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2023.05.24

保育士のボーナスはどれくらい?金額や回数について解説!

保育士 ボーナス

社会人になって働いた対価として、給料が貰えることは生活の為というのはもちろんですが、余裕があれば自由に使えるので楽しみですよね。

職場によっては給料の他にボーナスが貰えるところもあるでしょう。

世の中には、色々な職業がありますが保育士に注目すると賞与・ボーナス事情は意外と知られていません。

低賃金と言われる保育士のボーナスに関して、気になる人は多いのではないでしょうか。

今回は、保育士のボーナスはどれくらいあるのかや、支給日・金額・回数についてと、公立と私立との違いや貰うためにやるべきことなどについて解説していきます。

そもそも保育士にボーナスはあるの?

仕事をしている人のなかには、給料を貰っているけれど賞与・ボーナスは受け取っていないという人もいます。

職場の経営状況や、雇用形態などによって貰える貰えないが分かれてきますから社会人全員が必ず受け取れるわけではありません。

一般的に、正社員の人は福利厚生が充実していて、仕事の責任が重いため給料・ボーナスがしっかり貰えるケースが多いです。

雇用形態は「派遣・アルバイト・パート・契約社員」など色々な働き方があります。

そのため、正社員以外の雇用形態で働いている人は責任が低めで拘束時間が短いという条件の職場が多いためボーナスは貰えないという契約内容になっている人もいます。

保育士は正社員として働いている人には、1年目からボーナスを支給している保育園は多いですが、正社員以外の雇用形態の人には無いケースがほとんどでしょう。

新人保育士は、まだ職場でしっかり戦力になっているわけではないので、ボーナスは寸志程度と決めているところが多いです。

保育園によっては、正社員以外の雇用形態で仕事をしている人にも、ボーナスを支給するところはありますが、そのような職場は経営状況が悪くはないからできている可能性が高いです。

 

保育士求人に関連する記事はこちら⇒保育士で給料高いところはあるの?その真実について解説!

保育士のボーナス支給日は?

保育士のボーナス支給日は、働く保育園によって違いがありますが主に6月~7月の夏の時期、12月頃の冬の時期です。

毎月、給料を貰うだけでも楽しみにしている人が多いと思いますが、年に2回、賞与・ボーナスが給与とは別に支給されるとなると、支給日付近になったらさらにウキウキワクワクしますよね。

ボーナスの使い道に関して、職場からはうるさく言う権利は無いので個人の自由です。

真面目にコツコツ貯金している人もいれば、パーッと浪費したり大きな金額の買い物をしたりなどボーナスの使い道は人それぞれ違うものです。

保育園のなかには、ボーナス・賞与が年3回支給しているところもあり、支給日は春・夏・冬というパターンが多いです。

ただし、支給回数に違いがあるだけで年に2回と3回のボーナスの総支給額は同じという職場もあります。

それでも支給日が多いと、1年間にワクワクできる機会が増えるのでモチベーションを高めやすいですよね。

保育士のボーナスの回数や金額は?

保育園の経営状況や雇用形態、保育士の勤続年数や年代などによって、ボーナスの金額は上下するものですが、だいたい夏季・冬希の2回支給され、20代後半~30代のボーナス・賞与は平均70万円台だと言われています。

40代に入ると、保育士としてのキャリアを積み重ねてきた人で役職者になったり園長に就任する人もいるので、ボーナスを含め年収が大きく変わるケースがあります。

ボーナスの平均が70万円台とすると、一般的に給与の約3~4ヶ月分に相当する金額ですのでとても大きいですよね。

基本的にボーナスの支給額は、基本給の○ヶ月分で表すことが多いので月額の給料のままで計算しないようにしましょう。

そして、正社員の保育士の平均的なボーナスの一般例ですから、その他の雇用形態で働いている人はそもそも賞与・ボーナスが無かったり支給されても正社員よりも少ない金額になっている職場が多いです。

正社員として働いている人は、派遣・パート・アルバイト・契約社員の人達よりも仕事の稼働時間や業務範囲、責任の重さなどが違うので、たくさん職場に貢献している分、ボーナスという報酬で還元しています。

公立と私立で保育士のボーナスは違う?

職場によって保育士のボーナスに関して違いがありますが、大きく分けると「公立保育園」・「私立保育園」で賞与・ボーナスの有無や支給額が異なります。

私立保育園の保育士は、公立保育園の保育士のように地方公務員ではないため給料・ボーナス・福利厚生などが違ってくるわけですね。

公立保育園と私立保育園で保育士のボーナスはどう違うのか解説していきます。

公立

公立保育園に勤める保育士は、地方自治体で採用された地方公務員になるため民間の職場で働く私立保育士とは異なります。

地方公務員の公立保育士は、基本的にボーナス・賞与が貰えないというケースは稀でしょう。

地域にもよりますが、公立保育園の保育士は給与の3ヶ月~4ヶ月分のボーナスが支給されるケースが多いです。

公務員という立場なので、私立保育園と比較して雇用の安定性は良いです。

私立

私立保育園の保育士のボーナスは、公立保育士と違って経営状況や業績に左右されるため支給が無いところもあるでしょう。

20代後半~30代の保育士のボーナス・賞与は、平均70万円台だと言われているので給与の約3~4ヶ月分位支給される職場がありますが、全くでないところも存在するため働く場所によりけりです。

保育士でボーナスをもらうためにやるべきこと

私立保育園の保育士は、必ず賞与・ボーナスが支給されるとは限りません。

就職や転職したての頃は、支給されていてもある日突然、園の方針が変わったり経営状況次第でストップする場合もあります。

また、もともと賞与・ボーナスが無かった園で働いているうちに、支給されるようになったところもあるので、ケース・バイ・ケースだと言えるでしょう。

仕事は生活のためにする必要があるので、適当な気持ちで働く場所を決めるとすぐに辞めたくなったり後悔してしまうことになるので注意が必要です。

色々な求人情報を見比べてよく吟味したうえで、就職先・転職先を決めるようにしましょう。

求人にボーナス・賞与ありの保育園を探す

保育士の求人募集で、待遇面を重視する人はボーナス・賞与ありの保育園を探すことが大切です。

入社してから、ボーナスが貰えない職場というのがわかったらモヤモヤしたりガッカリしたりしますよね。

ネガティブな気持ちで働かないようにするためには、求人募集の情報にボーナス・賞与ありという記載がされているのかを確認してから応募するようにしましょう。

転職エージェントを利用する

自力でボーナス・賞与ありという好条件の保育園を見つけて確証が得られるのかは、なかなか難しい場合もあるでしょう。

できるだけ好待遇の求人を見つけるためには、転職エージェントを利用すると良いです。

もしかしたら、過去に同じ転職エージェントに相談して入社している保育士の先輩がいるかもしれません。

先輩の保育士がボーナス・賞与ありの保育園で働いている経歴がわかれば、同じところに入社したら待遇面は安心できますよね。

転職エージェントは人材紹介のプロなので職場選びに失敗や後悔しにくいです。

 

まとめ

正社員の保育士であれば、中堅クラスで賞与・ボーナスは基本給の3~4ヶ月分を支給しているところが多いです。

保育士の仕事は、正社員以外でも派遣・パート・アルバイト・契約社員といった多様な働き方ができます。

雇用形態のパターンが色々あるのも保育士の魅力ですが、正社員以外の人はボーナスが無いというケースが多いでしょう。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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