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2024.09.27

保育園で栄養士として働けるの?保育士資格の有無や魅力・仕事内容を解説

保育園では食べ物の好き嫌いが激しくて、偏食により栄養バランスが偏った食事をしていたり、アレルギー体質があったりする子どももいます。

給食はとても栄養バランスが優れた献立になっていますが、全ての子ども達が満足して、受け入れられるわけではありません、

保育園のなかには、栄養士を採用しているところもあるのをご存知でしょうか。

栄養士がいれば、子ども達の食事や健康面の安全性が高くなるため、重要な存在と言えます。

保育業界に興味がある人で、栄養士として働くには保育士資格が必要なのか、気になる人もいるのではないでしょうか。

今回は、保育園で栄養士として働けるのかや、保育士資格の有無や魅力・仕事内容などについてお伝えしていきます。

保育園で栄養士として働けるの?

全ての保育園ではありませんが、なかには栄養士が保育士と連携を図りながら、働いているところもあります。

保育士が子ども達の保育や生活サポートのプロとしての立ち位置なら、栄養士は食事を通じて健康や食育の重要性を伝えサポートするプロです。

保育士と栄養士のそれぞれが担う役割は違います。

上手く役割分担しながら、子ども達や保護者をサポートしていくことが求められます。

保育園では栄養士は、必ず採用しなければいけないという決まりはありません。

地方自治体によっては、栄養士を保育園へ配置する決まり事があるところもありますが、基本的には義務付けられていないです。

保育園での給食の提供には、調理スタッフが必要になりますから、栄養士がいればアドバイスのおかげで、食事の安全性をさらに高められることが期待できるでしょう。

保育園で栄養士をしている人は多い?

保育園によって、栄養士を採用しているところと、そうではないところに分かれています。

必ず採用しなければいけないという決まりはないため、全ての保育園に栄養士がいるわけではありません。

より専門性が高い管理栄養士という職業もあります。

現在は、全ての保育園で栄養士や管理栄養士を採用しなければいけない義務はないため、とても多いとは言えないでしょう。

それでも、栄養士の仕事内容は色々あり、子ども達の健康を支えるために頼りになる存在です。

栄養士は、子ども達が食に興味を持ち、楽しく食事をするための食育活動に取り組んでいます。

例えば、園内で野菜を育てて、収穫した野菜を使って調理をする活動や、食に関するクイズを出題して子ども達の知識を深めたりなどの、取り組みを行っている栄養士も少なくありません。

職場側や保護者のなかには、うちに栄養士がいてとてもありがたいと、思っているところもあるでしょう。

保育園で栄養士の仕事は保育士資格の有無について

保育園で栄養士として働く場合、保育士資格は必須ではありません。

栄養士資格があれば十分です。

ただし、保育士資格を持っていると食育活動や保育業務に関わる機会があったり、保育士との連携がスムーズになり、子ども達の発達や行動についての理解が深まります。

栄養士が保育士と協力し、食に関する教育を行うことで、食事の提供だけではなく、子ども達の健康と生活のサポートに繋がります。

保育園で働く栄養士の魅力

保育園で働く栄養士の魅力は、子ども達の成長を間近で見守りながら、健康的な食生活を提供できる点です。

毎日の食事を通じて、園児達の健康を支え、食に関する正しい知識と習慣を身につけさせることができます。

子ども達に健康的な食習慣を身につけさせることができるのも魅力の1つです。

園児達の笑顔やおいしいという声を直接聞けるのは、大きなやりがいになるでしょう。

また、保護者や保育士との連携を通じて、食育の重要性を広めることもできます。

保護者からの感謝の言葉や、子ども達の笑顔を見れると、日々の努力が報われる瞬間を感じれる人もいるのではないでしょうか。

保育園で働く栄養士の仕事内容

保育園で働く栄養士の仕事内容は多岐にわたります。

具体的には、以下のような業務があります。

・献立の作成=子ども達の栄養バランスを考えた献立を作成します。

季節の食材を取り入れたり、行事に合わせた特別なメニューを考えることもあります。

・食材の発注と管理=必要な食材を適切に発注し、在庫管理を行います。

新鮮な食材を使用するために、仕入れ先との連携も重要です。

・調理・配膳=献立に基づいて食事を調理し、子ども達に提供します。

調理の際には、衛生管理や安全対策を徹底します。

・食育活動の実施=子ども達に食の大切さを教える活動を行います。

例えば、野菜の栽培や収穫体験、料理などを通じて、食に対する興味を引き出します。

子ども達の健康を第一に考えなければいけません。

バランスの取れた食事の提供を心がけたり、アレルギー対応や食事の安全管理も重要な業務の1つです。

保育園で働く栄養士によっては、保育士や保護者に対しても食に関する指導を行う機会もあるでしょう。

例えば、月に1度献を一緒に考えたり給食だよりを発行したりして、家庭での食事のアドバイスや季節の食材を使ったレシピを提供することで、家庭での食育をサポートするなどです。

保育園で働く栄養士の仕事の大変さとは?

保育園で働く栄養士の、仕事の大変さをお伝えしていきます。

子どものアレルギーなど食育に配慮する必要がある

子どものアレルギーに対応するため、食事には細心の注意を払う必要があります。

アレルギーのある食材を除去したり、対応するための献立を考えたり、子ども達が安全に食事を楽しめるようにします。

例えば、卵アレルギーのある子どもがいたら、卵を使わないレシピを考えるなど配慮が必要です。

子どもが誤飲や窒息しない献立を考える必要がある

子ども達が誤飲や窒息をしないように、食事の形状や硬さを考慮した献立を作成することも栄養士の仕事です。

例えば、硬い食材は柔らかく調理したり、小さな食材は細かく刻んだりなどの工夫が求められます。

園児達が安全に食事を楽しめるように、誤飲や窒息のリスクを避けるための献立作りが重要です。

特に乳幼児には、食材を細かく切ったり、柔らかくしたりするなどの配慮は大切です。

仕事内容が多い場合がある

保育園で働く栄養士の仕事は大変ですが、その分やりがいも大きいです。

仕事内容は多岐にわたるため、時には多忙を極めることもあるでしょう。

例えば、献立作成や調理だけではなく、食育活動や保護者対応など、色々な業務をこなす必要があります。

行事やイベントが多い時期には、通常の業務に加えて特別な献立の作成や準備が必要となるため、忙しさが増すかもしれません。

保育士との連携をスムーズに行い、忙しい環境での迅速な判断と行動が必要になります。

まとめ

保育園での栄養士の役割は、単に子ども達に栄養バランスの取れた食事を提供することだけではありません。

栄養士は園児達の健康と成長を支える重要な役割があります。

食育を通じて子ども達の食に対する意識を育て、食べる楽しさや食事の大切さを教えることも求められます。

大変さはありますが、子ども達の笑顔と成長を間近で見られるやりがいのある職業です。

保育園で働く栄養士は、子ども達の成長を食事を通じてサポートできるため、保護者にとっても健康面に配慮してくれるので、心強い存在になるでしょう。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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