赤ちゃんが、夜泣きをするのはだいたい生後3ヶ月~一年半年間の間で起きやすいと言われています。
新生児を育てている、世の中の多くのママやパパは我が子の夜泣きが突然始まって心配になったり悩んだりしている状況です。
ですが、そもそも赤ちゃんの頃はまだ脳が十分発達していませんし、体内時計・体内リズムも私達大人と同じように整っていません。
赤ちゃんにとって、「泣く」という行動は言葉が話せないので意思表示の一つなんですね。
泣くのは構わないけど、ママやパパが就寝する夜中に突然泣き出してしまうのは辛いですよね。
私達、大人の生活リズムや感覚と赤ちゃんとを同じに考えること自体間違っているのですが、夜泣きをするのにも色々と原因があるので心配になるのは当たり前でしょう。
逆に、我が子は全然夜泣きをしないけど何か問題があるのではと思ってしまうママやパパも多いです。
今回は、赤ちゃんが夜泣きをしないのは病気なのか大丈夫なのかと、心配になった場合の対処法などについてご紹介していきます。
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赤ちゃんが夜泣きしない!?それって大丈夫?
先ほど、赤ちゃんの夜泣きは個人差があったり色々な原因があるとお伝えしました。
ですので、夜泣きをする子供もいれば全くしない子どももいるんですね。
夜泣きをすれば、赤ちゃんの成長過程として立派なことだとは言い切れません。
なぜなら、お伝えした通り生後3ヶ月~1年半ほどの間に夜泣きが突然始まることが多いですが、2歳になって突然夜泣きをするようになったり個人差があります。
また、赤ちゃんの頃に全く夜泣きを経験せずにスクスクと成長していくこともあります。
夜泣きをしないことは、決して珍しいことではなく、例えばママの授乳やミルクのタイミングがちょうど赤ちゃんが泣こうとするタイミングと重なって偶然、夜泣きをしなかったりすることも。
夜泣きをしないで、我が子が成長してくれるとママやパパの心労も夜泣きを頻繁にする赤ちゃんよりも少ないかもしれません。
人それぞれ生活環境や、生活スタイルに違いがありますから夜泣きをしない赤ちゃんは健康で大丈夫だとは断定はできませんが、これまで夜泣きをしない多くの赤ちゃんは問題なく育っていると言われています。
夜泣きしないのはもしかして発達障害?
赤ちゃんが、夜泣きをしないのはお利口さんで手がかからず助かるママやパパ多いでしょう。
ですが、もしかしたら「発達障害」なのではと心配になっている家庭も多いのではないでしょうか。
発達障害の場合、例えばお腹が空いたりオムツに排泄物が溜まって不快感を感じた赤ちゃんがいても泣かないケースもあります。
それだけで、我が子を発達障害だと決めつけるのは時期尚早でしょう。
単純に、赤ちゃんが夜泣きをしないのは自分の性格がおおらかなこともあるのですね。
ですから、ママやパパは赤ちゃんが夜泣きをしないからといって発達障害だと決めつけるのはよくありません。
泣かないのは、子供の性格や個性だという可能性もあります。
我が子の身体がどこも異常がないのに、病院に行って診察を受けてしまうと費用もかかってくるので家計を圧迫してしまうこともなりかねません。
夜泣きをしないからといって、安易に大丈夫だと決めつけるもの良くはないですが過保護に育てすぎても後々、子供が苦労をすることになるでしょう。
ママやパパは、広い視野を持って子供を観察しながら健康状態を見極めてあげましょう。
夜泣きしない赤ちゃんの割合について
赤ちゃんが、夜泣きをする家庭もあれば全く泣かない家庭もあります。
性別ですと、女の子よりも男の子の方が若干、夜泣きが割合的に少ないと言われています。
確固たる理由はありませんが、女の子の方が男の子よりも「喜・怒・哀・楽」の情緒の部分が早く発達して、怖い夢を見ることがあるのも理由の一つだと言われています。
確かに、全く夜泣きをしないでお利口さんすぎても、発達障害かもと一度思ってしまうママやパパもいますので、不安になるのは当たり前でしょう。
大人になっても、男性と女性とでは精神年齢や考え方が違うと言われていますね。
女性は感情的になりやすく、男性は論理的な思考をしているというのは有名です。
そういったことから、赤ちゃんの頃から女の子の方が気持ちの表し方がハッキリしていたりや感情が発達しているというのもうなずけます。
赤ちゃんが夜泣きしないからといって問題があるわけではない
多くの夜泣きをする赤ちゃん、また逆に夜泣きをしない赤ちゃんに何か発達障害があったり病気が原因だったというケースはありません。
ですから、新生児が夜泣きをしないからといって何か問題があるわけでもないことが多いのですね。
生まれた時から、喋ることはできなくても赤ちゃんにはしっかり個性があります。
繊細な性格の子は、日中の刺激が夜泣きを引き起こすことに繋がったりしますし、おおらかな子はドーンと構えていて少々の刺激では敏感にならずに夜泣きが少ないこともあると言われています。
また、夜泣きをしない赤ちゃんの特徴として、ママの母乳ではなくミルクを与えてあげている場合は大人しい時間が長いとも言われています。
これは、母乳に対してミルクのほうが赤ちゃんには空腹感が起きにくく、お腹が空いた時に起こりやすい夜泣きが生じにくいのです。
まずは、我が子が夜泣きをしない場合、発達障害や病気を疑うのではなく日頃から大人しい性格でいるのか観察したり、赤ちゃんの接し方で、夜泣き対策を偶然していたことがないのかなどを考えてみましょう。
夜泣きしなくて心配なら念のために検診を
夜泣きをしなくても、ほとんど問題がないケースが多いですが万が一ということもあるのでママやパパはどうしても心配なら我が子を病院に検診連れていってあげましょう。
誰にも相談できずに、一人で悩んでしまうことになる事態は避けたほうが良いです。
検診の内容には、発達に関してのチェック項目が用意されているので病院の先生や専門家の話を聞くのも大切です。
ただし、日頃からよく赤ちゃんの体調や行動を観察してあげないと、発達に関してのチェック項目も曖昧な回答になりがちです。
まずは、ママやパパは我が子と日々接する時間をきちんともって、偶然夜泣き対策をしていないのかや赤ちゃん自身の性格を見てあげましょう。
その上で、検診をしてもらえば発達に関してのチェック項目も、詳しく回答できることに繋がります。
一度、検診をしてもらうことで我が子に何も異常がないとわかれば、今後、赤ちゃんが夜泣きをしなくても安心できるママやパパも多いでしょう。
過保護に育てすぎるのも問題ですが、何も気にせず子育てをするのも良くないので育児のバランスは難しいですよね。
特に、1人目の子供は子育てをするママやパパは初めての経験だらけで、心配性になってしまうのも良くわかります。
2人目、3人目の育児になってくると、夜泣きの対処の仕方もわかって育児が少し楽に感じることもあるでしょうが、どうしても我が子の体調が心配になったら検診をしてもらうのも一つの手段ですね。
夜泣きしないのまとめ
赤ちゃんは、夜泣きをする子もいれば全く夜泣きをしない子もいます。
世の中の多くの新生児は、それで何か病気があったり発達障害だったということはありません。
赤ちゃんの性格が影響していることもあれば、たまたま夜泣き対策をママやパパが実践していて我が子が泣くタイミングと重なったというケースもあります。
しかし、どうしても赤ちゃんが夜泣きをしなくて心配な父親・母親は念の為に病院に行って検診をしてもらいましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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