子供の子育てにおいて、特にママは自宅で四六時中我が子と接している人がおおいのではないでしょうか。
パパは仕事で外出していますから、家にはママが一人で子どもの面倒を見ることになりますよね。
子供が小さいと、なかなか外出できないので1日中子供と一緒に家に閉じこもりになりがちです。
これが孤独感を感じてしまう原因でもあります。
毎日、誰とも会話をせずに黙々と家事・育児をしていると、ふとした瞬間に寂しい気持ちになってしまいがちです。
ですが、考え方を変えることによって育児を楽しくすることもできるのです。
今回は、子育てで孤独を感じる事例や楽しく育児をする、とっておきの方法などについてご紹介していきます。
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どんなときに子育てで孤独を感じる?
では、どんなときに子育て孤独を感じてしまいがちなのかと言いますと、やはり自宅でずっと子供と過ごしていることが一番多いと言われています。
ましてや、外の世界と繋がりがないママは、社会から自分一人置いていかれて価値のない人間なんだとネガティブに考えてしまう女性もいます。
子どもと1日中過ごしている
たとえパパが、育児に協力的でも仕事がある日は、夜遅く帰ってくるのでママは日中の間子育て・家事に追われてしまいます。
子供が眠ってから、やっと落ち着いてゆっくり夫婦の時間を楽しもうと思っても、お子様が夜泣きをして対応に追われたり気が休まりませんよね。
子供と一日中過ごしている時間が長いママは、我が子の可愛らしい笑顔や寝顔を見る機会が多く幸せも感じますが、それでも疲れが溜まってくると孤独感を感じやすいでしょう。
自分一人で子育てをしていると感じてしまい、パパともあまり会話ができなくて夫婦関係がギクシャクしてしまうこともあります。
共感してくれる人がいない
普段、自宅で四六時中子供と一緒にすごしているママは、育児の辛さを巨漢してくれる人がいない傾向があります。
自分の気持ちや悩みを気軽に相談できない環境も、孤独を感じてしまう原因の一つです。
一番身近な存在の旦那は、仕事で忙しく家にいる時間が少ないので、子供と触れ合う時間も少ないですよね。
そうすると、パパに育児の悩みを相談しても、パパは子どもと接している時間が少ないので、なかなか共通の悩みがなくて共感できないこともあります。
子どもが成長して、保育園・幼稚園に通うようになると、ママ友もできるかもしれませんが、本音を話せるママ友がいない女性も多いのです。
子育てて孤独から解放されるためには
孤独を感じたまま、育児をしていると家庭内であまり楽しく過ごせない事態になることもあります。
子どもはママやパパの姿を見ながら育つので、両親がネガティブな気持ちのまま子育てをしていると子どもの性格にも影響を及ぼす恐れもあるでしょう。
根暗になったり、人見知りするような子どもに育ってしまうと大人になってからの社会生活が困難になります。
なので、ママやパパは楽しく子育てをできるように考え方をシフトすることが大切です。
相談できる人を作る
孤独感を抱えてしまうのは、何でもかんでも自分ひとりで抱えてしまうママやパパに多いです。
なので、誰か一人でも良いので「相談できる人を作る」ことがネガティブ思考から脱却する秘訣です。
同年代のお子様を抱えている、ママ友がいる場合は、子育てに孤独を感じ辛くなるでしょう。
困った時は、お互いに協力しあうこともできるのでママ友というのは心強い存在でもあります。
ワンオペ育児をしているパパであれば、両親や親戚の人たちに育児の悩みを相談するのも良いでしょう。
一緒に子育てを頑張れる仲間がいれば、育児に孤独を感じにくくなるので、ネガティブになりにくいです。
何もかも完璧にしなくていい
パパやママは、「仕事・育児・家事」などを完璧にこなそうとしている人は、どうしてもふとした瞬間に孤独を感じてしまうこともあります。
真面目な性格なのは、日本人らしいですしとても良いのですが、真面目すぎるがゆえに孤独を感じてしまいがちなのです。
何もかも完璧にしなくて良いという気持ちを持つことで、程よく子育てに手を抜けて孤独を感じにくくなります。
子供にたくさんの愛情を注いであげることは大切が、ママやパパが無理をしすぎて体調不良になってしまっては家庭が上手く回っていきません。
なので、完璧主義の人は手を抜けるところは抜きながら、楽しく育児をしていきましょう。
自分の時間を作る
子育てに追われる毎日を送っていると、自分の時間が無いので孤独を感じてしまいがちです。
育児が楽しいと思えることも、子育てに追われる日々が経過するにつれて育児が辛くなってくる恐れもあります。
自分の時間を作らないと、健全な子育てが難しくなっていくこともあります。
ママやパパが、子育てに追われていて自分の時間が持てない時は、思い切って「ベビーシッター」を雇うのも良いでしょう。
自力で自由に過ごせる時間をつくれないのなら、他人の力を借りても良いのです。
急に誰かを頼るのは難しいと思いますが、少しずつ人の手を借りることで「自分はこんなに頑張っているんだな」と、自分自身を客観視できることにも繋がります。
そうすることで、自己肯定感が生まれて孤独を感じ辛くなるでしょう。
夫と家事や育児を分担する
普段、旦那の帰宅が早く、子どもの面倒を見てくれる夫がいる家庭は育児の孤独を感じ辛いでしょう。
なぜなら、夫と家事や育児を分担することができるからです。
パパの帰宅が遅い家庭でも、パパが仕事の休みの日に育児を手伝うようにお願いをすることで、ママの家事や育児の負担を軽減することができるのではないでしょうか。
保育園や幼稚園に入園させる
お子様が、赤ちゃんのうちはママやパパが四六時中、面倒を見なければいけませんが成長して、保育園や幼稚園に入園できる年齢になれば、一時預かりしてもらうことで家事・育児の負担を軽くすることができます。
また、教育施設で子供を預かってもらえるので、プロの保育士さんであれば安心できるでしょう。
子育て支援を活用する
どうしても、誰かに相談できる環境にいなかったり、保育園・幼稚園に子どもを預けられないママやパパは、お住まいの自治体の「子育て支援」を活用してみても良いでしょう。
お住まいの地域により、子育て支援センターや福祉施設などの有無に違いがありますが、子どもの悩み相談なども受け付けているところも多いので、利用できる地域に住んでいるママやパパは相談してみてはいかがでしょうか。
自分も働いて子どもから離れる時間を作る
ママやパパが、四六時中子供と一緒にいることで、ストレスが溜まったり孤独感を感じるのならば、逆に子どもから離れる時間を強制的に作ってみるも良いでしょう。
自分も働いて、我が子から離れることで自分の時間を強制的に作り出すことができます。
専業主婦・主夫をしているママやパパは、子どもを育てながら考え事をしてしまう人も多いので、気分転換に仕事に打ち込むことで気持ちの切り替えが上手くいき、結果的に楽しく子育てを頑張れることもあるでしょう。
子育て孤独のまとめ
孤独感や閉塞感を感じたまま子育てをしていると、「鬱(うつ)」っぽくなったり、パートナーと円滑なコミュニケーションが取れなくて不満やイライラが募ってしまう恐れもあるでしょう。
ワンオペ育児をしているママやパパの多くが、孤独感を感じる瞬間というのはあるので、孤独を感じてしまうことがおかしいということは全くありません。
夫と子育てをより協力しあったり、子育てを自分一人で抱え込まずに周囲の人たちのサポートを受けたりして楽しく子育てをしていきましょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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