ほとんどの社会人は、週休2日で仕事をしているのではないでしょうか。
決まった日に休み、決まったことを休日に済ませる。
ですが、突然それ以外でも仕事を休みたいなんて思ったことがあるひとはどれくらいいるのでしょうか。
それは病気であったり、単純にダルくていきたくなかったり。
もしくは、親族の不幸があったりなど、理由はさまざまです。
そこで、仕事を休む理由と、どうすればうまく休めるのかを一緒に考えていきましょう。
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仕事を休みたくなってしまう理由
本当に仕事が楽しくて、1分1秒でもはやく出社したい、なんて思えるような環境であれば、仕事を休みたいなんて1ミリもでてきません。
しかし、そこまで気合の入った仕事好きは、そこまでいないはず。
ですから、どこかのタイミングで仕事を休みたいなんて思ってしまうのではないでしょうか。
ひとは、楽しいことであれば24時間対応できますが、逆に嫌いなことだと1分でも苦痛ということです。
では、仕事を休みたくなってしまう原因はどのようなものがあるのでしょうか。
単純に仕事に行きたくない
学校や塾、サークルなど行きたくないと思えば、自分の意志で行くのをやめることができます。
それは、誰も損をしないからです。
仕事のように給料も発生しませんし、労働ではありません。
対して、仕事の場合はどうでしょうか。
やはり仕事をする責任がありますし、なかなか仕事を休みたくても休めないものです。
そして、仕事を頑張りすぎると、どこかで仕事に行きたくないと感じてしまいます。
病気で仕事に行けなくなる
当たり前のことですが、ひとは突然病気になってしまいます。
しかもほとんどが予期せぬときに発生してしまうため、やっかいといえます。
たとえば、前日に熱がありそうだったり、体がいつも以上にダルい場合は、なにかしらの傾向があることでしょう。
しかし、あくまで熱があるかもしれないという感じにとどまるはず。
それが次の朝起きた瞬間に、予想もしなかった体のダルさにさいなまれてしまうわけです。
もしそれがインフルエンザやノロウイルスのように、周りに感染させるものであれば、ほとんどは問答無用で休みを取らされるはず。
しかし、それ以外の高熱や激しい腹痛の場合は、仕事を休みづらいという傾向があります。
それは、まわりに迷惑をかけないという差があるというわけです。
急用ができてしまう
仕事以外で用事ができてしまうと、どうしても休みたいなんて思ってしまうことがあります。
とくに、大切なひとからのお誘いであったり、めったに行けないイベントがその日にしかなかったりなどがあると、どうしても休みたくなります。
なぜなら、その日を逃してしまうと、一生それに参加できない可能性があるからです。
有給休暇を気兼ねなく利用できるのであれば、問題ありませんが、なかなかそううまくいくものではありません。
台風などの悪天候
自然の天候は、現代の科学力をもってしても変えることはできません。
その結果、仕事に支障をきたしてしまうほどの悪天候に見舞われてしまうことも。
大雨や雷であればまだいいですが、台風や大地震に出くわしてしまった場合は、仕事どころではなくなってしまいます。
台風は、大きなモノになると公共交通機関を止めてしまうのはもちろん、突風のせいでいろんなものが宙を舞っていることでしょう。
その結果、危険なものが自分に降りかかり大けがをしてしまう、なんてことにも。
また、地震に関していえば台風のように事前に知ることはできません。
まさに、いきなりドカンと地面をたたきつけるような音とともに、揺れが起きてしまいます。
こちらも大きな地震になると、家のなかの家具や食器などが倒れてしまうことでしょう。
こうなってしまっては、もはや仕事どころではなくなってしまうのではないでしょうか。
事故にあってしまう
確率的には非常に小さいですが、出勤中や休みの日に事故にあってしまうと、仕事にいけなくなってしまいます。
自分でコケてしまったなどのケガであればいいですが、自動車にひかれてしまったり、その他大きな事故にあってしまうと、仕事を休まなければなりません。
しかも、ケガの度合いによっては長期休暇を余儀なくされることも。
また入院クラスになってしまうと、数日では済まずに1カ月やそれ以上の長期休暇を必要とされます。
そうなってしまうと、最悪は会社を辞めざるをえないことになってしまう可能性もあります。
仕事をどうしても休まなければいけなくなったら
理由はどうであれ、仕事を休まなければならなくなってしまう場合はいつかやってきます。
しかし、理由をいいたくないからといって、無断で休むのは絶対によくありません。
そのため、しっかり休むためにやるべきことがいくつかあります。
電話で上司に報告すること
社会人として当たり前のことですが、どうしても仕事を休まなければならないときには、早い段階で報告をする必要があります。
それは、当日にならないとわからないこともあるでしょう。
とくに病欠で朝起きれなかったり、病院へ行かなければならないほどしんどかったり。
たとえば、9時に仕事がはじまるケースで考えていきましょう。
いつも起床する時間が7時とします。
ここで体調が異常におかしいと思えば、この時点で上司に連絡を取るべきです。
それが、8時になったり9時ギリギリになってしまうとよくありません。
それはなぜか。
あまりにもギリギリすぎると、仮病だったり寝坊したのではないかと疑われてしまいます。
とくに、9時を過ぎてしまっての事後報告はもっとよくありません。
確実に寝坊したのではないかと、さらに疑われてしまうことでしょう。
ですから、もし体調に異変があると感じたのであれば、昨日の段階からそれらしきことを伝えておくべきです。
病気の場合は病院へ行くこと
仕事を休む可能性でもっとも高いものといえば、病気ではないでしょうか。
ただ、普通の風邪や腹痛の場合は休むことが難しいです。
しかし、万が一のことも考え病院へ行くことをおすすめします。
当然、病院へ行くことを事前に会社へ報告してから行くべきといえるでしょう。
もし、診断結果が予想以上に悲惨だった場合、そのままお休みをいただくこともできます。
事故や親族の不幸にあった場合
病気ほどの確率はありませんが、突然の事故や親族の不幸にあってしまう可能性があります。
それは、朝の支度中であっても出勤中であっても、いつやってくるのかなんて誰にもわかりません。
そのため、もし万が一のことがあった場合、報告が遅れてしまうケースがあります。
しかし、事情が事情だけに、会社も理解してくれるはず。
もし、事故でケガをしてしまった場合は、すぐに病院へいくこと。
ガマンして仕事に行くなんてことは、絶対にやめておくべきです。
予想以上にケガの状態がひどく、気づけば取り返しのつかないことに、なんてことも考えられます。
そして親族に不幸があった場合も、落ち着いて対応するようにしましょう。
まとめ
単純に仕事へ行きたくないことをのぞき、仕事を突然休むことになった場合、どうしても報告しづらいものです。
しかし、病気や他人の不幸の場合は、ほとんどの会社は理解してくれますし、そのままお休みをとらせてもらえることも多いでしょう。
逆に、無理やり出勤させられるような会社であれば、会社そのものの体質を疑うべきです。
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