幼稚園教諭は、子供達にとっては先生という立場ですから模範となる行動を心がけなければいけませんよね。
子どもが好きだから、幼稚園教諭の職業に就いている人もたくさんいます。
子供達だけではなく、保護者ともコミュニケーションをとっていかなければいけないので大変です。
はたから見れば、ただお子様と遊んでいるだけで給料を貰っているという風に思う方もいます。
しかし、幼稚園教諭はそんなに簡単な仕事ではありません。
今回は、幼稚園教諭のよくあるエピソードについて、あるある10選を紹介していきます。
Contents
幼稚園教諭あるある10選
いつのまにかケガをしている
保育園の先生よりも、子供のお世話をする時間が短いですが、一日の中では色々なことが起こります。
毎日、園児達と一緒に過ごすので鬼ごっこなどの遊びをして、転んでケガをしてしまったり子どもを抱っこやおんぶをした時に、引っ掻かれてしまったりしていつのまにか怪我をしていることもあります。
日々、子どもの目線で話したり行動するようにしないといけないので、しゃがんだり立ったりの繰り返しで腰を痛めたりもするのですね。
一生懸命に、幼稚園教諭の仕事に没頭していて、ある日ふと自分の身体を見たら謎のアザができていたりする場合もあります。
街で保護者によく遭遇する
基本的に、幼稚園教諭は自宅から近いところに職場がある人が多いですので、普段の買い物も最寄りのスーパーや雑貨店などを利用しているものです。
幼稚園に子供を預けに来るママやパパも、その近辺で生活をしている方ばかりですから街で保護者によく遭遇してしまうこともあります。
こちらから先に保護者を発見できたら、自分のタイミングで挨拶できますが、いきなり園児達のママやパパから「先生、こんにちは」とか挨拶されたらちょっと恥ずかしいですよね。
幼稚園教諭あるあるとして、プライベートの時もあまり気を抜けないという意見が多いです。
1日終わるのがはやい
幼稚園には、運動場が横にある施設も多いですから、園児達が日中に外で遊んだりしていると、先生も一緒に遊びに参加して欲しいとお願いされたりあります。
子供達が転んだりケガをしないように、遊びながら見守ることもできるので一緒に遊びに参加する幼稚園教諭もいますが、日中は他にも色々な業務がありますから1日中動き回らなければいけません。
園内を動き回っていると、汗もかきますよね。
幼稚園教諭は、一人で何十人もの子供達を担当するので、ひとりひとりとじっくり向き合う時間は少ないですが、それでもなるべく担当するお子様達はひいきしないように全員に注意を払いながら接しています。
子供達の身の回りの世話をしながら他の仕事もこなしていると、あっという間に1日が終わってしまうと感じる人も多いです。
子どもが帰るとさみしくなる
日中は、たくさんの子供達と接しながら保育日誌をつけたり、デスクワーク、他の職員達との「報告・連絡・相談」などをしたり、色々とやることがあります。
幼稚園教諭のなかには、仕事量が多すぎるわりに給料が少ないのですぐに退職する人もいますが、多くの先生はやりがいを重視していたり、誇りを持って職務を全うしています。
毎日、充実した日々を過ごしていても、子供達が降園して誰も居なくなると、ふと寂しくなる幼稚園教諭もいます。
さっきまで、園児達がワイワイ騒いでいたりバタバタ走り回っていたのに、急に居なくなると気持ちの整理がつかなくなるのですね。
それで孤独感を感じてしまう先生もいます。
降園時にママやパパが迎えに来たら、急いで保護者の元に駆け寄って行く子供の姿を見ると、やっぱり親と居る時が一番安心するよねと切ない気持ちになってしまうこともあるようです。
服のにおいで誰かわかる
幼稚園では、園児達がたくさん過ごしていますから、自分の持ち物には名前を書いたり、名入りのシールとかを貼っているところが多いです。
あまり名前が書かれていない持ち物に洋服があります。
名前が書いていないと、誰の物なのかがわからないので普通は困りますが、幼稚園教諭は毎日、子供達とスキンシップをとったり身の回りの世話をしていますから、園児たちのにおいも覚えている人がいます。
子供達のにおいがわかると周りに言うと、かなりびっくりされてしまったり引かれてしまうこともあるでしょう。
しかし、幼稚園の先生はそれだけ園児達のことを愛しているという証でもあるのです。
名前がない持ち物を、においで誰かわかるようになることも幼稚園教諭のあるあるです。
プライベートでも先生と呼ばれる
プライベートで、買い物をしに出掛けていると街で保護者や園児と遭遇してしまい、「先生こんにちは」と呼び止められることもあります。
私生活でも、先生呼ばわりされると思わず仕事モードになってしまう、幼稚園教諭もいるのではないでしょうか。
確かに、教育者としてそう呼ばれるのは間違っていないですし、喜ばしいことですがプライベートでもなかなか気を抜けないとなると、疲れてしまいますよね。
また、久々に別の職業に就いている友人と遊んだりお出掛けして、自分の気持ちを話す時に「先生はね・・・」とついつい日頃、子供達とお喋りしているような発言をしてしまう幼稚園教諭もいます。
先生と呼ばれたり、自分から言ってしまうのは職業病とも言えますが、それだけ仕事に誇りを持って取り組んでいるということなので落ち込む必要はありません。
お昼寝の時間は自分も眠くなる
幼稚園では、園児達がお昼寝をする時間を設けられています。
薄暗い部屋で、先生は子供が安眠できるように添い寝をしてあげたり、園児の背中やお腹をトントンしてあげます。
幼稚園教諭まで一緒にお昼寝する必要はなく、むしろ起きておかないと子ども達に何かあったら安全を守れません。
ですので、子ども達が眠る前から眠った後も、しっかりと見守る必要があります。
薄暗い部屋で、一緒に横になっているとついつい自分も眠くなることもあるので、いつのまにか眠ってしまったりうたた寝してしまう先生もいます。
初見の子どもの年齢を当てるのが得意
普段、幼稚園で何十人もの子供達を相手にしていますから、プライベートでもお子様の姿を見るとニコッと笑顔で挨拶したり、思わず話しかけたりする幼稚園教諭もいます。
外出中に、初見の子どもとすれ違う時に心のなかで、「あの子は○歳くらいだろうな」と年齢を当てる癖をもっている先生もいます。
毎日、子ども達と接しているのでいつのまにか、子供の年齢を当てるのが得意になっている先生も多いです。
それだけ子供好きで、思いやりがあるということですので、心のなかで他人の子供の年齢を当てるのは誰にも迷惑がかかりません。
卒園式は泣ける
幼稚園教諭は、一人の子供だけではなく何十人も担当します。
卒園式で、ひとりひとりの顔を思い浮かべながら、成長してたくましくなった姿に感動したり、居なくなることが寂しくなって泣いてしまう先生は多いです。
たくさんの子供達と関わっているので、思い出も色々ありますよね。
卒園式は、涙腺崩壊する幼稚園教諭がたくさんいます。
なかなかトイレにいけない
幼稚園の先生は、一人で何十人もの子供を担当していますから園児達からあまり目が離せません。
よく観察しておかないと、ケガや体調不良がおきてしまったり事故・トラブルなどに巻き込まれたり
する恐れがあるのです。
ですので、幼稚園教諭はなかなかトイレにいけないというのもあるあるエピソードです。
幼稚園教諭あるあるのまとめ
幼稚園教諭は、基本的に保育士よりも子供と接する時間は短いです。
それでも、一人で何十人の子どもを担当していますから、1日の中で色々な出来事が起こります。
子ども達の身の回りの世話をする他に、雑務、デスクワーク、保護者対応など色々とやることが山積みなんですね。
忙しい毎日を送っていることで、多くの幼稚園教諭に共通した、あるあるエピソードがたくさん出てきています。
この記事の監修は
保育のせかい 代表 森 大輔
2017年 保育のせかい 創業。保育士資格・訪問介護員資格を保有。2021年 幼保連携型認定こども園を開園するとともに、運営法人として、社会福祉法人の理事長に就任。
その他 学校法人の理事・株式会社の取締役を兼任中。
「役に立った!」と思ったらいいね!してね(^-^)