子供の子育ては、楽しいことばかりではなく辛いことも多いですよね。
自分の子どもですから、どんなにママやパパに迷惑をかけたって愛おしいものです。
ですが、なかなか思い通りに行かないものですから、育児に疲れてヘトヘト状態で困っている両親も多いのではないでしょうか。
子育てに正解というのはありません。
それぞれ、ご家庭の生活環境や家庭環境によって、最適な子育て方法は異なってきます。
ママやパパが、心配性で必要以上に過保護に育てている場合もあります。
今回は、子育てに疲れてしまう理由や、対処法などについてご紹介していきます。
Contents
なぜ子育てに疲れてしまうのか
子育てが、楽に感じているママやパパはいないでしょう。
なぜなら、子どものうちは自分の思った事を素直に表現したり行動しますから、時にはママやパパを困らせてしまうものです。
本来、子供というのは天真爛漫で、自己表現をストレートにすると言う事は当たり前なのです。
オモチャで遊んだら、遊びっぱなしで片付けなかったり、興味を持った物事に後先考えずに実行したりとママやパパの言うことを聞かず心配させる事もあるでしょう。
ママのお腹から生まれてから、大人になるまでは常に誰かしらに迷惑をかける事は誰しも同じです。
ママやパパも、自分の両親から食事を食べさせて貰ったりオムツ替えをしてもらったりと迷惑をかけているんですよね。
ですので、子育て疲れてしまう事は親になれば、誰もが通る道なんです。
ですが、育児で疲れてしまう原因は両親の心配性であったり、子どもが言うことを聞かないからといって一方的に腹を立てるケースもあります。
つねに子どものことが心配
我が子を愛するがゆえに、ママやパパが子供に対して過剰に心配してしまう事も子育てに疲れてしまう原因になります。
例えば、美味しい料理をママが作って子どもに食べさせていたけど、子供の食欲があまりなくて全部食べてくれなかったりする事もあるでしょう。
ママは、せっかく作ったのに残すなんてもったいないと思うと同時に、体調が悪いのかもしれないと心配しますよね。
ですが、子供にしてみれば、今は食べたい気分じゃなかっただけなのに、ママはアレコレと余計な心配を我が子に対して抱いている状態です。
このように、つねに子どものことが心配になって疲れてしまう両親も多いのです。
毎日予定通りにいかない
子どもの具合が悪くなれば、薬を飲ませたり病院に連れて行ったり寝かしつけたりと、ママやパパは大変です。
毎日予定通りにいかない事も多いでしょう。
ですが、考えてみてください。
子育てというのは、子どもの都合が最優先事項なんです。
ですので、毎日予定通りに行動できる事自体が無理があります。
両親のエゴで、子どもを振り回す事にならないように、あくまで子供が生まれたら、子供中心で生活スケジュールを組み立てていく必要があります。
なかなか泣き止まない
赤ちゃん状態の子供でしたら、まだママやパパと言葉でコミュニケーションが取れないので、身振り手振りや泣いたりして意思表現をしますよね。
なかなか泣き止まなくて、対処法に困っている両親も多いです。
泣きわめく子供がうるさくて、叱ったり暴言を吐いたりしたくなる事もあるでしょう。
しかし、お子様は泣く事によって自分の気持ちを落ち着かせたり、頑張って意思表現をしているものですから、なかなか泣き止まいからと言ってママやパパが一方的に子供の当たってはいけません。
小さい子どものうちは、泣くのが仕事だとママやパパは思ってあげると、子育てに疲れる原因の一つではなくなりますよ。
子育て疲れの解決法
子供が泣いたり、言うことは聞かない事は当たり前と思って子育てをしていく事が大切です。
子育ては、本当に疲れる事が多いですが、子どもに対してイライラするよりも、ママやパパが普段の生活で育児の負担が軽くなるような工夫を考える事が重要です。
家事を減らす
ママは、毎日、パパや子どもの為に料理をつくって食べさせなければいけないので大変です。
その他にも、洗濯・掃除・子供の世話などやる事が一杯ですよね。
家事や育児に疲れてもう身体が限界!と思ったら、思い切って家事代行サービスやベビーシッターなどを依頼するものありです。
そうする事で、ママの家事の負担を減らす事ができますから、ストレスが溜まりにくいですし、家事が減った分、子供と触れ合う時間に使ったり自分時間に当てたりできます。
仕事を減らす
子育て疲れは、仕事や家事などを並行して行うことにより、起こりやすくなります。
ですので、育児を優先させるためにも負担を減らすように工夫しましょう。
職場で残業になりそうな時には、会社の人に子供が1人で家にいるから早めに帰宅してご飯を作って食べさせてあげたと申し出たりして協力してもらう事も大切です。
仕事の量や負担を減らしてもらい、家庭環境が悪くならないようにや、育児に疲れないようにしましょう。
保育園などを利用する
パパは仕事で忙しいですし、ママは家事や普段の生活でやる事がたくさんあるので、日中は子どもと触れ合う時間がなかなかとれない方たちも多いです。
自宅で、子供と一日中ずっと過ごすのはとても疲れてしまいますよね。
あまり、子供と接する時間がとれないのであれば、教育施設や保育園に子供を預けて面倒を見てもらう事で育児の疲れを軽減させる事ができます。
子供にとっても、保育園にいけば同年代の子どもたちがたくさんいますから、一緒に遊んだりして楽しく過ごせます。
保育園に、お子様を預けている間は、子どもの心配はしなくて良くなるので両親は、その間に色々とやるべき事ができます。
自分で何もかも上手くやろうと思わずに、他人に頼れる環境を上手く利用して子育ての疲れを軽減させましょう。
パパとママお互い育児に協力する
昔ながらの子育てをしているご家庭では、パパは仕事をするもの、ママは子育てや家事をするものだという方針があります。
しかし、本来、育児はパパとママがお互いに協力し合って行っていくものです。
パパは、仕事ばかりに熱中して子育てをおろそかにしていると、子どもはパパと楽しく過ごす時間が少なくなるのでパパからの愛情不足を感じてしまいます。
成長するに従って、パパと子どもとのすれ違う時間が影響を及ぼし、子どもはパパよりも一緒に過ごす時間が長いママの方が好きになったりする事もあります。
ママとパパのどちらも好きになったまま、お利口さんに成長してもらう事がベストですから、両親はお互いに助け合って子育てを行うことが大切です。
完璧にやろうとしないこと
子育て疲れや、育児ノイローゼになってしまうママやパパは、真面目で優しく完璧主義の方が多いです。
育児も家事も仕事も全部、完璧にできて当たり前と思い込むのは危険です。
子育ては、自分の思い通りにならないものと思って、完璧じゃなくても大丈夫と自分に言い聞かせる事ができれば、子育て疲れはグッと軽減できます。
子育て疲れたのまとめ
子育てに疲れるママやパパは、家事や仕事と上手く両立できてなくて悩んでいる方が多いです。
子どもは、手が掛かるは当たり前の事ですから、思い通りに育児できなくても全然問題ありません。
子供が言うことを聞かなかったり、他の家庭と比べて悩むよりも、まずはママとパパがお互いに育児に協力しあったり、負担を軽減できるような工夫を考える事が大切です。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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