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2024.03.22

保育士の自己評価とは?経験年数・シーン別の書き方やコツを解説

保育園では保育の質や保育士の成長を高めるために、自己評価シートを採用しているところもあります。

評価と言っても、今まで取り組んできた保育に点数をつけて判断するものではありません。

今後の保育業務に活かすために、自己評価を記入するように保育士に促しています。

自己評価シートは、すぐに給料や勤務態度の査定に用いられるというものではなく、保育の質や保育士の成長を高めるために役立てる書類です。

保育士のなかには、初めて自己評価シートを貰ったので良くわからない人もいるのではないでしょうか。

今回は、保育士の自己評価について必要な理由と提出は義務なのかや、経験年数・シーン別の書き方やコツなどについて解説していきます。

保育士の自己評価とは?

保育士の仕事をするうえで、何の目標設定をしない人よりも明確な目標を定めて、日々取り組んでいる人の方が成長意欲が高いので自己成長が促されます。

保育園と保育士の双方が、より良い保育を実現するために自己評価シートが用いられています。

自己評価シートは、チェックリスト、 自己採点シートなど色々な呼び方があるのですが、初めて貰う保育士は書き方などに戸惑うこともあるでしょう。

保育士の仕事は、子どもの生活サポートの他にも色々な業務をこなしているので、忙しい日々を過ごしています。

なかなか時間をかけて、目標設定したり振り返りをしたりする暇がない保育士もたくさんいます。

自己評価シートを活用することで、保育士の自己成長を向上させるきっかけになる人もいるはずです。

保育士に自己評価が必要な理由

子ども達の命を保護者から保育士は預かっています。

保育士は大きな責任と使命感を持ちながら、保育業務に取り組むことが求められることから、子ども達が怪我をしたり体調不良になったりしないように仕事中は目を配らなければいけません。

子ども達の安全を守るためには、保育業務を振り返ったり改善したりすることが大切になるので、自己評価は保育現場に役立つのです。

自己評価を定期的に行うことにより、計画と行動を繰り返すため、保育士がかかえる問題点や改善点に気付きやすくなります。

自己評価シートは、自己成長を促してくれるものなので、面倒くさいと思わないようにしましょう。

保育士の自己評価の提出は義務?

保育士の自己評価シートの提出は、厚生労働省が努力義務としています。

厚生労働省が定めた保育所保育指針で、自己評価に触れているため保育士が保育現場で努力することは、国から通達が届いているわけです。

「努力義務=~するように努めなければいけない」という意味があります。

つまり、努力義務に従わなくても何か明確な罰則・罰金があるわけではないです。

保育士の自己評価シートの提出を努力義務とするのは、子ども達への理解を深め保育の質を高めていくために、職場全体での取り組みが期待されているのです。

保育士の自己評価の書き方【経験年数】

保育士の自己評価の書き方で、経験年数による内容を紹介しています。

新人保育士

保育士1年目~2年目は、まだまだ保育現場での経験値が少ないので、仕事に慣れていくことが求められます。

保育業務で失敗したり、わからないことが多かったりするのは仕方ありません。

新人保育士の自己評価シートの書き方として、保育園の決まり事やルール、保育方針などをしっかり把握することを目標設定にすると良いでしょう。

中堅保育士

保育士3年目あたりから、保育業務に慣れてくる人は多いのではないでしょうか。

仕事に対する視野が広くなって、子ども達だけではなく保育園全体のことに目を配れる保育士もいるはずです。

中堅保育士の自己評価シートの書き方として、後輩の保育士の育成や保育の質の向上を目指して、子どもや保護者とさらに深くかかわれるような内容を書くと良いでしょう。

ベテラン保育士

長年、保育士の経験を積んでいる人は、職場から頼りにされる存在の人もいるでしょう。

ベテラン保育士の自己評価シートの書き方として、職場全体の保育の質の向上に関する内容を記入すると良いです。

保育士の自己評価の書き方【シーン別】

保育士の自己評価の書き方で、シーン別による内容を紹介しています。

保護者とかかわる場面

子ども達とスキンシップやコミュニケーションを図りながら、子どもに安心感を与えたり成長を促すための学びを、教えたりするのが保育士のメイン業務です。

子ども達とかかわるうえで、保護者とのやり取りは欠かせません。

自己評価シートに記入する場合は、例えば、園児達の様子を保護者に共有し合い、保護者と共に保育の質を高めることを目標にするなど、子どもを預けるママやパパに共感してもらえるようにするなどです。

子どもと接する場面

子どもと接するシーンを考えた自己評価シートの書き方として、保育士の視点から判断するのではなく、子ども達からどう見られるのだろうと意識することが重要です。

例えば、保育業務中は子ども達の目線になって意思疎通を図ったり、園児達がどのようなことに興味関心を示すのか深く観察したりすることを意識したなどです。

職場のスタッフとかかわる場面

保育士の自己評価シートは、職場のスタッフに共有されることがあるため、ネガティブな内容は記入しない方が良いでしょう。

例えば、職場のスタッフとかかわる場面の書き方としては、同僚や先輩の良い面を探してポジティブなことを記入するなどです。

保育士の自己評価の書き方のコツ

保育士の自己評価の書き方のコツをお伝えしていきます。

主観ではなく客観視する

自己評価は自分のことについて、自分自身が記入するものですが主観で書いてしまうと、評価者と認識のズレが出てしまう恐れがあります。

主観ではなく客観視して、周りの人達からこういう風に見られているだろうとか、かかわっている人達にはこのような影響を与えているだろうという見方をすることが大切です。

結論から先に書く

自己評価シートを書く時に気を付けたいのが、回りくどかったり何を伝えたいのか、良くわからなかったりする書き方をしないようにしましょう。

結論から先に書くようにすることで、評価者に伝えたい内容を端的に伝えられます。

数値を記入する

保育士が自己評価シートを記入する時に、曖昧な目標設定をしたり、抽象的すぎる内容になったりしないようにした方が良いです。

数値を記入することでより目標を具体的にできます。

数値化した目標設定をしていると、今後の保育業務で目標達成に向けてPDCAサイクルを回しやすくなります。

課題と改善点を記入する

自己評価シートは、今後の保育士の成長や保育の質を高めるために役立つものなので、自分に都合の良い内容にするのは意味がありません。

将来的に克服や改善したい内容を考えて、課題と改善点を記入することで評価者に、成長意欲をアピールできます。

 

 

まとめ

保育士は厚生労働省から、自己評価の提出が努力義務であるとされています。

新人保育士で初めて自己評価シートを受け取る人は、書き方に戸惑う人もいるのではないでしょうか。

点数をつけられて、普段の保育業務に関してや勤務態度を評価されているわけではないので、誤解しないようにしましょう。

どのような内容を書けば良いのか悩む人は、上記でお伝えしてきた書き方やコツを参考にしてみてください。

 


この記事の監修は

保育のせかい

キャリアコンサルタント  渡辺愛菜(保育士)

保育士として勤務をした後、一般企業も経験しその後、保育のせかいに入社。

自身の経験をもとに求職者の方々へアドバイスをおこなっています。

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