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2019.09.18

保育園で起こりがちな怪我や事故とは?防止のためにすべきこと


子どもたちがのびのびと遊ぶ保育施設では、ときにヒヤッとするような出来事も起こるもの。

中には、思わぬ事故から大きな怪我につながることもあります。

子どもの安全を守る立場として、思わぬ事故が起きた場合の最適な対応についてあらかじめ覚えておきましょう。

保育施設は事故や怪我のリスクと隣り合わせ

子どもたちが毎日元気いっぱいで動き回る様子は非常に魅力的ですが、元気が余って思わぬ事故や怪我を招く場合もあるもの。

特にすり傷や切り傷などは、保育士にとって日常茶飯事と言えるでしょう。

ひどいときには普段どおりの遊びの中で骨折してしまったり、その場に倒れてしまったりというケースもあります。

そして場合によってはとっさの場面で正しい判断ができたかどうかが、生死を分けることにもなりかねません。

考えたくないことではありますが、責任をもって子どもを預かっている立場として、万が一の事態で対応する力は必要不可欠です。

子どもたちが怪我をした場合にすべきこと

すり傷や切り傷の場合は、雑菌の繁殖を防ぐためにすぐに傷口を洗って、止血することが大切です。

傷口がしみて嫌がる子もいるかもしれませんが、怪我をしたらすぐに水で洗いましょう。

もし傷口やその付近に泥や砂が付着している場合には、ガーゼを使ってさっと拭きとってあげてください。

止血の際には新しいガーゼを用意し、傷口の上から少し押さえながら落ち着くのを待ちます。

消毒液をガーゼに含ませ、傷パッドなどを用意してしっかり固定しましょう。

またすり傷や切り傷と違って「頭を打って倒れこんでしまった」、というように怪我・体調不良の度合いや状態が確認しづらいシーンでは、いち早く意識、呼吸、脈拍などを確認することが大切です。

医務室などの静かな場所に寝かせ、本人の状態を確認するとともに「どうしてこのような状態になってしまったのか」という情報を集めましょう。

もし意識がない、戻らないのであれば、できるだけ早く救急車を呼ぶ必要があります。

そして病院に搬送する場合も、そうでない場合でも、しっかり保護者へ連絡してください。

事故や怪我があった場合の保護者への伝え方

事故や怪我が起きると保育士も気が動転してしまいますが、それを伝えられた保護者もパニックに陥りやすいものです。

できるだけ冷静にいつ、どんな状況で、どのような事故が起きたのか伝えましょう。

このとき最優先すべきなのは「今、どういう状態なのか」ということです。

「本人は元気そうだが、念のため医務室で休ませている」、「痛みを訴え、お迎えを要望している」、「○○病院へ搬送され、まだ意識が戻らない」など現在の状態次第で緊急度も変わります。

あまり緊急でない場合は「どのようにして事故が起こったか」、「発生時にどう対応したか」、「再発防止のためどうしていくのか」といった情報もあわせてお伝えしましょう。

事故や怪我が起きたときには、職員の連携が重要

このような事故や怪我が発生した時には、いかにして職員が連携し、迅速な対応をしたかというポイントが非常に重要です。

そのためにあらかじめ園内における危険防止、緊急対応を学ぶ研修を実施しておきましょう。

例えばプールのように日常生活以上に事故が起きやすい環境では、事前にシュミレーションを行って子どもたち全員に目を配るためにはどのような配置につくべきか確認しましょう。

当日は、職員のコミュニケーションをしっかりとりながら、子どもたちの様子に目を配らせます。

万が一具合の悪そうな子や様子の気になる子がいたら、しっかり声かけをして無理をさせないようにしてください。

また片付けや準備を行っているあいだに事故が起きないよう、これらの作業は子どもたちを全員プールから出してから取り掛かりましょう。

子どもたちに危険性を伝えることも大切

事故を防ぐためには、子ども自身にも危険と隣り合わせていることをしっかり伝えなければいけません。

プールのときは特に、子どもたちは「楽しい」、「面白い」という気持ちから、ついふざけたり無理をしたりしてしまいます。

ちょっとした行動が大きな事故につながることを繰り返し伝え、ときには厳しく指導することも大切です。

もちろん、プールのときに限らず、毎日の生活や遊具遊びでも事故の危険と隣り合わせていることを理解するまでしっかり伝えましょう。

例えば、事故の起きやすいすべり台ではお友達を押したり、下から登ったり、危険な姿勢で滑ったりしないよう日頃からしっかり指導してください。

ブランコやシーソー、ホッピング、なわとびなどで遊んでいるお友達に対しても不用意に近づかないなど、危険性をしっかり伝えることが事故の防止につながります。

まとめ

事故や怪我はなるべく起こさないことも大事ですが、何より重要なのは万が一のシーンで適切な対応をすることです。

特に子どもは、どれだけ注意していても誰も想定していないような言動をとるもの。

慌てず冷静に、最適な対応ができるよう日頃から準備しておきましょう。

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