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2023.05.15

保育士の服装でジャージはOK?保護者や子どもに好印象な選び方を解説

保育士 服装

働く人々の価値観の多様化やライフスタイルの変化などによって、服装に対する考え方も変わってきています。

保育士のなかには保育園や保育施設の方針や、保護者の目を意識しながら日々、職場に着ていく服装に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

服装に対する明確な決まりごとというのはないため、何を着用するべきなのかは保育士の勤務先によりけりです。

保育士の職業は、女性が多く活躍していてオシャレが基本的に好きな女性もたくさんいます。

また、ジャージは大丈夫なのか気になる保育士もいるはずですので、保育士の服装選びに関して様々な角度から深掘りしてみました。

今回は、保育士の服装の基本についてやジャージはOKなのかと、おしゃれな服装は良いのかや季節別のおすすめの服装、保護者や子どもに好印象な洋服の選び方などについて解説していきます。

保育士の服装の基本

保育園や保育施設によって、働く保育士の服装に違いがあるので職場で着るのはこの洋服だと決めつけることはできませんが、基本の服装情報はでています。

ですので、何がベストなのか判断に迷ったら保育士の基本の服装に従うことで、職場で大きく浮いたり偏見をもたれる可能性が低くなるでしょう。

Tシャツ・チノパンなど動きやすい服

子ども達と接する時間が長い保育士は、子どもが怪我をしないようにや何かトラブルに巻き込まれないように、機敏に動き回って身の安全を確保していかなければなりません。

そのため、保育士の服装は動きやすいものを着る必要があります。

具体的には「Tシャツ」・「チノパン」など動きやすくて柔らかい素材がおすすめです。

Tシャツ・チノパンなどは、値段(価格)もリーズナブルなものがたくさんあるので予備で複数着持っているのも良いでしょう。

自宅で洗濯できてすぐに乾く服

保育士は仕事中、子ども達と触れ合った時に泥や砂が洋服に付着したりクレヨン、絵の具なども扱うので汚れてしまう場合も多いです。

毎日、着用する洋服は清潔な状態を保たなければいけないので、「自宅で洗濯できてすぐに乾く服」を勤務中に着た方が良いです。

仕事で着た洋服をクリーニングに出さないと洗えないものですと、こまめに着用できなくなり洗濯が追い付かなくなるため家ですぐに洗える服装のストックをしておきましょう。

子どもの安全を守れる服

子どもの生活サポートが保育士のメインの仕事になりますから、服装で怪我をさせたり危険を与えるわけにはいきません。

例えば、ボタンが付いているタイプの洋服を勤務中に着ていると、園児がボタンに触れた時に取れてしまいそのまま口に運んで喉に詰まってしまう恐れがあります。

装飾品が付いている洋服は着ないようにして「子どもの安全を守れる服」を着用するようにします。

保育士の服装でジャージはOK?

基本的に保育士の仕事は、服装でアピールを行う必要はないためオシャレとは無関係でも全然問題ありません。

むしろ日常業務に支障をきたさず、子ども達の安全を守れる服装をする必要があります。

保育士の服装ルールや決まりごとは、働く保育園や保育施設によって異なり特に制限を設けていないところが多いです。

動きやすくてあまりオシャレには見えない「ジャージ」はOKなのか、気になる人もたくさんいるでしょう。

確かにジャージは着替えやすく、低価格なものが多いですが時にルーズな印象を与えてしまう可能性も否めません。

そのため、保育士の服装でジャージを認めている保育園や保育施設もあれば、NGなところもあるのです。

いきなり雇用先でジャージを着用するという行動は避けて、相談してOKを貰えたら着るようにしましょう。

保育士らしさを考えると、ジャージを着て仕事をしていたら周りから子ども達の先生に思われない可能性もあります。

保育士のイメージは、先ほどお伝えした基本の服装やエプロン姿だと考える人は多いのではないでしょうか。

服装に拘りがありすぎると、見栄えが気になって周りから見ると、おしゃれなのかおしゃれじゃないのかを重視してしまいがちです。

外見を気にするなら、おしゃれさより清潔感・安全性がある服装をしているのかを考えるようにしましょう。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士のエプロンの選びかたは?着用するべきなのかも解説

保育士の服装でジャージを選ぶポイント

保育士の服装で、ジャージOKな保育園や保育施設があっても何でも良いというわけではありません。

ジャージを選ぶ際に気をつけるべきポイントがたくさんあります。

妥協すること無く、お伝えする全ての注意点をクリアできるものを購入するようにしましょう。

保育士の服装でジャージを選ぶポイントを解説していきます。

汚しても問題ない

汚れたら困る服装を着続けるのは、保育士に適していると言えないので高価なジャージを着用すると、勤務中に汚れてしまったら後悔してしまいます。

仕事中は「汚しても問題ない」ようなタイプを着て、汚れるのが嫌なジャージは私生活のなかで着るようにすると良いでしょう。

保育士の仕事内容的に一日中、洋服が綺麗な状態を保つのはとても難しいです。

動きやすさ

子どもと触れ合って、おんぶをしたり抱っこをしたり走り回ったりすることが多いですよね。

時には子どもの背丈に合わせて、しゃがんで会話したり立ったりしゃがんだりの繰り返しで過ごす場合もあります。

また、保育園や保育施設で働く保育士は、他の職員や園長先生と協力し合いながらチームワークで仕事をする必要がありますから、一日のなかで身体を動かす機会が多いです。

自分に合ったサイズのジャージを試着して、同時に「動きやすさ」はどうなのかというポイントも重視して購入することが大切です。

清潔感がある

汚れても大丈夫なジャージを職場で着るようにしていても、すでに汚れていたり不衛生な状態で着用していると周りの印象は良くありません。

汚らしい格好の先生が1人いるだけで、雇用先の評判はガタ落ちする恐れがあるでしょう。

ジャージの服装を選ぶ際は、新品でも破れたり穴があいている箇所は無いか確認して購入するようにしたり、勤務先に着ていく際は汚れが付着していなくて誰が見ても「清潔感がある」と感じられるようなものを選ぶことが大切です。

装飾が施されているものは避ける

保育士の仕事に相応しいジャージを選ぶポイントとして、ボタン・ラメ・ビーズ・スワロフスキーなどの「装飾が施されているものは避ける」ことが大切です。

保護者から大切な子どもの命を預かっているわけですから、保育士自身のせいで子どもに怪我や危険を与えるような行動はしてはいけません。

ジャージに装飾品が施されていると、もし万が一取れて落として子どもが拾い口に運んで飲みこんでしまったり、園児が装飾品を触って怪我をさせたりする危険性があります。

派手なカラーを選ばない

保育士という職業柄では服装で個性を出す必要性はありません。

オシャレ好きな人や拘りがある人は、派手な色のジャージを勤務先に着ていきたいと思うかもしれませんが、保護者の目を気にしたり、職場で浮いてしまったりしないか考えなければいけません。

ジャージは「派手なカラーを選ばない」ようにして、淡い色があるパステルカラーのものを選ぶようにしましょう。

グレー・黒色・紺色などが無難なカラーで、落ち着いた印象を相手に与えることができるためおすすめです。

高級ブランドは選ばない

保育士の服装は、子どもや保護者の目を気にしたり周りに配慮したりしなければいけませんが、見栄を張る必要は全くありません。

ですので、ジャージを選ぶ時に値段(価格)が高いものや「高級ブランドは選ばない」ようにします。

外見や服装ばかり気にしていると、汚れることが多い保育士の仕事ですから汚したくない思いが強くなり業務に集中できなくなって、業務効率が落ちたり評価に悪影響を及ぼしてしまい、仕事に身が入らなくなります。

保育士はおしゃれな服装を着ていい?

保育士のあるべき姿を考えると、私生活で着用している洋服を仕事用にするのは好ましくはないでしょう。

職場での仕事は、集団で行うことが当たり前となっている保育士にとって、自分好みの服装を優先するのはエゴになってしまいます。

かと言って、おしゃれを楽しめない職業だと決めつけるのは違っていて、保護者や子ども、周りの職員の目に触れても差し支えのない範囲でおしゃれを楽しむことは可能です。

例えば、靴下や下着だけ派手な色にしたり可愛いデザインのものにしたりです。

保育士らしさを考慮するならば、おしゃれな服装を職場で着用は控えた方が良いですが、どうしてもファッションを楽しみたい人は自己責任で、あまり目立たない部分でおめかしするようにしましょう。

社会人はTPOをわきまえた節度ある行動をすることが大切です。

保育士の季節別のおすすめの服装

保育士としての基本の服装を理解してすぐに実践することは素敵ですが、一年中、同じ洋服を着回していると生地が傷んだり清潔な状態が保ちにくくなります。

できれば、季節に合わせて衣替えをすると清潔感がでますし、生地が傷みにくいです。

保育士の季節別のおすすめの服装を解説していきます。

時々、外気温が低下して寒い日も多い春は、薄手の長袖シャツやカーディガンを羽織るのが良いでしょう。

ズボンは動きやすいチノパンの着用や、色々なタイプのボトムスを揃えておくと使い分けしやすくなります。

夏の時期は、外気温が高くて汗をかきやすくなるため、通気性が良いタイプの洋服を着たり速乾性があるものを着用したりしましょう。

Tシャツ・ハーフパンツなどが最適な服装です。

また、上着やズボンを七分丈にして体温が上がりすぎないように自分で調整しながら、日焼けや紫外線対策も行うことが大切です。

日中は過ごしやすい季節の秋ですが、朝夕は肌寒くなることがあるので厚めの生地のカーディガンを羽織ったり、体感温度が快適になるように着脱しやすいジャージを活用するのも良いでしょう。

外気温が低い冬の季節は、保温効果の高い下着、インナーを着用するようにして上着は裏起毛タイプやフリースなどの服装がおすすめです。

保育現場で仕事をしていると、手がかじかんだり首元が寒くなったりしますがマフラーや手袋をしていると、子どもが引っ張ったり、どこかに引っ掛けたりしてしまう恐れがあり危ないので、できれば保育業務中は身に着けない方が良いでしょう。

保育士の服装で保護者や子どもに好印象な選び方を解説

ここまでで、保育士の服装はオシャレさを追い求めたり、自分好みの洋服をするのではなく保育現場での仕事に相応しいものを着用することが大切だとお伝えしてきました。

保育現場での仕事に相応しい服装とは、保護者や子ども、周りの職員の目を気にしながらTPOに合った格好です。

子どもの前で不潔な姿を見せたり怪我に繋がりそうなファッションをしたりしていると、特に保護者は子どもを本当に預けて大丈夫なのか疑心暗鬼になってしまいます。

保護者や子どもに保育士の服装で、好印象をもってもらうためには自分の判断で選ばないようにして、職場で働いている職員や園長先生に服装のルールや決まりごとはあるのか確認して、服装を選ぶことが大切です。

私生活なら周りに迷惑をかけずに、思いっきりオシャレな服装を楽しめるわけですから個性をだすのは、保育現場では控えたほうが良いでしょう。

子どもを預けるママやパパは、保育士を信頼すると同時に不安も抱いています。

我が子と一時的にですが離れ離れになるわけですから、当然、不安になってしまうのは仕方がありません。

保育士は保護者の代わりに、育児を行うためママやパパの不安を払拭する必要があります。

日頃の勤務態度も重要ですが、外見の印象を良くすることが保護者の不安を取り払うためには欠かせません。

 

まとめ

保育士の仕事に相応しい服装をすることが、子どもの安全や保護者との信頼関係の構築に繋がります。

働く保育園や保育施設によって、服装ルールや決まりごとは違い、ジャージOKなところもあればNGな職場もあります。

おしゃれなファッションを楽しみたい保育士は、職場ではなく私生活において服装で個性を表現するようにしましょう。

保育士らしさとは何なのかを考えて、清潔感・安全性を意識した服装をするように心がけ、さらにTPOに相応しい格好が求められます。

 


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

>>プロフィールはこちら

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