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2023.03.23

保育士で嬉しかったことは?やりがいを感じるときの6のエピソード

 

保育士 うれしい

保育士の職業は、子どもの命を守るという責任や保護者対応、色々と保育に関する作業などを行うのでマルチタスク能力が必要とされ簡単に務まるものではありません。

保育士資格を持っている人で、体力的や精神的にキツい、賃金が低い、残業が多いなどの理由で復職することを避けている潜在保育士もいます。

保育現場で働いている人の中には、保育士の仕事は嬉しいことややりがいもたくさんあるので天職だと感じている人もいるので、正直、感じ方は人それぞれです。

これから保育士を目指していく人で、どんなことに嬉しさややりがいを感じられるのか気になる人は多いのではないでしょうか。

今回は、保育士で嬉しかったことややりがいを感じるときの6個のエピソードと、大変なことなどについて解説していきます。

保育士で嬉しかったこと6選

ただ単に子ども好きだけで務まるようなほど、保育士の仕事は簡単ではありませんが一生懸命に働いている人はたくさんの嬉さがあったりやりがいを感じています。

周りから見るだけでは、保育士がどんな瞬間に嬉しさややりがいを感じているのかはわからないものです。

実際に保育士として働いている人は、どのような嬉しい出来事があったのか6つに絞ってお伝えしていきます。

子どもの成長が見られるとき

保育士のメイン業務は、子どもの生活サポートです。

保育園や保育施設で預かる子どもの対象年齢は、0歳から小学校に入学する前までととても幅広いことがわかります。

子どもの年齢や成長に応じて保育士は、臨機応変に対応していかなければいけません。

園児達と一緒に過ごすことで、できなかったことがちょっとずつできるようになっていく様子や、子どもの成長が見られる時などを目の当たりにすると嬉しさを感じる保育士が多いです。

保育士によっては、保護者の子どもを我が子のように思う人もいます。

保護者に感謝されたとき

保育園や保育施設に預けられる子どもは、日中、家事や仕事などで忙しいママやパパが面倒を見れないから親の代わりをしてくれる保育士の力をかりることで、安全に不安なく過ごすことができるのです。

子どもを預けるママやパパは、自分の代わりに子育てをしてくれる保育士には感謝しています。

保護者の中には、迎えに来た時に「いつも助かっています」、「先生が面倒を見てくれてありがたいです」と言った感謝の言葉を伝えてくれる人もいるでしょう。

保護者に感謝されると、明日からも精一杯頑張ろうという気持ちが芽生えて嬉しくなる保育士もいます。

行事が成功したとき

保育士の主な仕事内容は、子どもの生活サポートですがそれだけではありません。

保育日誌を作成したり、デスクワーク、行事の企画運営など多岐にわたるので忙しい毎日を送っています。

行事に関しては、保育園ですと1年を通して色々な催し物が開催されます。

日常業務の合間に色々と準備しなければいけないので大変です。

ママやパパにとっても、いつもとは違う子どもの姿を目にすることができるので、こんな一面があったのかと気付かされることもあるでしょう。

運動会やお遊戯会など、行事が成功した時に心から嬉しい気持ちになる保育士は多いです。

子どもが心を開いてくれたとき

保育園や保育施設に預けられる子どもは、個々で性格や気質に違いがあります。

人見知りで保育士とあまり仲良く接することができなかったり、殻に閉じこもってなかなか心を開いてくれない子どももいます。

保育士として子どもと接するのであれば、安心感を与えたり、悩みや不安を抱えすぎて心を閉ざしてしまわないように寄り添ってあげることが大切です。

毎日楽しく登園して、日中を過ごしてもらえるよう保育士の仕事を一生懸命に行っていると、やがて子どもの多くが笑顔で接してくれるようになるかもしれません。

子どもが心を開いてくれた瞬間に、保育士をやっていて本当に良かった嬉しいと思う人がいます。

自分自身も成長できたとき

仕事をしていて、理不尽なことがあったり子どもの気持ちを理解できなくて悩むこともあります。

保育士はロボットのように流れ作業で単調な仕事内容ではないので、時にはトラブルに見舞われたり仕事で悩んだりして大変な日々を過ごすこともあるでしょう。

ですが、仕事を通してや子どもから学ぶこともたくさんあるので、一生懸命に毎日仕事を頑張っていると自分自身の成長に繋がるはずです。

誇りをもって働ける職業の1つに違いありません。

自分自身も成長できた時に、嬉しさを感じる保育士もいます。

卒園後も会いに来てくれたとき

保育園や保育施設で預かる子どもは、やがて月日が経過したら全員が卒園していきます。

お別れは寂しいですが、子どもと一緒に過ごした時間と想い出はプライスレスです。

卒園した子どもの中には、卒園後も会いに来てくれることもあるので成長した姿を目にした保育士は、感動したり嬉しい気持ちが込み上げてくる人もいます。

しばらく会わなくても、ずっと覚えてくれていたらとても嬉しい気持ちになりますよね。

 

保育士に関連する記事はこちら⇒保育士の離職理由は?辞める理由や回避するための方法

保育士で大変なことは?

やりがいがあって、嬉しい出来事がたくさんある保育士という職業ですが同時に日々の仕事で色々と大変なこともあります。

 

人間関係

保育士は、自分一人だけで仕事を回せるものではなく、他の職員と協力したり報連相を重視しなければいけません。

チームワークを大切にしないと、日々の仕事をしっかりとこなせなくなるので先輩や同僚保育士との仲は良好であるべきです。

しかしながら、時には嫌味や粗探しをして注意してくる職員もいるかもしれません。

人間関係が悪化してしまうと、お互いに助け合うという気持ちになりにくいので仕事量が増えたり、ストレスを抱え過ぎて肉体的、精神的に辛くなってしまう恐れがあります。

給料

保育園や保育施設によっては、保育士として毎日一生懸命に働いているのに正当に評価して貰えないかもしれません。

過酷な労働環境だったり、サービス残業が慢性化していて給料に見合ってないというところもあります。

日本政府は、定期的に保育士の働き方を見直したり処遇改善の処置を行っているので、徐々にではありますが給料面に関して、できるだけ低賃金のままにならないように改善の方向に進んでいます。

仕事の多さ

保育業界は、人手不足に陥っているので勤め先によっては、職員の数が足りなくて保育士一人あたりの仕事量がたくさんありすぎるところもあります。

保育現場は、女性が多いですから力作業が必要で体力的に辛さを感じる保育士もいるでしょう。

オーバーワークは、体調を崩したりや精神が乱れてしまう原因になるので、仕事量が多い場合は他の職員に手助けを求めたり、相談することが大切です。

保育士は大変だがやりがいが大きい

お伝えしてきたように、保育士の仕事は大変なことばかりですが、同時に大きなやりがいを感じたり嬉しい出来事もたくさんあります。

大変な労働環境の中でも、頑張って仕事を続けている人は子ども達と関わることで得られるものが多かったり、職場の仲間と一致団結して業務を行っていくなかで人間性が磨かれていて、協調性があって優しい人ばかりです。

どんな職業でも何かしら大変さはあるものです。

仕事で得られるお金は、我慢料という見方もできるので楽なことばかりではないでしょう。

多くの職業の中でも保育士は、大変なことはたくさんありますがその分喜びややりがいが大きいです。

保育士嬉しかったことのまとめ

国家資格が必要な保育士の職業は、周りから子どもの世話をするだけで比較的簡単にお金を稼げるものだと思われがちです。

毎日、子ども一人ひとりに合った接し方をしたり、多くの業務をこなしているので簡単に務まるような職業ではありません。

保育士としての働き方は、社会貢献に繋がっている事実があり尊い職業です。

大変な中でも、お伝えしてきたようにたくさんの嬉しさや、やりがいを感じて保育士を長く続けている人がいます。


この記事の監修は

保育のせかい 代表 森 大輔 

2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。

その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。

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