基本的に女性の多くは、オシャレが好きな人が多いですよね。
学生時代から、徐々にメイクやオシャレについて研究している人も多いでしょう。
社会人になって、働き出すと職場によっては身だしなみに関して、ルールや規則が設けられているところもあります。
例えば、保育士として働きながらピアスを付けたい人はたくさんいるはずです。
自分一人だけ職場でピアスを付けることになったら、浮いてしまうかもしれませんし凄く勇気がいりますよね。
今回は、保育士はピアスNGって本当なのかや、その理由や先輩保育士はどうしているのかについてと、どうしてもピアスをしたい場合の対処法などについて調査しました。
Contents
保育士はピアスNG!その理由は?
オシャレはプライベートの時間に楽しむもので、仕事中は気にしない方が良いという意見もあるのではないでしょうか。
それでも、保育士の仕事をしながら身につける物でオシャレさも追求しながら、両立させていきたいと考える人も一定数います。
基本的に、多くの保育園や保育施設では、保育士が仕事中にピアスを付けるのは許可していません。
例えば、アパレルショップの店員や美容師は自分の外見や身だしなみを整えることで、お客様に清潔感やオシャレさのアピールに繋がります。
仕事中にオシャレな印象をお客様にアピールすることで、集客に繋げられますが、保育士は子どもの生活サポートや健康促進がメイン業務です。
そのため、極論は保育士にオシャレは必要ありませんし求められてもいないでしょう。
保育士をしながらピアスを付けていると、気分が良くなったりテンションが上がって、より楽しく仕事ができるかもしれません。
ですが、ピアスを付けていることで、直接、仕事に役立ったり業務効率化が図れたりするわけではありませんよね。
仕事にピアスが役に立たないので、付ける必要性も無いということになります。
そして、保育士がピアスを装着するのは良くないと言われているのは理由があります。
保育士がピアスNGな理由は、下記のようなことが考えられるからです。
子どもがケガをする可能性
アクセサリーの多くは硬い素材が使われています。
ピアスも金属で作られていたり、鋭利な装飾が施されているため着用していると、子どもの身体に触れてケガをさせてしまう危険性があります。
子どもだけではなく、保育士側も自分の身体にピアスが触れてケガをする可能性も十分、考えられるでしょう。
保育士は子どもを抱っこしたり、おんぶしたりして身体を密着させることも多いので、ピアスでケガをさせないように注意が必要です。
ピアスが取れて子どもが食べてしまう可能性
装飾品であるピアスは、小さく可愛らしい物ですが着用中に外れてしまう恐れもあります。
ピアスのような小さいアクセサリーほど、外れて地面に落ちたことに気付かない可能性があるので失くしやすいです。
保育園や保育施設に預けられている子どもは、まだ幼いですから興味関心があることに対して積極的に行動します。
視界に入った物に興味関心を抱いてしまうと、思わず手に取ったり口に含んだりしがちですから気をつけなければいけません。
もし、保育士がピアスを付けていて外れてしまったら、子どもが誤って口の中に入れたり食べたりしてしまう可能性があります。
保護者から良く思われない
保育園や保育施設に子どもを預けるママやパパは、この保育士なら信頼できるし安心感があるから任せられると考えています。
ピアスを着用している保育士を保護者が見たら、どのように思われるのか客観的に見たほうが良いです。
もし、ピアスが外れたら園児に誤飲や、ケガをさせてしまうリスクが高くなります。
保護者は子どもに危険が及ぶようなことは、絶対に避けて欲しいと願うものですから、ピアスを付けている保育士と付けていない保育士とでは、どちらが安心感があるでしょうか。
ピアスを付けていない保育士の方が、子どもに危険が及ぶリスクを減らせるので安心できますよね。
そのようなことを考えると、ピアスを付けている保育士は保護者から良く思われない可能性があります。
1人の保育士のせいで、ピアスを付けていない他の職員も同じような見方をされたり、職場の評判にも悪影響を及ぼす恐れがあるので注意が必要です。
先輩保育士はピアスをどうしているの?
現在、保育園や保育施設の多くが職員のピアスの着用を禁止していますが、子どもの身の安全の確保を第一に考えてという理由がほとんどでしょう。
それでも、世の中の全ての保育園や保育施設で保育士の身だしなみに、ルールや規制を設けているわけではないため、なかには先輩保育士がピアスを付けているところもあるかもしれません。
先輩保育士がピアスを付けているから、自分も大丈夫だと思うのは考えが浅はかです。
よく考えてみましょう。
保育士の仕事にピアスは、本当に必要なのかを考えると役立つことは無いはずです。
ピアスを付けている瞬間から、子どもが誤飲したりケガをしたりするリスクが高くなるのは間違いないので、危険を及ぼす恐れがあることをしない方が良いです。
ピアスを付けていない先輩保育士のなかには、ピアスホールを耳に開けている人もいるかもしれません。
ピアスホールは、穴を開けて約4週間~8週間位ピアスを装着して安定させることがスタンダードになっていますが、傷口からばい菌や雑菌が入って不衛生な状態になる恐れもあります。
耳にピアスホールだけ開けて、ピアスを付けないようにすることも、保育士として働いている間は避けたほうが無難です。
保育士がどうしてもピアスをしたい場合は?
子どものことを考えるとピアスもそうですが、他のアクセサリー類を保育士は身につけて仕事をしない方がベストです。
保育士は女性が多く活躍しているので、時にはオシャレを楽しみながら仕事をしてみたいという人もいるでしょう。
それでも、子どもに危険が及ぶ可能性があることを、わざわざするのは止めた方が良いでしょう。
どうしても保育士の仕事中に、ピアスをしたくなった場合はピアスホールを開けるのではなく、イヤリングやイヤーカフなどをプライベートで身に着けてみてはいかがでしょうか。
耳に穴を開けなくて良いので、ばい菌や雑菌の心配を考える必要が無いです。
デザインも色々なものがあるので、すぐに装着し直すことも可能です。
プライベートの時間で、オシャレを楽しむのは全然悪いことではありません。
職場や子ども、保護者にも迷惑をかけずに済むので安全安心です。
プライベートの時まで、保育士の身だしなみに厳しい保育園や保育施設はあまり無いでしょう。
まとめ
保育士はピアスを付けることで、子どもが誤飲したりケガをしたりする危険性があります。
基本的に、多くの保育園や保育施設では保育士がピアスを含め、アクセサリー類を装着することを禁止しています。
女性が多く活躍している保育士の職業ですから、なかにはオシャレを楽しみながら仕事をしたい人もいるはずです。
しかしながら、子どもに何かあってからでは遅いですし、最悪の場合、取り返しがつかない事態になりかねません。
子どもを預けているママやパパは、職場や保育士のことを信頼して命を預けているので、責任を持つことが大切です。
ピアスを装着するのはプライベートの時間に行い、仕事中はしないようにした方が良いでしょう。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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