子どもの生活サポートの他に、事務作業や色々な保育業務、保護者対応などを行う保育士は忙しい日々を過ごしています。
何かノルマがある成果主義の仕事内容ではありませんが、一日の業務をチームワークを大切にしながらテキパキとこなしながら行う必要があるので、マイペースでのんびりとできる職業ではないです。
保育士の仕事に慣れて、仕事が早くこなせるようになるのも大切ですが業務効率を図るために、便利グッズを活用するのもおすすめです。
ちょっとした便利グッズを所持しているおかげで、業務効率化できるだけでなく、気持ちよく仕事が行えることに繋がります。
今回は、あれば仕事がはかどる保育士便利グッズ10選を紹介していきます。
Contents
保育士の便利グッズ10選
保育士の仕事をするうえで、便利グッズの活用は作業の効率化を図ったり自身の身を助けることに繋がります。
色々な業務をこなしている保育士は、マルチタスク能力が求められるため便利グッズとして紹介する商品が、時短アイテムに使える場合があります。
上手く便利グッズを活用して仕事に役立てて行きましょう。
保育士の便利グッズ10選を紹介していきます。
ホッチキス
保育士の仕事では、事務作業で会議の資料や保護者会の資料などの作成を行ったり、色々な書類作成を行うので紙を何枚もまとめられる「ホッチキス」を持っていると便利です。
ホッチキスはホールド力がとてもあるので、しっかりと書類を綴じればバラける心配もありません。
通常は針ありのホッチキスを使用しているところが多いですが、穴をあけて用紙を綴じる針なしホッチキスもあるので、子どもが生活する保育園や保育施設で園児達の安全に配慮して怪我を防ぐために針なしホッチキスを使うのも良いでしょう。
印鑑
デスクワークで保育日誌・保育だより・園だよりなどの作成や、書類の作成を保育士は行うので役所に提出する書類やサインが必要な場合があるので、「印鑑」を所持していると役立ちます。
保育園や保育施設によっては、簡単に押印可能なスタンプ型の印鑑は禁止しているところもあるので注意が必要です。
おすすめの印鑑は、キャップレスタイプのもので蓋の開け閉めが必要無いので手間を省くことができます。
付箋
保育士の仕事は単独プレーで行えるものではなく、職場の職員達と協力し合いながらチームワークで働くことが求められます。
チームワークが必要な保育現場では、保育士がやる仕事が多岐にわたるので色々なことを頭に入れておかなければいけません。
頭に仕事に必要なことを入れていたら、忘れてしまう可能性があるため「付箋」を活用するとメモ代わりとして使えます。
TODOリストとしての役割がある他に、ミーティングで活用や資料にしおりとして使えます。
クラフトパンチ
保育士が使う便利グッズとして、雪の結晶・ハートや花の模様など色々な形に紙を型抜き可能な物が「クラフトパンチ」です。
保育園の行事で制作物の発表をする時もあるので、クラフトパンチを使用すれば装飾や制作物に役立ちます。
絵心がある人でも、綺麗な切り抜きを制作するのはまた別な能力が必要で、器用さが求められるため簡単ではありません。
保育士の便利グッズとして、業務効率化が図れる時短アイテムを持っておくのもおすすめです。
マスキングテープ
装飾や目印として活用できる便利グッズが「マスキングテープ」です。
マスキングテープは剥がしやすくてテープの跡で汚れたり、残りづらくなるので色々な場所で気軽に使用できます。
また、破損した玩具の応急処置としてマスキングテープを使用するのも効果的です。
色々なデザインのものが販売されているので、子ども達のために可愛いデザインを選んで使うのも良さそうです。
衛生グッズ
保育園や保育施設に通っている子ども達は、乳幼児から小学校入学前までの子どもですから、自力で体調管理をすることができません。
時には風邪をひいたり熱がでたり怪我をする可能性もあります。
いつでも応急処置ができるように、消毒液やガーゼ・熱冷まシートなどの衛生グッズを所持しておくと安心です。
子どもや職員が体調不良になって、急に容態が悪化する可能性もあるので衛生グッズは、ストックを切らさないようにしておくことが大切です。
子どもが吐いてしまったり、お漏らしする場合もあるためビニール手袋やゴム手袋を準備しておくことで、細菌やウイルスの感染被害拡大の防止に繋がります。
消毒グッズ
衛生グッズと共に緊急性が高くて所持しておくと安心なものが「消毒グッズ」です。
子ども達と外出したり、遠足に行ったりする際に手や口を拭いてあげれるようにウエットティッシュを準備や、ばい菌・雑菌を取り除くために除菌スプレー、除菌シートなどを持っていると良いでしょう。
子どもは好奇心旺盛です。
興味がある物はとすぐに触って確かめようとしたり、外で遊んでいる時に遊具や砂・地面に手をついたりして汚れることも多いですから、そのままにしておくとばい菌・雑菌の影響で体調不良になってしまう危険性があります。
保育士は子どもから目を離さないようにして、身体が汚れたり手で色々な物を触ったりした後は、しっかりと消毒してあげましょう。
絵本
子ども達の笑顔を引き出すためや、言語学習に役立つ便利グッズが「絵本」です。
絵本の読み聞かせをしてあげることで、子どもの想像力を育み心の成長、集中力を身につけさせることに繋がります。
保育士と子どもとの間で、絵本を読み聞かせながら会話もできるため信頼関係も深めることができるでしょう。
保育園や保育施設に常に用意してある絵本の他に、季節や行事に関係ある絵本を揃えて置くと1年中色々な内容のものを、読むことができるので子どもが飽きにくいです。
また、飛び出したり音が鳴ったりする絵本を所持して置くのも子ども達の楽しみが広がります。
子どもに興味がありそうな題材の絵本を選べば、真剣に保育士の話を聞いたり笑ってくれたりするでしょう。
エコバッグ
保育士は持ち帰り仕事が発生する場合があり、職場から作業に必要な道具や荷物を自宅に持ち帰ったりする時に便利なグッズが「エコバッグ」です。
エコバッグは素材が柔らかいので、小さく折り畳んで鞄の中に入れておくこともできるのでかさばりません。
事務作業や季節の行事などで、必要な道具や制作物を自宅から職場に運ぶ際にも役立ちます。
また、勤務が終わって帰宅する前に食料品等の買い物に行った時にも、エコバッグを普段から持っていればサッと取り出して購入品を収納できるので便利です。
畳めばコンパクトになって、物によってはポケットティッシュ位のサイズになるので邪魔にならない便利グッズです。
ハンドクリーム
保育園や保育施設で働く保育士は、屋外活動したり子どもの送り迎えで外に出たりして、紫外線や日光に当たることが多いです。
保育士は女性が多く活躍しているので、仕事で肌荒れやシミ、シワなどにならないよう気にしている人がほとんどです。
肌を守るためにも「ハンドクリーム」は、持っておいた方が良いでしょう。
日焼けや紫外線対策として、ハンドクリーム以外にも帽子、アームカバー、スプレー式の日焼け止め商品などを所持すると安心です。
まとめ
保育士の仕事は子どもの生活サポートの他に、事務作業や季節行事の企画運営などで書類や資料作成をします。
デスクワークでお伝えした便利グッズを使うと、作業時間の短縮ができたり仕事がしやすくなるので、上手く活用していくことが大切です。
その他の保育業務でも、紹介した便利グッズを使ってスムーズな作業をしたり、衛生面や安全面の対策に役立てていきましょう。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
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