子供が生まれると、パパやママは子育てに追われる毎日になります。
まだ幼いうちは、自分で自分の世話ができませんからどうしても両親や周囲の人達のサポートが必要になってきます。
理性も備わっていないので、自分のした行動によって他人に迷惑をかけてしまうということもわかっていません。
それは、どこの家庭の赤ちゃんも同じですし、ママやパパも同じ様に周囲の人達に助けられながら成長していったはずです。
例えば、子供が夜泣きをするようになってしまい、精神的にも肉体的にも育児が辛くなってしまうこともあるでしょう。
頭ごなしに叱って、赤ちゃんの夜泣きを無理矢理止めさせたり手を出して虐待してはいけません。
夜泣きは、成長過程の一環としておかしいことではないので、ママやパパはメカニズムや対処法などを理解しておくことである程度気持ちのコントロールができるようになります。
今回は、夜泣きのピークはいつ頃なのかや、その原因と対策方法などについて紹介していきます。
Contents
そもそも夜泣きのピークはいつ頃?
そもそも、我が子だけが夜泣きをしているのではと思うのは間違いです。
赤ちゃんが、夜泣きをするのは当たり前ですし仕方のないことですから恥ずかしく思わないようにしましょう。
夜泣きは、個人差はありますがだいたい「生まれてから半年~1歳頃がピーク」だと言われています。
そのメカニズムは、子供が日中に色々な刺激を受けたことで、夜中に突然思い出して泣き出してしまうことが多い傾向があります。
生まれてから半年~1歳頃がピークだと言われていますが、あくまでも目安です。
赤ちゃんによっては、2~3歳頃まで深夜にワンワン泣いてしまうことも多いです。
なので、自分の子供が夜泣きをするお子様の平均的な目安を過ぎても、全然、夜に泣かないことがあっても何か原因があったりするのか必要以上に悩んだり病気なんじゃないかと考えすぎるのも良くありません。
夜泣きには個人差がありますから、3歳になってから急に始まるかもしれません。
赤ちゃんの性格も夜泣きをするのかしないのかに関係していて、おおらかな気質な子は成長しても全然泣かないで育っていくこともあるのです。
夜泣きをしてしまう原因について
赤ちゃんによって、夜泣きをする子や成長しても全く泣かない子もいます。
夜泣きをするから、性格がワガママになっていくのではと心配したり逆に、全く泣かないから病気なのじゃないかと悩む必要はありません。
子供は、何らかの嫌な感覚を自分の中に感じているから「泣く」という行動をします。
ママやパパが一生懸命に子育てしていますが、赤ちゃんは自分の世話ができませんから排泄物がオムツの中にあるから不快感を感じて伝えるために泣くという行為をしたり。
お腹が空いた・寒い暑い・体調が悪いなどのサインを、夜泣きをすることでママやパパに伝えているということもあるのですね。
赤ちゃんは、会話することができませんから、我が子が夜泣きをする原因はしっかりと両親や周囲の人達が察してあげることが大切です。
夜泣きのピーク時の対策方法
子供が夜泣きをする時期は、人それぞれに違いがあるとお伝えしました。
夜泣きのピークも、赤ちゃんによって違いますから3歳くらいのお子様がお腹が空いたというサインをだしていた場合、いつまでも離乳食に切り替えないでミルクや母乳を与えてしまっているから治らないという場合もあります。
ネットで伝えられている、赤ちゃんの夜泣きの対策方法は万人受けするように作られていることが多いです。
ですので、夜泣きの対処法としてミルクや母乳を飲ませて見るという方法が色々な記事で書かれてあっても、自分の子供の年齢が3歳ともなると当てはまりませんよね。
3歳頃の年齢だと、離乳食に切り替えている家庭のほうが多いですからママやパパは、一般的な情報だけを鵜呑みにせずに我が子の年齢を考えながら夜泣き対策をしていく必要があります。
ミルクや母乳を与える
人間の三大欲求の一つでもある「食欲」は、特に自力で生きていくことができない赤ちゃんにとって絶対に切り離すことができないことです。
子供のお腹が空いたというサインを、夜泣きをすることでママやパパに伝えている場合があるので見逃さないように注意しましょう。
まだ抵抗力も体力も全然ない、赤ちゃんを空腹状態で長時間過ごさせるのはよくありません。
お腹が空いたというサインでしたらミルクや母乳を与えてあげると、我が子の夜泣きが治るかもしれません。
また、先ほどお伝えしたように子供の年齢が3歳とかで夜泣きをした場合、いつまでも食事にミルクや母乳を与えてしまって離乳食に切り替えていないから何かしらの不快感を感じているケースもあります。
おむつをチェックする
赤ちゃんが夜泣きをするということは、身体に不快感を感じているからとお伝えしました。
喋れなくても、感情はありますから喜・怒・哀・楽を表情で表現することはできます。
楽しい気分でいる時に、泣くという行動は普通はしませんよね。
その不快感の一つに、排泄物があります。
子供のオムツの中に、おしっこやうんちが溜まっていた場合、赤ちゃんが泣くことがあります。
ママやパパは、一日の中で定期的におむつをチェックするようにしましょう。
一緒に遊ぶ
赤ちゃんは、ママやパパの行動を観察していますし、外からの色々な刺激を受けながら成長していきます。
見たり聞いたりするもの全てが子供にとっては、新鮮でもありますし衝撃を受けています。
ママとパパの会話のボリュームが、普通だと思って喋っていても赤ちゃんとっては、大音量で聴こえていてストレスになっているかもしれません。
生活環境や、ママやパパ達の育児の仕方や行動なども子供に不快感を与えている可能性もあるのです。
目に見えないストレスが、積もりに積もって爆発した形が夜泣きということもあるでしょう。
ですので、できるだけ赤ちゃんにストレスを溜めさせない為にはママやパパが一緒に遊んであげて笑顔にさせることが大切です。
子供にストレスが溜まりすぎてしうと、夜泣きを発症してしまうこともあるので気をつけましょう。
抱っこしてあげる
子供が夜泣きをしてしまった時は、ただ寝かせてあやすだけではなく抱っこしたりベビーカーに乗せてあげたりすることが効果的です。
抱っこと言っても色々なパターンがあります。
おんぶ・横向きに抱っこ・肩車など、赤ちゃんによって心地よいと思う抱っこの仕方も違います。
できるだけ、子供が喜ぶことが多い抱き方をしてみてください。
赤ちゃんは、ママやパパの愛情を感じて安心して泣き止むことが多いでしょう。
ベッド使用時は落下を防止する
赤ちゃんが眠る時に、ベッドで寝かしつけているママやパパが多いですよね。
子供は、寝返りをうったり夢を見てビックリして身体を反らしてしまうこともあります。
そんな時に、ベッドに柵をしたり落下を防止する措置をしていなかったら、お子様がベッドに下に落ちてし怪我をしてしまう恐れがあります。
また、ベッドの上で夜泣きをしている時は、赤ちゃんは興奮状態ですので泣きながら身体を激しく動かしたりして落っこちてしまう危険性があります。
ママやパパは、我が子をベッドで寝かしつけているのでしたら、きちんと落下しても安全なように下にクッションを置いておいたり、ベッドに柵をしたりと落下防止の措置をしておくことが大切です。
夜泣きピークのまとめ
赤ちゃんの夜泣きは、生後6ヶ月~1歳頃がピークだと言われています。
子供が泣くという行動をするのは、まだ喋れないので何らかの不快感を意思表示しているということなんですね。
そして、夜泣きをするということは、何らかの原因があります。
赤ちゃんにとって、毎日毎日が新鮮なことだらけで頭をフル回転させながら色々なことを吸収していっている状態です。
脳の発達が著しいので、眠っている間に脳の整理が追いつかずに脳が疲れてしまうことも多いと言われています。
そのため、夜泣きが起こりやすくなるのも原因の一つなのでママやパパは子育てをしている最中に、子供の気持ちに寄り添いながらその原因を見極めていってください。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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