できず、自分の価値観と合わないと感じることがあります。

ある保育士さんは、転職先の保育園の方針が自分の考えと大きく異なり、毎日の業務に対して疑問を感じるようになってしまいました。

前職と比べて方針が大きく異なり、自分の価値観と一致しないことがストレスになったそうです。

例えば、子どもたちが自由に遊ぶ時間はほとんどなく、常に決められたカリキュラム通りに動かなければならない環境でした。

転職先の保育方針や教育理念に従うことに強い違和感を覚え、自分の理想とする保育とは、大きくかけ離れていると感じるようになりました。

その結果、仕事へのモチベーションが低下し、再び転職を考えるようになったようです。

残業や持ち帰り仕事が多くてプライベートの時間が取れない

残業や持ち帰り仕事が多くて、プライベートの時間が確保できない保育士も多いです。

実際に働いてみるまでは、職場の実情はわかりにくいですから、仕方のないことではあります。

ある保育士は、持ち帰り仕事が頻繁に発生して、夢でも仕事に追われている時があったそうです。

幸い体調不良は引き起こしていないので、今後は仕事をセーブしながらやっていくそうです。

休日出勤ばかりで私生活が充実しなかった

シフト制の職場が保育士には多いですが、なかには休日出勤をしなければいけないケースもあります。

ある保育士は、せっかくの休日に出勤をお願いされ続けていて、私生活と仕事のメリハリが全然つけられなかったそうです。

ワークライフバランスが整っていないと、体調不良を引き起こしたり、モチベーションが低下したりする可能性があります。

仕事と私生活とのメリハリは、大切にしたいと改めて思い職場に相談するそうです。

前職よりも条件が悪くなってしまった

転職後に前職よりも給与や待遇が悪くなってしまった、保育士さんも少なくありません。

ある保育士さんは、転職先の条件が思ったよりも良くなく、生活の質が低下してしまったという体験談がありました。

前職で給与が低く、生活費を賄うのが難しいと感じていました。

そこで、高待遇を謳う保育園への転職を決意して転職をしたそうです。

しかし実際には、職場ではみなし残業代が含まれており、残業時間が長くなることで労働時間が増加していました。

有給休暇も取りづらい環境であったため、結果的には前職よりも労働条件が悪化してしまいました。

給与は上がったものの、その分働く時間や負担も増えて後悔しているそうです。

キャリアアップの機会がなかった

転職先でキャリアアップの機会が少なく、成長の機会が限られていると感じる人もいます。

ある保育士さんは、スキルアップや昇進のチャンスが少なく、将来に対する不安を感じてたという体験談がありました。

長期的なキャリアプランを考えるうえで、キャリアアップの機会が少ない職場は、大きなデメリットとなります。

新しい職場の求人情報には、研修制度充実と書かれていたため、自分の成長につながると期待していました。

しかし、実際には研修は年に数回位しかなく、内容もあまり充実しているようには、思えなかったそうです。

また、キャリアアップ制度についても曖昧で、自分から積極的に動かなければ何も進展しない状況でした。

自分の成長を感じられず、このままここで働き続けてもキャリアアップできないと不安を抱えるようになったそうです。

現在の職場に転職のことを相談したら予想外に引き止められた

現在の職場に転職のことを相談すると、予想外に引き止められてしまうケースもあります。

ある保育士さんは、転職を考えて現在の職場に相談したところ、上司や同僚からの強い引き止めにあい、転職を再考することになったそうです。

予想外に引き止められてしまい、気持ちが揺らいだのですね。

一度は転職を考えたものの、その後も迷い続けることになりました。

このような状況下で精神的にも疲弊して、本当に転職すべきだったのかと悩み続ける日々を、今も送りながら働いているそうです。

無職期間が長くなり転職活動が長期化して精神的に疲れてしまった

転職活動が長引き、無職期間が長くなることで精神的に疲れてしまう人もいます。

ある保育士さんは、なかなか次の職場が見つからず、焦りや不安を感じたという体験談がありました。

転職活動が思うように進まず、無職期間が長引いてしまったようです。

退職後すぐに新しい仕事を見つける予定でしたが、自分に合う保育園を見つけるまで思った以上に時間がかかり、無職期間が数ヶ月にも及びました。

妥協して条件の悪い求人にも応募するようになってしまい、本来希望していた条件とは異なる園へ、就職することになったそうです。

雇用形態が不安定で将来が不安になった

転職先の雇用形態が不安定で、将来に対する不安を感じる保育士もいます。

ある保育士さんは、転職して契約社員として働くことになり、将来の安定性に不安を抱えている声がありました。

正社員登用制度ありという言葉に期待していましたが、契約更新時期になると毎回、更新されるかわからないという不安感を抱えるようになったそうです。

正社員登用制度についても具体的な説明や道筋はなく、このまま契約社員として、働き続けることになる可能性が高いと感じているようです。

まとめ

保育士の転職がうまくいかなくて、失敗した人のあるある体験談15選を紹介してきました。

保育士として転職する際には慎重さが求められます。

給与や待遇だけでなく、自分自身の価値観や働き方とのマッチング、人間関係や保育方針などもしっかり確認することが重要です。

また、自分自身のスキルアップや、キャリア形成についても考慮しながら転職先を選ぶようにすると、失敗を避けることに繋がります。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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