保育士・幼稚園教諭のための就職・転職求人サイト

TEL0120-553-092

2023.03.23

保育士は通信講座でも合格できる?メリットやデメリットについて

保育士 通信講座

一昔前は、保育士を目指すのであれば独学よりも都道府県知事が、指定する保育士養成施設に通う人がたくさんいました。

保育士は専門知識が必要で国家資格を取得しなければいけないので、なかなか自己学習ではハードルが高かったというのが理由としてあります。

最近は、インターネットの普及で通信教育でも専門知識が十分に得られるようになってきたので、通信講座や独学で保育士資格の取得を目指す人が増えてきています。

学校以外の勉強法で、自力で勉強する場合にはどのようにしていけば良いのか知りたい人も多いのではないでしょうか。

今回は、保育士は通信講座でも合格できるのかや、メリットやデメリットなどについて解説していきます。

保育士資格はどうやって取得できるの?

保育士を目指す人は、年間に数回しか保育士試験を受験できないので、国家資格を取得するために一生懸命に勉学に励む人が多いです。

場合によっては筆記試験だけではなく、実技試験も受けなければいけないので勉強量も多くなってしまいがちです。

受験までに参考書やテキスト代もかかりますし、学校に通うのであれば学費も必要になるので出費も決して安くはありませんよね。

保育士になるためには、以下の2つのパターンがあるので自分に合ったやり方をじっくり考えて選択しましょう。

学校を卒業して合格

都道府県知事が指定する保育士養成施設である、短期大学・専門学校・大学・通信制学校などで指定単位を全て取得して卒業と同時に保育士資格を取得できます。

ですので、自力で国家資格の取得を目指して勉強する必要がなく、決められたカリキュラムをきちんと修了すれば良いのです。

学校を卒業して保育士資格の取得を目指すのは、最低でも2年以上通い費用が最低50万円以上かかるので金銭的な余裕が無ければ厳しくなります。

独学で合格

保育士になるために、できるだけ費用を抑えたい人は独学で国家試験の合格を目指す方法があります。

最近では、インターネットの発展でYou Tubeで自己学習ができたり、通信講座を受講して勉強したりできるようになりました。

学校に通いながら保育士を志す人は、周りに同じ気持ちの仲間がたくさんいるので、相談や勉強を教え合ったりして自分を高めていくことができますが、独学では孤独になりがちです。

それでも学校に通うよりも独学の方が費用が安く済むので、自己管理能力や危機管理能力が高い人はチャレンジする価値は十分にあるでしょう。

保育士が通信講座を選ぶメリットは?

保育士が通信講座を選ぶメリットを解説していきます。

圧倒的な学費の安さ

通信講座を受講する費用はかかりますが、学校のように入学金が必要ないため進学するよりも学費を安く抑えられるメリットがあります。

経済的な負担を最小限に抑えながら、学習できますし学校に通う際の交通費も必要ありません。

通信講座に必要な費用と言えば、参考書やテキストの購入代と講座料があります。

圧倒的な学費の安さが通信講座の魅力と言えます。

好きなタイミングで勉強できる

学校に通いながら保育士の勉強をするなら、毎日、決まった時間に通学したり公共交通機関を利用すると乗車時間も気にしなければいけません。

時間割がある程度決まっている通学ですと、自分の好きなタイミングで勉強できませんが通信講座なら、自分の生活を基準にして勉強が可能です。

マイペースに勉強しやすいですし、子どもがいる人は育児の合間にちょっとずつでも学習できます。

自己学習する内容も自分で自由に範囲を決められるので、苦手なところを重点的に勉強したり何度も復習して頭に入れることができます。

通信講座はノウハウがそろっている

通信講座は、インターネットを利用したオンライン講座、参考書を郵送で送って貰うなどの始め方があります。

年齢制限や入学試験もないので、すぐに取り組めやすくノウハウがきちんとそろっているので安心です。

独学で保育士試験の合格を目指すのは、ハードルがとても高いのではないかと思う方もいるのではないでしょうか。

今の時代は、通信講座でも本人の努力次第で保育士の国家資格を取得できるだけの実力を十分、身につけることができます。

実際に、独学で保育士試験に合格している人は年間に何人もいるので、やり遂げる強い意志と情熱がある人は良い結果が出やすいです。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士は独学で合格できる?難しさや何カ月かかるのかを解説!

保育士が通信講座を選ぶデメリットは?

保育士が通信講座を選ぶデメリットを解説していきます。

実技も独学で

独学で頑張って学科試験に合格すると、今度は実技試験があります。

実技試験は、

・「造形に関する技術」
・「言語に関する技術」
・「音楽に関する技術」

の3科目のうち2科目を選んでの受験です。

学校に通いながら保育の勉強をしている人は、授業で実技の練習が行えますが通信教育の場合は、実技も独学で学んでいかなければいけません。

通信講座は、試験対策・科目学習・レポートや課題の提出などが主になるので、実技の練習をする機会は少ないでしょう。

ですので、学んだことを保育士試験や保育現場で活かすことが難しくなります。

モチベーション維持が大変

通信講座を受講しながら独学で、保育士になるための勉強を続けていくのは人によっては孤独になりがちです。

進学のように、一緒に学びながら支え合う仲間が居ないのでモチベーション維持が大変なところがあります。

孤独に強い人や、1人で黙々と自己学習をするのが向いている人はあまり苦痛に感じたりせず、モチベーションは気にならないかもしれません。

通信講座はマイペースでできるぶん、自分自身と向き合う時間がとても多くなるので、考え過ぎたり悩み過ぎて勉強の手が止まってしまう人もいます。

いかに勉強に集中できる環境を整えて、コツコツとトライできるのかが鍵になります。

例えば、毎日の歯磨きのように、当たり前にやることが習慣化になっていると無意識レベルでモチベーションに関係なく取り組むことができるでしょう。

独学で保育士試験の勉強も、日々、コツコツとやるのが当たり前に思える位、習慣にできるとやる気の上げ下げを気にせずに学べるはずです。

保育士の合格率は低い!それでも通信講座は有効?

保育士の合格率は、約20%台と決して高いとは言えません。

一夜漬けの勉強量で簡単に合格できるほど甘くはないでしょう。

ですので、独学で保育士試験の合格を目指す人は、自己流で勉強したり適当に参考書やYou Tubeなどで学習しても一発で合格するのは困難を極めるかもしれません。

後悔しないためにも、独学でやるならば通信講座を受講した方がしっかりしたカリキュラムやサポート体制が組まれているところが多いので、自己流よりも合格しやすくなります。

そして、保育士試験の筆記試験の科目は一度に全て合格しないと、また振り出しに戻ってしまうと思い込んでいる人もいます。

一度合格した科目は、実は3年間の有効期限があるので年に数回ある保育士試験に焦りすぎる必要がありません。

合格した科目の有効期限内に、また保育士試験を受験するなら合格している科目は勉強し直す必要が無いのでその分、試験範囲が狭まり合格に近づきやすくなります。

保育士通信のまとめ

保育士になるための手段は、都道府県知事が指定する保育士養成施設の短期大学・専門学校・大学・通信制学校などで指定単位を全て取得して卒業と同時に保育士資格を取得する方法と独学の2パターンがあります。

最近では、インターネットの発展により保育士を目指す人向けの通信講座のカリキュラムやサポート体制が充実してきています。

進学するよりも独学で通信教育を受けたほうが学費も安く抑えられるので、自己管理能力や危機管理能力が備わっている人に向いているでしょう。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔 

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

 

「役に立った!」と思ったらいいね!してね(^-^)

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。

おすすめ求人

ほこほこ

月給20万円超新卒歓迎残業ほぼ無しマイカー通勤

開明かしの木こども園

月給20万円超新卒歓迎賞与高め退職金制度

ふたば未来園|大阪市淀川区【学生アルバイト積極採用中!】

年休120日超高時給時短・扶養内住宅補助あり

ひなたほいくえんせいわ|大阪市天王寺区【ほぼ週休2日&特別休暇が充実◎月給22万以上の認可保育園♪】

月給20万円超新卒歓迎賞与高め残業ほぼ無し

アクセスランキング

  1. 子守唄 おすすめ
  2. 子育て 問題
  3. 子育て 難しい
  4. 子育て 環境
  5. こどもの接し方
  6. 子育て 大変
  7. 夜泣き
  8. 保育ニュース
  9. 子育て お金
  10. 赤ちゃん 夜泣き
  11. 子育て 楽しい
  12. 心がけ
  13. 子育て ストレス
  14. 子育て したくない
  15. 保育ニュース
  16. 保育士 移動
  17. 保育士 ユニクロ
  18. 保育士の相談窓口

新着記事一覧

カテゴリ一覧

公式SNS

  • インスタグラム
  • facebook
保育士 求人