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2023.12.27

保育士は結婚しても働きやすい?仕事と家庭の両立が難しい職場の特徴や注意点を解説

保育士をしている人のなかには、結婚後も上手く仕事と家庭を両立させながら働けるのか気になる人もいるのではないでしょうか。

出会い方は人それぞれ違いますが、社内恋愛を経て結婚する人も増えています。

職種によっては結婚する女性は、寿退社する傾向があるので人材教育にコストをかけても、無駄になってしまうとネガティブに考える経営者もいます。

結婚後も気持ちよく職場で働けるために、結婚をネガティブに捉えるのではなく祝福して欲しいものですよね。

今回は、保育士は結婚しても働きやすいのかや、仕事と家庭の両立が難しい職場の特徴や注意点などについて解説していきます。

保育士は結婚しても働きやすい?

新人保育士や中途採用された転職したばかりの保育士は、仕事を覚えることがいっぱいで、なかなか恋愛を楽しむ余裕は無いかもしれません。

恋人関係であっても、毎日、一生懸命に保育現場で働いていますから、四六時中、仕事のことを考えている人も多いでしょう。

職場で何年か働いて、仕事にもちょっとずつ余裕が出てこないと結婚のタイミングは、掴めにくい可能性があります。

仕事に慣れてきた頃に、結婚をするのがタイミング的には良いかもしれません。

保育士の仕事を結婚や子どもを妊娠、出産を機に辞める人もいれば、少し休暇を取得してからまた気持ちを新たに頑張る人もいます。

結婚しても仕事と家庭を上手く両立させて、日常生活を送っている人もいるため夫婦になったからといって全員が働きにくくなったと感じているわけではありません。

保育士が結婚して退職後に復帰したい時はブランクを気にする人は多い?

保育士のなかには、結婚して寿退社する人もいれば、辞めずに続ける人もいますが一度、退職した人でも時間が経ったら復帰したいと考える人も少なくありません。

しかしながら、もう一度保育士の仕事に復帰したいけれど、ブランクがあるから不安になる人もいます。

結婚して寿退社した時には、幸せな気持ちで保育士の仕事を辞めたことを後悔しないかもしれません。

時間が経過したらやっぱり仕事が生き甲斐になっていたとか、金銭的な事情などもあり、保育士に復帰したいと思い直す人もいます。

保育士は結婚したら福利厚生が充実している職場に転職するのもあり

職場ごとに産休・育児制度や子育て支援制度の充実さなど、福利厚生の手厚さは違いがあります。

もしかしたら、今の勤務先では結婚して子どもが産まれても手厚い福利厚生は受けれない可能性もあるでしょう。

保育士が結婚して同じ保育業界への転職を考えるなら、産休・育児制度や子育て支援制度が充実しているところに絞って転職活動をするのがベストです。

働きながら転職先を探すのは大変ですが、子どもを妊娠した状態で転職先を探すことになると、急に体調不良になったり、長期休暇を取得しながらになる可能性もあります。

そうなると、スムーズに転職活動を行うのは難しくなるかもしれません。

保育士が結婚後に仕事と家庭の両立が難しい職場の特徴を解説

保育士が結婚後に仕事と、家庭の両立が難しい職場の特徴を解説していきます。

人材不足になっている

保育業界は昔から人材不足に陥ってるため、職場によっては保育士の数が足りていないところもあります。

常に人材不足の保育園や保育施設では、有給休暇の取得率が低かったり、体調不良や用事があっても急な休みが取りづらい傾向があります。

持ち帰り仕事が多い

職場によっては、日常業務が終わらなくて保育士に持ち帰り仕事が発生するところもあります。

子どもの生活サポートが主な業務になるのが保育士の役割なのですが、他にも保育日誌や保育だよりの作成、デスクワークなど色々な作業を1日のなかで行わなければいけません。

持ち帰り仕事が多くなってくると、保育士は仕事と家庭の両立が難しくなりがちです。

残業が多い

保育士の仕事は、基本的にはシフト制で働く時間帯を定期的に分けながら、他の職員とチームワークで対応しています。

職場によっては、残業が発生して定時に仕事が終わらないところもあるため、長時間残業が多くなってくると仕事と家庭の両立が難しくなりがちです。

勤務時間が固定されている

保育士の働き方は、正社員以外にも非正規社員になって仕事をするという選択肢があります。

例えば、正社員の場合はフルタイム勤務しなければいけないなど、職場によっては勤務時間が固定されているところもあります。

勤務時間の融通が利かない職場で働くと、仕事と家庭の両立が難しくなりがちです。

福利厚生が充実していない

育休・産休など福利厚生が充実していない職場ですと、結婚後に子どもを妊娠、出産する際に長期休暇を取得できなくて、ワークライフバランスが整いにくくなるので注意が必要です。

保育士が結婚後に気をつけたい注意点を解説

保育士が結婚後に気をつけたい注意点を解説していきます。

ワークライフバランスを整える

仕事と家庭の両立を意識しているなら、ワークライフバランスを整えることが大切です。

残業や持ち帰り仕事が発生するのは、仕方がないことですがダラダラと作業するのではなく、時間を決めて終わらせるようにして、プライベートの時間も確保できるようにしましょう。

忙しい時は家族に協力してもらう

自分一人だけで、家事と仕事の両方を頑張っているといつの間にか、身体に負担がかかり体調不良になってしまう恐れがあります。

結婚すると、家族が増えますから忙しい時は協力してもらい、家事や仕事の負担を軽くさせるようにしましょう。

仕事と家庭の両立が難しいなら働き方を変える

どうしても結婚すると、独身生活のような気楽さが無くなり家族のことを考えながら、仕事と家庭の両立をしていく必要があります。

例えば、正社員の保育士は基本的にフルタイム勤務が求められるので、家族との時間をもっと優先したい方は非正規社員になるなど働き方を変えると良いでしょう。

産休・育休が取得できる職場で働く

保育士の仕事をしながら、結婚後に子どもを産む予定があるなら産休・育休が取得できる職場で働くのが理想的です。

産休・育休が取れない職場ですと、長期休暇を取得するためには退職しなければいけなくなるかもしれません。

子育て支援制度が整っている職場で働く

子育て支援制度が整っている職場で働けると、例えば自分の子どもを系列の保育園や保育施設に優先的に入園させて貰えるとか、保育料の減額などの恩恵を受けられるところもあります。

 

まとめ

保育士は結婚したら、家庭と仕事の両立を意識してワークライフバランスを、上手く調整しながら働くことが大切です。

ワークライフバランスが整わないと長く働くのは難しくなってきます。

将来、結婚して子どもを産むことを考えると育休・産休制度や、子育て支援制度など福利厚生が充実している職場に勤務した方が良いでしょう。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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