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2019.10.13

潜在保育士とは?職場復帰のためにすべきことと支援サービスについて


人材不足が嘆かれている保育施設では、潜在保育士と呼ばれる存在の活躍が期待されています。

今回は、潜在保育士とはどんなものなのか、また職場復帰のためにはどうすればいいのかなど、気になる内容をご紹介していきましょう。

潜在保育士とは?

潜在保育士とは保育士資格を保有していながら、現在保育の現場で活躍していない人材のことです。

中でも現場復帰を現実的に検討していたり、タイミングが合えば働きたいと考えていたりする人材は、多くの保育現場で求められるでしょう。

潜在保育士が職場復帰することによって、質のよい保育サービスを実現しやすくなります。

さらに待機児童問題や保育士不足問題が嘆かれる保育施設の問題解決につながるかもしれません。

潜在保育士について施設側はどう思っている?

潜在保育士の特徴として「保育の現場がまったくはじめて」という初心者ではないことが挙げられます。

そのため即戦力として活躍でき、一から保育の仕事について教育する手間がありません。

人手不足で忙しい保育施設では新人の保育士を教育していくのに十分な環境が整っていない可能性もあり、せっかく獲得した人材も辞めてしまい、また人材不足に陥る……という悪循環が起きてしまいます。

そうした施設にとって、潜在保育士はぜひとも獲得したい人材と言えるでしょう。

なぜ潜在保育士になってしまうのか

そもそも潜在保育士が誕生してしまう理由として、保育の現場が「働きにくい」ととらえられがちなことが挙げられます。

例えば、待遇面です。

人手が足りていない現場では、保育士一人ひとりが抱える仕事の幅が広く、それに対して待遇が見合っていないととらえられやすい傾向にあります。

「これだけ働いているのにたったこれだけ?」という不満が、仕事のモチベーション低下につながってしまうかもしれません。

また、子育てや介護などプライベートで優先しなければならないことがある場合、シフト面で融通が利かないことが不満につながることもあります。

シフトに入れずに泣く泣く退職の道を選ばなければならず、結果として潜在保育士になってしまうこともあるでしょう。

しかし近年では、かねてより嘆かれている保育士の待遇にまつわる不満を解消すべく、積極的な処遇改善が行われています。

保育施設も人材を獲得できなければ業務が回りませんから、「無理かも」と思う条件でも交渉してみると案外スムーズに受け入れられるかもしれません。

また保育現場の経験がある潜在保育士の場合、求人情報に公表されている待遇以上に優遇されることもあります。

これまでに条件に合う求人がないからと仕事を辞め、潜在保育士の道を選んだ人も今改めて求人を探してみると、理想的な職場が見つかりやすいかもしれません。

潜在保育士が復帰のためにすべきこと

ますます高まる潜在保育士の需要を考慮して、近年では潜在保育士を対象にした研修やセミナーなども実施されています。

現場復帰の際に「いきなり現場に立つのはハードルが高い」、「復帰の前に感覚を思い出したい」と感じている人は、ぜひ利用すべきでしょう。

研修やセミナーの情報は、市区町村の役所や地域のハローワークで入手できます。

定員に達した場合すぐに申し込みを締め切ることもあるため、参加を検討しているのであればこまめにチェックをしておき、募集開始のタイミングを逃さないようにしましょう。

また、求人を探しはじめる前に希望の働き方を考えておくことも重要です。

「正社員として毎日働くことは難しいけれど、週に3日程度なら無理なく働ける」など、長く働き続けるために希望すること、譲れないことをそれぞれ明確にしておきましょう。

自分にとって魅力的な条件の求人を見極めやすくなるとともに、職場へ直接交渉するときにも伝えるべきことがわかりやすく、スムーズになります。

潜在保育士が再就職をするときのポイント

再就職を考えているときには、再就職支援サービスの利用も検討してみましょう。

潜在保育士の需要が高まる今、地域自治体やハローワークではプロのコンサルタントによる再就職支援を展開していることがめずらしくありません。

さらに、インターネット上で希望求人にまつわる相談、面接練習、最適な求人情報の案内をしてくれるサービスも展開されています。

求人情報を見ているだけでは分からない保育方針や職場環境のように、働く上で重要なことも確認し、しっかり見極められるようになることも再就職支援サービスを利用するメリットです。

こうしたサービスを利用することで再就職がスムーズになり「保育士免許は持っているものの、ブランクがあるため心配」という人材が「多くの保育施設が取り合う、大切な即戦力」に変わるでしょう。

まとめ

かつては「薄給」「激務」といったネガティブなイメージをもたれやすかった保育の現場も、近年では待遇改善が積極的に行われています。

同時に、潜在保育士の需要はますます大きくなっているのです。

これまで潜在保育士に当てはまっていた人も、この機会に職場復帰を検討してみてはいかがでしょうか?

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