赤ちゃんは、生後間もなく夜泣きが始まることがありますが、2歳位までには症状が治まる子供が多いと言われています。
2歳児のお子様を持つ、ママやパパの中には我が子は全然、夜泣きが治まらないけど大丈夫なのか心配になっている方もいるでしょう。
夜泣きを子供がすること自体は、ごく自然なことで病気が原因だったり健康状態に異常があるからというのは少ないケースです。
ですが、我が子が成長していつまで経っても症状が改善されないと不安になりますよね。
子供のことが、とても心配であれば最寄りの病院に診察に行くことをおすすめしますが、だいたいは夜泣きをするのも原因があります。
今回は、2歳児が夜泣きをするのは普通なのかや、放置しても良いのかと泣き止まない時の対処法などについて紹介していきます。
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2歳で夜泣きをするのは普通?
子供が2歳の年齢になると、言葉を話し始めたり色々なものに対して興味を持ち始める頃です。
好奇心旺盛なお子様ですと、自分で何でもやってみたいと思うようになり自己主張が激しくなるでしょう。
夜泣きに対しても、日中に感じた不快感を夜眠る時に思い出したり、何か違和感や嫌悪感を感じているからワンワン泣き出す子どももいます。
ですので、2歳の子供が夜泣きをしていてもまだ全然おかしくはなく普通なんですね。
赤ちゃんの頃と比べて、2歳の年齢になると体力も一段とついていますから、日中にはしゃいだり身体を動かすことが多くなりがちです。
また、保育園・幼稚園に預けたり、習い事をさせるママやパパもいるでしょう。
子供は日中に受けた様々な刺激が、脳を活性化させていますから夜眠る時も神経が刺激されていてなかなか寝付けない場合があります。
その影響で、夜泣きをしてしまうこともあるのですね。
その他には、空腹感やママやパパが側に居ない寂しさを感じていたりも原因としてあります。
まだ2歳になってもオムツが必要なお子様は、排泄物が溜まっていて不快感を感じているから夜泣きに繋がっているなどもあります。
2歳が夜泣きをしたときにやるべきこと
2歳の子供くらいになると、ママやパパに自分が思っていることを話したりすることができるお子様もいます。
夜泣きをする原因を、ママやパパが一生懸命に考えなくても我が子が感じている不快感や嫌悪感を言葉で伝えてくれることもあるでしょう。
言葉を話すかは、個人差があるのでみんな同じではありません。
中には、まだ片言しか話せなかったり赤ちゃん言葉が交じったりするお子様もいるでしょう。
なので、まずはママやパパがなぜ我が子が夜泣きをしているのか原因を探って、正しい対処法を行うことが大切です。
朝と昼は体を動かす
夜泣きをする2歳児の中には、日中にあまり身体を動かさなくてエネルギーがありまっているから夜になっても眠れない子供がいます。
体力は発散させることで、夜になると疲れてぐっすり眠れることが多いので子供の日中の運動量を増やすのも良いでしょう。
ただし、遊びすぎると夜になっても脳が活性化されたままで、興奮状態となりいつまでも眠れなかったりすることもあるので夜泣きに繋がります。
子供の運動量のバランス調整は難しいと思いますが、朝と昼は適度に身体を動かすようにしましょう。
睡眠時は隣にいてあげる
2歳児でも、まだまだ父親・母親に甘えたい時期です。
眠る時も両親の愛情を側で感じたいものです。
ママやパパが、眠る時に隣に居てくれると安心して眠りにつけることが多いでしょう。
時には、我が子の背中をトントンしてあげたり、身体をなでてあげながら子守唄を歌って寝かしつけてみることで子どもは安眠してくれることがあります。
眠りにつくまでの儀式をつくる
子供が一方的に、眠りにつくまで見守ってあげることも良いですが何かママやパパも我が子と一緒に安眠できる儀式をしたり、ルーティン化すると毎日の夜泣きが軽減できることがあります。
例えば、2歳のお子様が眠る時にママやパパは絵本を読んであげて寝かしつけたり。
我が子と一緒に歌を歌いながら、眠気をさそったりするのも良いでしょう。
昔から用いられている「ひつじが一匹、二匹~」と、ママやパパが数えることを儀式として毎晩行うようにしてあげることでも、夜泣きの症状が出ないようにする対処法として効果的です。
子供より両親が先に眠ってしまわないように注意しながら、実践してみてください。
生活リズムを整える
2歳の子供が、夜泣きをした日は睡眠時間も少なくなりがちです。
なので、ママやパパの中には明日の朝は、もう少しゆっくり寝かせてあげようと思ってしまう方もいるでしょう。
たまにするのは良いですが、規則正しい時間帯に寝かしつけたり朝起こしてあげないと子供の生活リズムが狂ってしまいます。
いつもより、遅く起きた朝は夜に眠る時間も遅くなる恐れがあるので、できるだけ夜泣きをした時も翌朝もいつも通りの時間帯に起こして生活リズムを整えてあげることが大切です。
ママやパパも、子供の夜泣きにつきあってあげていると、自分達の生活リズムが崩れて日常生活に支障をきたす恐れがあるので注意が必要です。
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2歳児が泣き止まないときは放置してもいい?
2歳になると、自分で歩いたり走ったりすることができる子供が多いので行動範囲が広がります。
行動範囲が広がると、日中に色々なものが目に入ることになるので新たな刺激をたくさん受けやすくなります。
その影響で、夜眠る時に脳が活性化されて興奮状態が治まらずに夜泣きの原因になることもあるので、ママやパパは我が子を少し放置してみるのも一つの手段です。
最初は5分間位ほっとくのが良いと言われています。
それより長い時間ですと、子供の不安がピークになったり何か異変が起きた場合に応急処置ができなくなります。
夜泣きをした2歳児を放置する時は、両親の目の届かないところに置いたり長時間ほったらかしにしてはいけません。
そして、我が子が眠る時にほっとくのは夜泣き対策を実践してあげて、子供が不快感や嫌悪感を感じていないかなども確認することが大切です。
2歳児が夜泣きするときにやってはいけないこと
2歳児が夜泣きをする時に、ママやパパの中には何でいつまで経っても泣き止まないんだ!と心のなかでイライラを募らせてしまっている人もいるでしょう。
そういう思いが、積もり積もってある日子供が眠る時に「早く寝ろ!」と怒りが爆発して言ってしまうママやパパもいます。
夜泣きをする事自体、ほとんどは病気でもないですし健康状態が悪いわけではありません。
そして、子供に何の罪もないわけなんですね。
お子様を持つ父親・母親の多くが子供の夜泣きを経験しているのですから、子育ての一環として受け入れることが大切です。
たとえ2歳児が夜泣きをしてしまっても、ママやパパは子供を叱ったり手をあげたりしないようにしましょう。
両親からの愛情を子どもは感じられないと、突き放されたように感じて不安になったり成長してグレる恐れがあります。
夜泣きの2歳のまとめ
子供の夜泣きが、2歳になっても治らなくてもママやパパは焦る必要はありません。
夜泣きは個人差があり、3歳になっても症状が改善されないお子様もいます。
2歳頃の子供を持つ家庭で、保育園や幼稚園に通わせたり習い事をさせたりする両親もいるでしょう。
ママ友が出来たり地域の人達との繫りも深くなる時期ですから、身近に相談できる人が居たら思い切って悩みを共有したり、正しい夜泣き対策を実践していきましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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