新人保育士は覚える仕事がたくさんあるので、慣れるまで大変です。
しかし、同じ働くのであれば、1年目から仕事を充実させたいですよね。
本記事では、1年目の新人保育士が仕事を充実させるために意識すべき5つのコツを解説します。
Contents
新人保育士が仕事を充実させる5つのコツ
1年目でつまずいてしまうと、保育士を続ける自信がなくなってしまうかもしれません。1年目はうまくいかないことのほうが多いかもしれませんが、充実した新人時代を過ごせるかは自分次第です。
1年目から仕事を充実させるために、これから解説する5つのコツを実践してみてください。誰でもできることですが、意識するかしないかで新人時代の過ごし方が変わってきます。
わからないことは先輩保育士に聞く
新人保育士は、わからないことが多いのは当たり前です。失敗を経て成長することも大事ですが、わからないからといって自分勝手に判断するのはよくありません。
その保育園の仕事の進め方もあるでしょうし、先輩保育士によってはこう動いてほしいという要望もあることでしょう。そうしたことは、聞かなければわからないことです。なので、わからないことは先輩保育士に聞くようにしましょう。
何回も同じ質問をするのは望ましくないですが、初めての仕事を質問するのに遠慮していてはいけません。先輩保育士も、新人保育士が何をわかっていないかを把握していない場合もあるので、迷ったら聞くようにしましょう。
先輩保育士の仕事をよく観察する
仕事を覚えるには、聞くだけでなく先輩保育士の仕事をよく観察することが大事です。先輩保育士も口頭ですべて教えられるわけではないので、先輩の普段の仕事を注意して見て吸収していきましょう。
上述したように、わからないことは聞いたほうがいいですが、見て覚えるのも新人保育士の仕事です。
子供との接し方、保護者とのコミュニケーションの取り方など、先輩保育士の行動をよく観察してみてください。
不安であれば、先輩の行動を観察した上で、この解釈で正しいのかを聞いてみましょう。
先輩からすれば、自分の仕事をよく見た上で質問してくれる後輩は褒めたくなるものです。先輩も忙しいので、見て覚えてくれたほうが助かるでしょう。
積極的に先輩保育士の手伝いをする
言われたことをきっちりこなすのは当然ですが、自分から仕事の幅を広げにいくことも大事です、手が空いたなら、積極的に先輩保育士の手伝いをするようにしましょう。
頼まれた仕事が雑用だとしても、新人保育士にとっては経験になります。それに、自分から積極的に手伝いをすることで、先輩保育士からの評価も良くなるでしょう。
受け身でいるより、自発的に動ける新人のほうが好まれます。職場の人間関係を良好にするためにも、自分から進んで仕事をもらいにいきましょう。
自分の行動をフィードバックする
フィードバックは、行動を振り返るといった意味です。保育士として成長するために、自分の行動をフィードバックする習慣をつけましょう。
たとえば、子供同士がケンカしたときに、声を掛けた言葉が適切だったのかを、あとで振り返ってみます。もしかしたら、どちらかに加担するような言い方になっていたかもしれない、伝わりづらい言葉を使ったかもしれない、といったように、自分の行動を客観的に評価してみてください。
大人としての常識に囚われていて、自分の行動が子供にとっては理不尽に見えているかもしれません。時には、子供から学ぶこともあるでしょう。
保育には正解がないことも多いですが、子供たちの視点になって考え続けることが大事です。
保護者とのコミュニケーションを大事にする
保護者からすれば、新人もベテランも同じ保育士です。保護者に対し、「自分は新人だから」という言い訳はするべきではありません。
新人のうちは自分の仕事で頭がいっぱいになってしまい、保護者とのコミュニケーションを疎かにしてしまうことがあります。自分では園での様子を伝えたつもりでも、保護者に伝わっていないかもしれません。
保護者との信頼関係は、会話を重ねることで強くなっていきます。連絡ノートやお迎えに来たときのちょっとした会話を大事にしてください。
今日は子供がどういった様子だったのか、どういったことを学んだのか、友達と関係はどうなのかなど、保護者は園での様子を知りたいと思っています。
聞かれなかったから、というのは厳しい言い方をすれば怠慢です。
保育士から積極的に子供の様子を伝えれば、保護者は喜んでくれるでしょうし、信頼度も上がるでしょう。
新人保育士は周りをよく見ることを意識しよう
新人保育士は、自分の仕事に追われて周りを見るのが疎かになってしまいます。新人は覚えることがたくさんあるので、余裕がなくなるのはわかりますが、周りのことも見るようにしましょう。
自分のことで頭がいっぱいで視野が狭くなると、大事なことを見落としてしまいます
。子供が発するちょっとしたサイン、保護者の悩み、先輩保育士の要望など、意識していれば気づけることがあるはずです。
一年目はうまくいくことが多いと思いますが、自分の意識次第で仕事を充実させられます。
それには子供、保護者、先輩保育士との関係性を良好することが大事なので、意識して周りに目を向けるようにしましょう。
おわりに
新人保育士は失敗して先輩に怒られたり、子供と上手に接することができず悩んだりすると思いますが、前向きな姿勢で仕事に取り組んでいれば、徐々に歯車が噛み合っていくはずです。
「新人だから」と自分で言い訳せず、早く一人前の保育士になれるように、日々の仕事に向き合っていきましょう。
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