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2023.09.23

保育士は年収600万も夢じゃない?年収UPの方法や保育士経験の活かし方

保育士 年収600万

世間一般的な保育士のイメージとして、低賃金で人手不足化が進んでいるというのがあるでしょう。

保育士は専門知識が必要で、合格率20%台の難しい国家資格ですが、資格職のなかでも年収は低い傾向があります。

それでも、ケースバイケースと運次第では、年収600万円も稼げる可能性は秘めている職業だと言われています。

なんとなく保育士になって、ダラダラと働き続けているだけでは高給取りになるのは難しいでしょう。

長年、同じ勤め先で働き続けて昇進すれば、どんどん年収が高くなるだろうと安易に考えていても、役職者になるには周囲の評価が必要ですし、限られた人数しか目指せませんので、簡単ではありません。

今回は、保育士は年収600万も夢じゃないのかや、成功への道はハイキャリアが大切なことと、年収UPの方法や保育士経験の活かし方などについて解説していきます。

保育士は年収600万も夢じゃない?

保育士として働くうえで、仕事にやりがいや向上心を求める人は、年収UPさせたいと考える人もいるのではないでしょうか。

保育士の年収は、勤務先の経営状況や規模、勤務地、個々の経験やポテンシャルなどによって、差がありますが年収600万円を稼ぐ人も少ないですが存在するものです。

そんなに稼げるのは、夢のような話だと思う人もいるでしょうが、保育士でも年収600万円を目指せることは不可能ではなく、事実、達成している人もいます。

ただし、適当に勤め先を選んだり、惰性で仕事にやりがいや向上心も無くダラダラと働いているだけでは、実現は難しいでしょう。

自分の力量だけでは限界がありますし、運や周囲からの仕事の評価も大切になってきます。

保育士が年収600万円を実現するためには、キャリアアップは必須の条件ですから長年、保育士の仕事を継続して取り組むことも重要です。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の給料は安くて当たり前?その理由や対策について

保育士が年収600万にUPさせる成功への道はハイキャリア

保育士が年収600万にUPさせる成功への道は、ハイキャリアが大切です。

ハイキャリアとは、主任・園長などの役職者を指すことで、役職者に就ければ基本給の他に役職手当が付き年収UPに繋がります。

キャリアアップして、ボーナスも増える可能性もあるので大幅な年収UPが期待できるかもしれません。

ある程度、保育士のキャリアを積んでいれば、勤め先で役職者を目指す他にも選択肢が出てくる可能性があります。

例えば、オープニングスタッフを募集している保育園で、主任・園長職などの求人を募集しているケースもあるので、タイミングが良ければ応募して、一気に役職者を目指すこともできるでしょう。

求人募集の内容によっては、「経験年数◯年以上・大学卒業者」などの条件が決められている場合もありますが、長年のキャリアを積んだ保育士なら採用される可能性もあるはずです。

保育士の仕事に対して、やりがいや向上心を持ち、自分から主体的に動いたり、計画的な行動をしたりしないと、年収600万円への道は難しいので、頑張り続けることが大切です。

保育士が600万に年収UPの方法とは?

保育士が600万に年収UPの方法は、複数あるので自分が行動していくうえで何が適切なのか考えながら、目指すことが重要です。

正職員の保育士は、国家資格の取得が必須になるわけですが、一度、保育士資格を取得していれば今の勤め先で定年まで働きながら、年収UPを目指す選択肢以外も検討することが可能になります。

転職と副業を両立する

公立保育園で働く保育士は、公務員職になるため現時点では副業が禁止されていますが、私立保育園で働く保育士は勤務先によっては副業OKなところもあります。

例えば、私立保育園の保育士として働きながら年収600万円を目指したい人は、転職活動で基本給やボーナスが高いところを視野に入れて、さらに副業に挑戦することで、夢のような話である年収600万円を目指せる可能性が高くなります。

給料の基本給が高い職場であっても、ボーナスが低いと年収600万円の実現は難しくなるので注意が必要です。

公立保育園の園長を目指す

園長職を目指すキャリア形成を目指すならば、私立保育園よりも公立保育園の園長を目指したほうが、年収600万円の到達が早くなる可能性があります。

保育園の役職者のなかでは、園長のポジションが一番上の存在になるので、役職手当も一番高いでしょう。

ただし、園長先生になるのは簡単ではありません。

自身のキャリアも大切ですが、周囲から園長職として相応しいのか評価されたり、色々な知識や人望が必要になってきます。

公立保育園で働く場合、転勤や異動をしなければならないかもしれないので、勤め先が変わっても大丈夫なのか考えたうえで目指した方が良いでしょう。

私立保育園の園長を目指す

私立保育園の園長先生を目指す場合は、公立保育園の勤務と比べて転勤や異動は必ずしもあるわけではないので、同じ職場でずっと働きながらキャリアを積み重ねられる可能性があります。

待遇面は私立保育園によって、違いがありますが公立保育園の園長先生よりも年収は低い傾向がみられます。

ただし、私立保育園の園長職を目指す場合でも、勤め先次第では年収600万円は不可能ではありません。

保育士として働き始めて間もない頃から、将来を見据えてどの勤め先で園長を目指すべきか考えたり、色々な求人募集をチェックしたりして、キャリアプランを立てながら昇進していくことが重要です。

年収600万を実現するための保育士経験の活かし方

上記でお伝えした、キャリアアップによる年収UPの方法の他にも、保育士資格を持っていたり経験を積んだりしていれば他の職業に転職して、年収600万円の実現を目指すことも可能です。

保育士は年収600万を、実現するための保育士経験の活かし方を解説します。

フリーランスのベビーシッター

子どもの身の回りの世話が得意な保育士は、経験を活かしてフリーランスのベビーシッターに転身すれば、高収入を確保できる可能性があります。

ベビーシッターは、保育士資格を持っていなくても研修を受講することで働けますが、国家資格があると最初の時給設定が高くなるので、年収600万円を目指すならば保育士資格は持っておいた方が良いでしょう。

フリーランスのベビーシッターは、自分で時給や日給を設定して働ける場合もあるので、考えようによっては仕事をたくさんとれる実力がある人は、年収を青天井にできる可能性もありますから夢があるのではないでしょうか。

保育系のプログラマー

デジタル化が進んでいる日本では、IT業界の求人募集が増えています。

IT業界は未経験者でも応募できる職場もあるのですが、その理由として人材不足の現状が続いているからです。

保育園や保育施設でもIT化は進んでおり、例えばICTの導入で書類作成をデジタルで行ったりするところも増えています。

保育士系のプログラマーとして、活躍できれば大幅な年収UPも見込めます。

ITの知識やスキルを身につけた保育士は、ICTを導入している保育園や保育施設でスムーズに業務に取り組むことができたり、ITツールの扱いが苦手な保育士との差別化になったりするので重宝される可能性があるでしょう。

 

まとめ

保育士は低賃金のイメージを持っている人は多いですが、キャリアの積み重ねや働き方次第では、年収600万円も実現できる可能性があります。

長期間のキャリアの積み重ねだけではなく、周りからの評価や運、人望など色々な要素が必要になってくるため、誰でもが簡単に目指せるわけではありません。

保育士として働きながら、やりがいと向上心を持って将来を見越した行動をしていくことが大切です。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

>>プロフィールはこちら

 

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