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2024.09.27

保育園で看護師の仕事は何する?保育士資格の有無や魅力・仕事内容を解説

保育園での看護師は子ども達の健康と発達をサポートするとともに、保護者や保育士と連携して、保育園の健康管理を促進するという重要な役割を果たしています。

この仕事は、看護師の専門知識と技術を活かし、様々な人々と協力して働くという面で、非常にやりがいがあると言えるでしょう。

看護師免許を取得している人で、保育園への就職や転職を目指している人もなかにはいるのではないでしょうか。

今回は、保育園で看護師の仕事は何をするのかや、保育士資格の有無や魅力・仕事内容などについてお伝えしていきます。

保育園で看護師の仕事は何する?

保育園での看護師の仕事は、保育士の方達との朝のミーティングを行い、1日の予定を確認したり、注意事項を伝えたりします。

その後、登園してくる子ども達の健康状態をチェックし、必要に応じて検温や健康相談を行います。

園児の健康管理は、看護師の主要な仕事の一つです。

昼食時には、薬が必要な子どもへの薬の管理や、食事の介助を行います。

また、保育業務のサポートとして、子ども達の食事や歯磨きの指導、運動会や遠足などの行事での応急救護も担当する機会もあるでしょう。

保育園内の衛生管理や感染症予防のための指導も重要な役割です。

例えば、保育室や遊具の消毒、手洗い・うがいの指導などです。

午後になると、園児たちの昼寝の様子を確認したり、体調不良やケガをしている子どもがいたら対応したりします。

また、保護者の相談にのってあげたりアドバイスをしたりや、保健だよりの作成など、保護者とのコミュニケーションも大切な業務です。

一日の終わりには、保健日誌の記録や事務作業を済ませ、翌日の準備を整えます。

保育園で看護師をする人は多い?

保育園で看護師として働く人は少なく、通常は保育園につき1人が配置されることが一般的です。

看護師は、子どもの健康管理や応急処置、保護者への健康相談などを担当します。

保育園における看護師の配置は義務ではありませんが、乳児が4人以上いる保育園では、看護師または保健師を1人に限り保育士としてカウントできるという特例があります。

看護師が保育の仕事だけでなく、保育士をサポートするために現場に出ることも認められており、看護師不足と保育士不足を補い合っていると言えるでしょう。

保育園での看護師の配置は、一律の義務ではありませんが、子ども達の健康管理や安全対策、保育の質向上のため、各自治体で看護師の配置が推進されています。

保育園で看護師の仕事は保育士資格の有無について

保育園で看護師として働く場合、保育士資格は必要ありません。

看護師資格があれば、主に健康管理や医療的なサポートを行います。

特例により、乳児を4人以上入所させる保育施設では、勤務する保健師または看護師を1人に限って保育士としてカウントできます。

保育園では看護職の専門人材を雇用しやすくなり、准看護師の就職の選択肢も増えているのが現状です。

看護師が保育士資格を持っていたり、保育士が看護師資格を持っていると、さらに保育園の質を高められる可能性があります。

看護師と保育士の両方の視点から、子ども達の健康と発達を支えることができるため、看護師資格と保育士資格のダブル取得するのもありです。

保育園で働く看護師の魅力

保育園で働く看護師には、病院とは異なる多くの魅力があります。

まず、子ども達の成長を間近で見守ることができる点です。

毎日の小さな変化を感じながら、子ども達の健康と安全を守る役割は、多くの看護師にとって大きなやりがいとなっています。

子ども達の健康管理や病気の予防、そして保育士と連携して園児達の安全を守ることができます。

夜勤がなく土日祝日が休みであることが多いため、規則正しい生活を送りやすく、プライベートの時間を確保しやすい点も魅力です。

保育園では医療行為が少ないため、看護技術に自信がない方や、ブランクから復職する方にも適しています。

子ども達との関わりが楽しく、子育ての経験が生かせる点も魅力の一つですし、カレンダー通りの土日休みが多いとワークライフバランスも調整しやすいでしょう。

保育園で働く看護師の仕事内容

保育園での看護師の仕事内容は多岐にわたります。

具体的には、以下のような業務があります。

・日々の健康チェックや検温
・ケガや病気の応急処置
・内服薬の管理
・アレルギー対応
・衛生管理や感染症対策
・保護者への健康アドバイス
・保育業務のサポート

保育園での看護師は、子ども達の健康を守るための予防措置を講じると同時に、病気や怪我が発生した際の対応も担当します。

時には適切な応急処置をしたり、必要に応じて医療機関への迅速な連絡をしたりなども、ケースバイケースで対応しなければいけません。

子ども達の成長と発達を観察し、情報を保護者や保育士と共有することで、一人一人の子どもが最適な支援を受けられるように努めます。

保育園で働く看護師の仕事の大変さとは?

保育園で働く看護師の仕事の、大変さをお伝えしていきます。

病院勤務より給料が下がる場合がある

病院勤務の看護師と比較すると、保育園勤務の看護師の給料は一般的に低めです。

夜勤手当やその他の手当が少ないこと、また医療行為が少ないためです。

夜勤手当や休日出勤手当がないため、規則正しい生活を送りやすいですが、年収が下がる傾向にあります。

地域によっては、給料の差が大きくなることもあります。

責任やプレッシャーが大きくのしかかる

保育園での看護師は、子どもたちの健康と安全を守る重要な役割を担っています。

そのため、責任感が強く時にはプレッシャーを感じることもあります。

特に緊急時の対応や保護者への適切な情報提供は、緊張感を伴う仕事です。

看護師が1人体制で働くことが多いので、子ども達の健康状態を常に把握し適切な対応をするとなると、責任やプレッシャーが大きくのしかかりやすいと言えるでしょう。

一般的な看護師の役割と違う

一般的な看護師の役割とは異なり、医療行為が少ない代わりに保育業務のサポートが多くなるため、新たなスキルや知識を身につける必要があります。

医療行為が少なく、保育業務のサポートや衛生管理が主な業務になるからです。

朝は保育士とのミーティングから始まり、病欠や体調に関する情報を共有し、その日の注意点を確認します。

園児の健康管理は、看護師の主要な仕事の一つです。

まとめ

保育園で看護師として働くことは、子ども達の成長を支えるやりがいのある仕事です。

看護師としての専門性を活かしながら、園児達の健康を守り、保育の質を高めることができます。

保育園で働く看護師は、子ども達の笑顔と共に、日々の成長を見守ることができる、魅力的な職場と言えるでしょう。

保育園で看護師を配置することは法的には義務ではありませんが、子ども達の健康管理や緊急時の対応を考慮し、看護師の配置を推奨している施設が増えています。

看護師が保育士としてカウントされる特例もあり、保育園での看護師の需要は高まっています。

保育士資格を持っていると、より幅広い業務に対応できるため、重宝されることがあるでしょう。

看護師資格だけでも十分に働けますが、保育士資格があると、保育士としての業務も兼任できるため、保育園側にとってもメリットがあります。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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