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2024.03.12

保育士に英語は必要?注目資格の幼保英検や英語力の高め方

日本人は英語に触れる機会が増え重要性も高まっています。

2020年度より小学3年生から英語教育の義務化もされているので、身に付けていれば将来的に日本だけではなく海外でも活躍できる可能性もあるはずです。

グローバルな仕事をしたい人も増えています。

英語に興味がある人のなかには、保育士は英語が必要になっていくのか気になる人もいるのではないでしょうか。

今回は、保育士に英語は必要なのかや、身に付けるために必要なことと資格を取得して働ける場所や、英語力の高め方などについて解説していきます。

保育士に英語は必要?

日本ではインバウンドを推進しているため、外国人の旅行者や出稼ぎ労働者も増えています。

小学校の英語教育の義務化や、国内で外国人への対応などにより英語の重要性が今後は、ますます高まっていくことが考えられるでしょう。

現在は保育士に英語は必須という状況ではないです。

幼児教育の段階から英語に触れていれば、子ども達は大人になるまでに多くの時間を英語学習に使えるので、英語力の向上が期待できます。

保育士が英語の資格を取得することは重要です。

例えば、就職や転職を有利に進めたり、子ども達の将来の仕事の選択肢を増やしたりできる可能性があるため、日常会話レベルの英語力を身に付けることは大切です。

保育士が英語を身に付けるために必要なこと

保育士として働きながら、英語力を高めたいと思っていても行動しなければ何も変わりません。

現在の保育現場では、英語が絶対に必要というわけではないため、英語の資格を取得している保育士はそこまで多くはないでしょう。

まだ英語の資格を取得している保育士が少ないからこそ、差別化を図るために英語力を高めるのは重要です。

一般的な保育園や保育施設の他に、英語を必要とするインターナショナルスクールやプリスクールなどで働くことが可能になるからです。

仕事の選択肢が広がるので、競争率が低いフィールドで就職活動や転職活動を有利に進めることができます。

英語を身に付けることで、日本人以外の様々な人種と触れ合う機会に恵まれるので自己成長にも繫がるでしょう。

保育現場で英語を活かして活躍したい保育士は、長期記憶を定着させるためにコツコツと時間をかけて英語の勉強を続けることが大切です。

保育士が英語の資格を取得して働ける場所は?

保育士が英語の資格を取得して働ける場所を紹介します。

プリスクール

保育士が働ける場所として、日常会話レベルの英語力が求められるところが「プリスクール」です。

プリスクールでは、乳幼児から小学校に入学する前の未就学児童が対象となります。

働きながら英語に触れられるので、自身の英語力の向上を目指すことも可能です。

英語の資格を取得していたり、留学経験があったりする保育士を採用基準としているところが多いので、全く英語を話せない求職者は敷居が高いでしょう。

インターナショナルスクール

1歳の子どもから小学校に入学する前の未就学児童を、対象にしている英語教育の保育施設が「インターナショナルスクール」です。

日本人の子どもが主な対象者というわけではなく、一般的には日本在住の外国人の子どもを対象としています。

保育士の日常のコミュニケーションは、基本的に英語になりますが最初からネイティブレベルの英語能力を求められるとは限りません。

保育士として働きながら徐々に英語力を高めて、スムーズに英語で話せるようになるまで、育成してくれるインターナショナルスクールもあります。

幼児英語教室

保育士が英語の資格を取得して働ける場所は保育施設だけとは限りません。

習い事をする子ども達も増えているので、例えば「幼児英語教室」でも保育士が活躍できます。

幼児英語教室に子どもを通わせる保護者は、教育熱心な人が多いため早い段階から英語を身に付けさせたいなど、向上心がある人が多いです。

保育士としてというよりも、講師になって子ども達に英語を教える必要があるので、高いレベルの英語力が求められるでしょう。

保育士の注目資格の幼保英検について

保育現場で英語の資格を有効活用したい保育士は、注目資格の幼保英検がおすすめです。

正式名称は幼児教育・保育英語検定と言います。

1級や準1級の受験では、保育現場を想定した2次試験などもあり英語力を活かして働きたい保育士に、ぴったりな英語の資格です。

できるだけ、保育現場に最適な英語の資格を取得すれば、実務でより活かすことができるでしょう。

幼保英検は会場受験とインターネットを利用した受験がありますので、忙しい人は自宅で受験することをおすすめします。

毎年、受験することができますから、例え1回落ちてしまったからといって諦める必要は全くありません。

保育現場で実用的に活かせる英語力を身に付けたい保育士は、注目資格の幼保英検を受験してみてはいかがでしょうか。

保育士に必要な英語の資格で幼保英検以外でおすすめはある?

保育士に必要な英語の資格で、幼保英検以外でおすすめを紹介していきます。

TOEIC

英語の資格で最も有名なTOEICは、多くの社会人が取得を目指しているので、企業が英語力を判断する基準に用いるところが増えています。

保育士にもTOEICを取得することで、就職や転職を有利に進められる可能性があるでしょう。

TOEICは点数で英語力のレベルがわかります。

一般的にはTOEICの点数が600点以上あれば、就職活動や転職活動で効果的なアピールに繋がります。

英語能力検定

保育士が必要な英語の資格で、幼保英検以外でおすすめの資格として英語能力検定があります。

通称は英検として世間的に認知されているものです。

英語能力検定は1級から7級まであり級で資格を証明します。

高校卒業程度の英語力を証明する場合は、2級以上を取得するのが望ましいでしょう。

保育士が英語能力検定の資格を活かして、上記でお伝えしたインターナショナルスクールやプリスクールなどで、働きたい場合は準1級以上を取得することをおすすめします。

保育士の英語力の高め方

保育士として働きながら英語力を高めたい人は、勉強の仕方を工夫したり計画的に行ったりすることが重要です。

英語を身に付けるために、あまりお金をかけられない人は独学がおすすめです。

独学で英語の勉強するために必要な教材は、書店で購入したり今の時代はインターネットを利用して、YouTubeで英語の勉強したりもできるでしょう。

お金をかけられる人は、オンラインの英会話講座を受講したり、英会話教室に通ったりすることで、効率的に英語力を高めることができるのでおすすめです。

英語力を高めるためには、短期間だけ勉強してもあまり向上は期待できません。

コツコツと時間をかけて、英語の単語や文法を勉強して長期記憶に定着させることが大切です。

 

 

まとめ

保育士になって保育現場で英語を活かして働きたい人は増えていますが、まだ必要不可欠というわけではありません。

英語の資格を取得している保育士は、そこまで多くはありませんが今のうちから英語力を高めていると、就職活動や転職活動で有利に働きますので早め早めの行動が大切です。

英語力を活かせる保育士として活躍したい場合、英語の資格は色々あるので迷う人もいるのではないでしょうか。

より保育現場で実用的に英語を活かしたい保育士は、幼児教育・保育英語検定の取得がおすすめです。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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