職業や勤め先によって、ビジネスパーソンの仕事量や労働環境に違いがあります。
仕事が忙しすぎるところもあれば、逆に暇な職場もあるでしょう。
ビジネスパーソンによっては、仕事が忙しすぎると都合良く扱われているのではと、疑心暗鬼になる人もいるのではないでしょうか。
任せられた仕事は一生懸命に取り組む人がほとんどですが、限界まで頑張り続けてキャパオーバーになってしまう人もいます。
キャパオーバーになるまで頑張ると、かえって業務効率が低下するので注意が必要です。
今回は、仕事が忙しすぎるのは都合良く扱われてるのかや、有能で頼れる存在の可能性のかと、扱いにくい人になりすぎる危険性や転職活動との両立は難しいのかなどについて解説していきます。
Contents
仕事が忙しすぎるのは都合良く扱われてる?
仕事量が増えると完璧主義な人は、業務が溜まっていかないように早め早めに行動しがちです。
完璧主義なビジネスパーソンは、とても頼り甲斐があるので仕事を安心して振りやすい傾向があります。
ただし、仕事が遅い印象を相手に与えてしまう恐れもあるため注意が必要です。
結果を出そうと仕事に燃えるビジネスパーソンもたくさんいますが、タスク管理をしたりキャパを考えたりして、計画的に取り組まなければ効率が悪くなりどんどん忙しくなってしまいます。
仕事を振られるのは、周囲のビジネスパーソンの役に立っていると実感できて、嬉しい気持ちになる人もいるはずです。
なかには、この人は優しいし頼っても大丈夫だろうと考えて、都合良く扱ってくる人もいるので注意が必要です。
あまりにも仕事が忙しすぎる場合は、時には断る勇気も必要です。
仕事が忙しすぎるのは有能で頼れる存在の可能性も!
仕事が忙しすぎるのは、都合良く扱われているからとお伝えしましたが、全く期待できない人には押し付けにくいものです。
もし、仕事を依頼したり手伝ってもらったりした時に、仕事ができないビジネスパーソンだったら、捌けない可能性があるからです。
仕事を押し付けたビジネスパーソンは、自分の負担が減って楽になると思っていたのに、全然、頼んだ作業が終わらない状況になるのは避けたいでしょう。
ですので、もしかしたら仕事が忙しすぎるビジネスパーソンは有能で頼れる存在だから、お願いされている可能性があります。
お人好し過ぎるのは良くありません。
自分のキャパを考えたうえで振られた仕事を、問題無く捌ける場合だけ手伝ってあげるなどケースバイケースで対応することが大切です。
仕事が忙しすぎる場合は扱いにくい人になりすぎるのは危険
仕事を押し付けてくるビジネスパーソンは、この人だったら大丈夫だろうと思って頼んできます。
お伝えしてきたように、仕事ができる有能なビジネスパーソンだからとか、優しいイエスマンだから不安なく仕事を押し付けられるといったケースがあります。
職場でビジネスを円滑に進めるためには、コミュニケーション能力も必要になるでしょう。
仕事を頼む人は、話しやすく優しい性格のビジネスパーソンに任せた方が安心できると思うものです。
仕事を押し付けられるのが嫌な人は、できない時ははっきりと断ることも大切ですが、扱いにくい人になりすぎるのは危険です。
扱いにくい人だと思われると、コミュニケーションも取って貰えなくなり、人間関係が悪化して職場で居心地が悪くなって働きにくくなる恐れがあります。
仕事が忙しすぎる人で限界以上に頑張り続ける人もいる
仕事が忙しすぎる人は自分の能力を過信したり、キャパオーバーになったりすると、限界を超えた仕事量を抱えて潰れてしまう恐れがあります。
ビジネスを限界以上に頑張り続ける人は無理は禁物です。
昔は、仕事に対して根性論で頑張り続けるべきだとか、甘えだとか言われながらビジネスに取り組んでいる人も多いようですが今は時代が変わっています。
無理をして限界以上に仕事を頑張り続けていると、体調不良になったりストレスが溜まって、病気を患ったりする恐れがあるので気をつけなければいけません。
長時間労働が当たり前になってしまうのは良くありません。
自分の身は自分で守る必要があります。
仕事を押し付けてくる人や、周囲の目が気になるかもしれませんが身体を壊してからでは遅いのです。
よく職場で自分が倒れたり、退職したりしたら他に代わりがいないとか、仕事が回らなくなると言う人もいますが、たいていの場合は会社側でどうにかするものです。
仕事が忙しすぎると転職活動との両立は難しい?
常に仕事が忙しすぎると自分に余裕が無くなって、どんどん悪い方向に転がっていくかもしれません。
仕事に追われている場合、広い視野で物事を見ることが難しくなってしまうので、職場でしか自分の存在意義を見いだしたり活躍できないと思ったりする可能性があります。
今の職場の仕事内容が向いていないだけで、転職したら前よりもやりがいを見いだせたり、働きやすくなったりするビジネスパーソンもいます。
我慢して仕事を続けるよりも、転職すると改善に繋がるかもしれません。
しかしながら、仕事が忙しすぎると転職活動との両立は難しい場合があります。
なぜなら、長時間労働をしていることで転職に割く時間を捻出したり、体力の回復が難しくなったりするからです。
万全の状態で転職活動をしたいのであれば、有給休暇の取得や休業などを職場に申し出て、落ち着ける時間を確保してから行動した方が良いでしょう。
職場を衝動的に辞めてから転職活動をしてしまうと、収入が一時的に途絶えてしまいます。
もし、次の転職がスムーズにできなかった時は、金銭的に苦労する可能性があるので、できれば職場は辞めずに転職活動した方が良いです。
仕事が忙しすぎる人は転職することも考えよう
今の職場の仕事が忙しすぎる人は、仕事量や勤務態度をきちんと評価してもらえているか気にしてみましょう。
頑張り続けていて、例えば、給料がアップしたとか、昇給できたとか正当な評価が反映されているのであれば、働き甲斐がありますよね。
しかしながら、ビジネスパーソンによっては、仕事の頑張りを認めてくれなかったり、きちんと評価してもらえなかったりする人もいます。
そのようなビジネスパーソンは、仕事が忙しすぎる職場に居ても現状が変わらず働くのが辛くなってしまいます。
思い切って転職すると、やりがいを感じたり新たな目標を見つけたりして、前の勤務先よりも働きやすくなる可能性があるでしょう。
ただし、仕事が忙しすぎる人は転職活動との両立は大変です。
働きすぎて判断能力が鈍ってしまっている状態では、自分が求める理想の求人や、向いている求人を見分けるのも難しくなります。
効率良く転職活動を進めるために、転職のプロの力を借りるのも効果的です。
転職エージェントを活用することで、自分に合った勤務先が見つかりやすくなるのでおすすめです。
まとめ
社会人になって働いているけれど、仕事が忙しすぎる職場で精神的にも肉体的にも限界を感じている人は少なくありません。
責任感が強いビジネスパーソンほど、周囲の人から仕事を頼まれると断れずに自力で何とかしようとします。
頑張り続けていると体調不良になったり、病気を患ったりする恐れがあるので注意が必要です。
職場で働き続けていても、労働環境が改善が難しい場合は転職エージェントを活用して、効率良く転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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