子供が生まれたばかりの頃は、毎日の子育てが新鮮で大変な日々を送りつつも幸せを感じていたママやパパも多いのではないでしょうか。
ですが、年々、我が子が成長するにつれて言うことを聞かなくなったり、2人目3人目が生まれたら、増々、子育てが大変になってきますよね。
育児で忙しい日々を送っていると、マンネリ化してきてやがて子育てが楽しくなくなって苦痛に感じる方は多いです。
特に、四六時中家の中で子供と接しているママが多いです。
その原因として、毎日頑張りすぎていることが肉体的・精神的苦痛を生むことに繋がります。
ですが、工夫次第でお子様の育て方の対処法はたくさんあるんですよね。
今回は、子育てが苦痛と思う理由や、少しでも楽に育児をするための対処法などについてご紹介していきます。
Contents
子育てが苦痛と思う理由について
子育てが苦痛と思う理由として多いのが、我が子が部屋の中でおもちゃを散らかしっぱなしで全く片付けなかったり、「授乳・オムツ替え・寝かしつけ・お風呂・食事・トイレ」など特にママは色々なことをしなければいけないのでストレスが溜まっていくことです。
育児は何年も続くわけですし、子供が生まれたら立派に育て上げるのがママやパパの宿命でもありますよね。
特に、ママは育児の他に家事もしないといけないですし、毎日代わり映えのない日々が続いていくことで苦痛に感じてしまいます。
最悪の場合は、精神的に病んできてうつ病を患ったり、人格が変わってしまって何をしても楽しくなくなる恐れもあります。
専業主婦をしていると、旦那や周囲の人達は外に出かけていますから社会と関わっているように感じやすく、その結果ママは「自分だけ立ち止まっている・・・」とネガティブに考えてしまいやすくなります。
子育てを苦痛から楽しいに変えるための方法
我が子の成長は、とても嬉しいことですが子育てが苦痛に感じている場合は子どもの嫌な面ばかりが目についてきやすくなりますよね。
ですが、育児は永遠にするわけではありませんので、お子様が成人する頃には親離れして逆に親孝行をしてくれるようになったりします。
子供の未来を、ママやパパが一生懸命につくってあげていると思うことでも、気持ちがポジティブになれるのではないでしょうか。
また、子育てを苦痛から楽しいに変える為の対処法として、以下のようなことを実践してみましょう。
しんどいなら誰かに相談する
普段、自宅で我が子の世話をしていると子育ては自分一人でしているような感覚にママはなりますよね。
パパが居れば、仕事の休みの日に子育てを手伝って貰ったり、相談にのってもらうことでストレスが軽減できる場合があります。
また、周囲に親戚の人が居れば、子供の面倒を一時的に見てもらって、その間にママは用事を済ませたり、リフレッシュする時間をつくることもできるでしょう。
子育てを苦痛に感じていたら、一人で抱え込まずに誰かに相談できるようにするだけでも、気持ちを落ち着かせることが出来る場合が多いです。
お住まいの自治体の、相談窓口へ行ってみたり、インターネットで育児の悩み相談所を探して、思い切って相談してみるのも良いでしょう。
必ず親身になって寄り添ってくれると思います。
育児がしんどい時は、誰かに相談することで例え問題が解決できなくても、話を聞いて貰い共感してくれるだけでも心が落ち着くことができる場合が多いです。
頑張りすぎない
子育てをしている多くのママは、自分一人で何でも完璧にこなそうとしている方が多いです。
ですので「頑張りすぎない」ことが大切です。
時には、手を抜いたり周りの人に協力してもらうことで、育児の苦痛から解放できるようにしましょう。
また、旦那さんにたまに、子供の面倒を見てもらったり、家事を手伝って貰うことでストレスを軽減できるでしょう。
責任感が強いママほど、頑張りすぎてしまうので適度に手を抜いたり、周りに甘えたりすることが大事です。
SNSを見て誰かと比較しない
リア充なご家庭は、インスタやツイッターに日々の出来事をツイートしたり、我が子との可愛い写真などをアップしていることが多いです。
子育てに追われて、苦痛を感じているママは、SNSを開いてキラキラ幸せそうな他人の家庭の状況を知ったり見て比較してしまい落ち込んでしまう方もいます。
他人とは、生活環境やライフスタイルが全く違いますから、そもそもSNSを見て誰かと比較するのは意味がありません。
実際は、仮面夫婦でSNS上だけで幸せアピールをしている家庭もいますから、リアルな生活は全然幸せじゃない可能性だってあるのです。
なにより、子供が居るということだけで「親の宝」ですから、子どもが居ない家庭にとっては、羨ましく見えるでしょう。
なので、SNSを見て他人の生活状況を妬んだり恨んだりするのではなく、少しでも子育てが楽しくなるような工夫を考えたり、ストレスを発散できることに集中した方が良いですね。
偏った考えを捨てる
子育ては、どこの家庭でも幸せを感じつつも大変です。
ですので、自分だけが育児に追われているわけではないので、悲劇のヒロインを演じてネガティブな思考になってしまうのはナンセンスでしょう。
何があっても、ポジティブに考えられるママは、育児を楽しめる工夫をしていたり、大変な中でも小さな幸せを見つけたりして、心のバランスを保っています。
ですので、自分だけが子育の苦痛を味わっているといった「偏った考えを捨てる」ことも大切です。
どこのママやパパも、子育ての理想と現実で悩んでいるものです。
子供の成長は、人それぞれなんだなと楽観的に考えることで、育児の辛さも少しは軽減できるのではないでしょうか。
子育ては苦痛に思うくらいなら完ぺきにしなくてもいい
子育てが苦痛に感じるママの中は、性格が大きく関係していたり、周囲のサポートが足りなかったり、経済面の状況などが要因があったり様々です。
育児は正解が無いので、何でも完璧にしようと思う必要はありません。
ママが、我が子に対して苦痛を感じながら接していると、子供にも伝染したりお子様も同じような心境になってしまう恐れもあるでしょう。
ママが、子どもと接している中で、笑顔を増やしていくことで子どもも楽しい気分になることも多くなってくるのではないでしょうか。
お利口さんに育っていく子どもは、やがて成長するにしたがってママやパパのお手伝いをしてくれるようになったりもします。
自分の気持ち一つで、苦痛に感じる子育てが楽しいに変わることも多々あるでしょう。
もしかしたら、私達大人以上に、子どもの方が日々の生活に苦痛を感じているかもしれません。
子育てに奮闘しているママは、その中でも少しでも自分にとってストレスを軽減できる時間をとることが出来ると苦痛を和らげることに繋がるのではないでしょうか。
子育て苦痛のまとめ
子育て中の多くのママが苦痛に感じることとして、「おもちゃの散らかし・授乳・オムツ替え・寝かしつけ・お風呂・食事・トイレ」などがあげられます。
我が子だけではなく、私達大人も赤ちゃん時代から幼少期が必ずあったわけですから誰にも迷惑をかけていない人はいないでしょう。
子育てに悩んでいる家庭は、たくさんいますから自分だけが感じている悩みや不安ではないので、ネガティブになりすぎる必要はありません。
周囲の人にサポートを頼ったり、たまには息抜きをしたり手を抜いたりしながら、ストレスを溜めないようにしていきましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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