子育てで苦労をしている、ママやパパは多いです。
子どもは、小さい頃は本能で生きていてあまり深く物事を考えることができません。
それは、ママやパパが子どもの頃も同じだったはずです。
両親の愛情や周りの人達に支えられて、成長していくにつれてだんだん賢くたくましく育っていくものです。
子どもは、好奇心の塊ですから興味を持ったことがあれば物事の良し悪しもあまり考えずに行ってしまうこともあるでしょう。
ママやパパの言うことを聞かなくなったり、時には迷惑をかけてしまうこともあります。
両親の期待や理想通りに、子供が成長していかないと自分たちの育て方が間違っていたかもと後悔してしまう方たちもいます。
今回は、子育てで後悔してる人は多いのかや、悔やんでも満足感を得たり罪悪感が出たらやってほしいことなどについてご紹介していきます。
Contents
子育てで後悔してる人は多い?
子育ては、ママとパパの共同作業です。
子供が生まれる前は、夫婦の時間を楽しめる余裕があるのでお互いの事だけを気にすれば良かったけどお子様が誕生した瞬間から育児が始まりますよね。
そうなると、どうしても子供のことを優先した生活になってしまいます。
子どもに対して愛情を与えすぎて過保護に育ててもいけませんし、愛情不足でも真っ直ぐ素直に育ってくれない可能性があります。
その子育てのバランスに後悔しているママやパパは多いです。
育児をしていると、ママやパパ達大人はできるけど子供は全くできないといったこともあり、なぜ我が子はこんなこともできないんだろうと悩んでしまうママやパパもいます。
また、子供が全く両親の言うことを守ってくれなかったり上手くコミュニケーションがとれないことで後悔している方もいます。
ママやパパも、子供の頃は周囲の人達に迷惑をかけながら支えられて成長してきたはずです。
赤ちゃんの頃は、自分の親にオムツ替えをしてもらったりご飯を食べさせてもらったりしてますよね。
お子様側の視点で、物事を見ることができるかどうかも後悔することの多さに関係しているでしょう。
子育てで後悔してる事って何が多い?
では、世の中の子育てをしているママやパパ達は何で後悔している事が多いのでしょうか。
後悔してしまうということは、もう一度、育児をやり直したい気持ちがある方たちもいます。
ですが、過ぎてしまった時間は巻き戻せませんし、後から気づいてしまうことも多いですから仕方のないことです。
【ママやパパ達が子育てで後悔してる事】
・色々なことに子供を挑戦させてあげられなかった
・家族の時間が多くとれなかった
・我が子に怒りすぎていた
・甘やかしすぎていた
・運動をあまりさせなかった
世の中の子育てをしているママやパパ達の多くが、上記のようなことを後悔していることが多いです。
特に、第一子のお子様を育てている家庭は、初めての経験だらけですから仕方のないことでもあるでしょう。
子育てをしている、多くの家庭が同じような後悔をしているということでもあります。
初めて子供を育てていると、わからないことだらけで大変ですが第二子・第三子とお子様の数が増える度に、その経験が活かされて育児が楽になったというママやパパもいます。
子育てで後悔しても満足感がある人もいる!
子育てをしている、ママやパパ達のなかには後悔してもそれなりに満足感を持っている人達もいます。
それは、「育児に正解は無い」ですから完璧に子どもを育てることは不可能だと思っているからなんですね。
なるべく、後悔しないで済む子育てをするには、どうすべきか考えながら我が子と触れ合ってきたママやパパ達もいます。
そういった家庭では、子育てに後悔してしまってもある程度は仕方のないことだと考えているのでしょう。
考え方や発想の転換次第で、罪悪感や後悔を引きずらないようにしていくことは家族の絆を深める為には大切なことです。
世の中の子育てをしているママやパパの中で、我が子には完璧な子育てが出来ていると答えられる人の方が少ないのではないでしょうか。
どこの家庭でも、それなりに子育てに苦労していますから自分たちの家族だけ後悔していることがたくさんあると思い込みすぎて落ち込んでしまわないようにしましょう。
子育てで後悔して罪悪感が出たらやってほしい事とは?
見方を変えますと、ママやパパがお子様の成長過程の行動やコミュニケーションに後悔してしまうということは、それだけ真剣に子どもと向き合っている証拠です。
ですので、後悔して罪悪感が出てしまってもそれは決して悪いことではありません。
もし、今、子育ての真っ最中で後悔しているのでしたら子どもに対して「愛している・大切にしている」という気持ちを伝えてみるのも良いでしょう。
ママやパパが、子どもに対して疑心暗鬼になりながら接していると子供も不安になったり本音を言いにくくなります。
子供はこどもなりに、自分のことが父親や母親からどう見られているか考えることもあるので、両親から愛されているのかわからなくなると情緒不安定になって親の言うことを聞かなくなってしまうこともあります。
ですので、ママやパパは大切に思っていることや小さなことでも褒めるということを、言葉に出してあげると子供の心も満たされるはずです。
子育てで後悔しないためには何が必要?
ママやパパは、子育てをしていて我が子に対しての理想はあるでしょう。
例えば、子供にお金をかけて習い事や勉強を一生懸命させて高学歴になって大手企業に勤めさせて幸せな人生を送ってほしいとかですね。
親が、子供に対してい人生のレールを敷いてあげるのは、子供にとっては楽であることが多いですが主体性がない大人になってしまう恐れもあります。
何でも親の顔色を伺わないと物事を決断できなかったり、社会のレールから外れると自力で人生を切り開いていく自信が無かったりする子供もいます。
良い学校、良い会社に入れたというだけで仕事であまり活躍できずに楽しい人生を送れていない子供もたくさんいるので、必ずしもママやパパが人生のレールを敷いてあげるのは良いことではないのですね。
そうなると、せっかくお金をかけて、ここまで育ててきたのにと後悔してしまうママやパパも多いのです。
ですので、子育てで後悔しないためには子供に過剰に期待したり、ママやパパの考えだけで人生のレールを敷いてあげないことが大事です。
きちんと、子どもとコミュニケーションをとりながら、将来どういう大人になりたいか話し合ったり愛情を持って接していくことで物事に真面目に取り組み主体性が身についていく可能性があるでしょう。
子育てで後悔のまとめ
子育てには、正解がありませんからママやパパの育て方でこれは間違っているとか、これが正しいというのはありません。
どこの家庭でも、育児には苦労していて後悔することもたくさんあります。
父親や母親のエゴで、子どもの気持ちを尊重しないまま理想を押し付けたり、親が人生のレールを敷いてあげることは子供が大人になって後悔することもあります。
育児で後悔することがない家庭の方が少ないですから、あまりネガティブに思いつめないことが大切です。
しっかりと、子供とコミュニケーションを取ったり、愛情を注いであげながら育ててあげることで、ある程度後悔することがあっても、時間が経過したらこれで良かったのかもと思えるようになるのではないでしょうか。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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