昔は、自宅の近所に公園や遊具施設があった地域は多かったと思いますが、現在は、土地の埋め立てが進んだり少子化などで、子ども達の外での遊び場が減っています。
幼児の誘拐事件も、年々増えてきていますから、意図的に子どもを外で遊ばせないようにして防犯対策をしているご家庭も増えてきています。
また、天気が悪い日は外に遊びにいけませんし、今流行りの病なども影響して室内遊びをする子供たちが年々増加傾向です。
室内遊びと言ったら、ゲーム機で遊ぶ事を思い浮かべる方もいるでしょう。
確かに、ゲーム機で遊ぶとなると一人でも楽しむ事はできますが、自宅で遊ぶ場合は我が子とのコミュニケーションを取れる機会でもあります。
ですので、両親も一緒になって楽しめる遊び方をおすすめします。
今回は、子どもも大人も絶対に楽しめる室内向けの遊びかたまとめについてご紹介していきます。
Contents
子どもと過ごす時間が増えているから室内遊びが重要
室内遊びと言えば、テレビゲームが人気ですが、せっかく両親と一緒に過ごすわけですから、お子様とコミュニケーションを取ったり一緒に室内遊びをしたりして絆を深めてみてはいかがでしょうか。
母親、父親と一緒に子どもが遊ぶ事で、子供が小さいうちはIQは当然、親のほうが上ですから遊びを通して我が子に色々な知識を学ばせる事もできます。
それに、外で遊ぶよりもはるかに危険も少ないですよね。
子どもと過ごす時間が、増えているからこそ室内遊びが重要なんです。
屋内で子供を遊ばせる事で、両親の目の届く範囲で安心して見守る事もできます。
日頃から、子供が一人で自宅でテレビゲームや玩具遊びをしているのであれば、たまには両親も子どもと一緒になって室内遊びをしてあげる事で、親の威厳も見せる事ができるでしょう。
子供は、好奇心がとても旺盛ですから、毎日、新たな発見がある方が発育にも良い影響を与える事ができるので、ぜひ、子どもと一緒に色々な室内遊びをして楽しんでみてはいかがでしょうか。
子どもと一緒に室内で遊ぼう!10選
両親が、子どもと一緒に室内での遊び方は、身体をつかったり頭をつかったり、道具を使用したりと色々な楽しみ方があります。
子どもは好奇心がとても旺盛なのですが、物事に飽きたりするのも早いです。
ですから、ワンワパターンな室内遊びを続けるのではなく、たまには違う遊び方を教えたりお子様の友達を自宅に招いて一緒にご両親も遊んだりして、子供に刺激を与えてあげましょう。
子供は親の鏡ですから、母親、父親の態度を良く観察しています。
我が子と一緒に室内遊びをしていて、両親がムキになって怒鳴ったりゲームで勝ち続けていると、子どもは心から楽しめませんし、家族に気を使うようになってしまいます。
それでは、お子様は両親と心の壁をつくってしまいます。
本音を話さない子どもに育ってしまう恐れもあるので、あくまで子どもが室内遊びの主人公になるように、ゲームであれば両親は負けてあげるとか、叱ったり怒鳴ったりしないようにしましょう。
折り紙
両親との会話だけではなく、子どもに考える力を学ばせるには「折り紙」が良いです。
簡単に折れるものから、難しい作品までつくる事ができるので我が子のレベルに合わせて親子で楽しく遊びましょう。
もしかしたら、お子様が折り紙が得意で、両親に折り方を教えてくれるかもしれませんよ。
案外、子どもは興味がある物事において凄い集中力を発揮しますので、両親を超える技術を身に着けているケースも多いのです。
塗り絵
両親と子どもが楽しめる室内遊びとして、「塗り絵」があります。
特におすすめなのが「水塗り絵」で、水なので危ない事もないので安心です。
色鉛筆・クレヨンなどを使った塗り絵もありますが洋服やテーブルが汚れてしまう恐れもあります。
専用のペンを水で濡らして、画用紙に塗っていくだけなので簡単かつ、子どもの刺激にもなるのでおすすめです。
色の変化を楽しんだり、親子で共同作業をしてみてはいかがでしょうか。
ねんど遊び
小学校時代まで、子供に人気の遊びと言えば「ねんど遊び」があります。
ねんどは柔らかい素材ですし、最近では、カラフルな色付きのねんどが売っています。
我が子と一緒に室内遊びをする時に、何かテーマを決めて、お互いどっちが早く作品を完成させれるか競争ゲームなんかも凄く楽しめるのではないでしょうか。
ダンス
両親と子どもが楽しめる室内遊びとして、身体を動かすものと言えば「ダンス」が定番です。
お子様でも楽しめるように、アニメソング・ディズニーの曲などを掛けながら、一緒に踊ってみましょう。
また、我が子がダンスをしている姿を動画で撮影してあげて、本格的に踊れるように指導してあげたり、子供の成長記録として持っておくのも良いですね。
家族みんなで、楽しくダンスをすれば、運動不足解消にも繋がります。
ままごと
男の子も女の子も楽しめる室内向けの遊びに「ままごと」があります。
女の子の方が、ままごとにハマるケースが多いですが両親が一緒になって遊んであげる事で、子どもが家族にどんな理想を持っているのかを感じる事もできるかもしれません。
子供が、パパ役やママ役になりたいと言ったり、両親がペット役や赤ちゃん役など、お子様から指示されるかもしれませんね。
その際には、子どもの意見に素直に従ってあげましょう。
我が子が、パパ役やママ役になって、ままごとを進行していく姿を見ていると、こういう母親・父親像であって欲しいというサインを表している可能性もあるかもしれませんね。
じゃんけん
小さい子どもでも、自然と知っている遊びと言えば「じゃんけん」です。
じゃんけんで何か勝負を決めても良いですし、何かのゲームをする時にじゃんけん遊びをして取り組み方を決める場合もあったり、色々な遊び方ができます。
じゃんけんは、教えなくても自然と子どもは知っている場合が多いでしょう。
ですから、もう一つ工夫して両親と子どもが室内で楽しく遊べる方法で「腕立て伏せじゃんけん」がおすすめです。
腕立て伏せの状態で、じゃんけんをして負けた方が腕立て伏せを行うというシンプルな遊びです。
しりとり
道具も何も要らない定番の遊びとして「しりとり」があります。
「らっぱ→ぱせり→りす」など、簡単な流れのしりとりではなくて、発言する人は今までのしりとりの単語を全て覚えておかないといけない「覚えてしりとり」がおすすめです。
思考力も鍛えられるので、子どもの成長にもプラスになる遊び方なのではないでしょうか。
クイズ
頭を使う定番の遊び方と言えば「クイズ遊び」でしょう。
子どもは、まだ色々な物事を知らないので語彙力が少ないと思いますから、できるだけママやパパがお子様に質問をするようにしましょう。
あまり、難易度高いクイズはださないように注意してください。
例えば、子供が好きなアニメ番組のテーマ曲の歌詞を歌って、曲名を当てさせたり、子どもが好きそうなテーマでクイズ遊びをしてあげてみましょう。
ジェスチャークイズ
クイズはクイズでも、頭と身体を同時に使って行う「ジェスチャークイズ」もおすすめです。
運動不足解消にも繋がりますし、子どもは変な動きに大喜びする事が多いのでママやパパが面白おかしくジェスチャーゲームをして子供に大笑いしてもらいましょう。
お子様の笑顔を見れる遊びでもありますから、子供の笑顔は両親の活力剤になりますよね。
お菓子作り
両親と子どもが室内で楽しく遊べて、さらに食事の時短ができる遊びが「お菓子作り」です。
おやつの時間や、昼食タイムから逆算して作れば、新たにご飯を用意する必要がないのでおすすめです。
特に、女の子の場合はクッキー・ホットケーキなどの料理を作れるようになっておけば、将来、異性からモテる大きなポイントになりますし、料理好きになって良いお嫁さんになれるのではないでしょうか。
子供の遊び室内向けのまとめ
室内向けの遊びの定番はいつの時代も、テレビゲームが人気です。
ですが、両親とお子様がゆっくりと自宅で過ごせる時間と言うのは子供時代しかありません。
なので、子供とコミュニケーションを取りながら楽しく遊んであげる事で、より親子の絆も深まりますし素直な子どもに成長していくでしょう。
この記事の監修は
保育のせかい キャリアコンサルタント
大畑 はるか
現役の保育士としても活躍中。
自身の経験を活かして、求職者に寄り添った手厚いサポートに定評がある。
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