おなじ人間で、おなじ職場で働いているのに、あるひとは出世をし、あるひとは出世できないような仕組みになっています。
出世に興味が一切ないのであれば、問題ありませんが、決してそうではありません。
なるべく出世して、地位も給与もアップさせたいと思っているひとはどれくらいいるのでしょうか。
とはいえ、がむしゃらに頑張ったところで、全員が出世できるわけではありません。
そこで、出世できるひとの特徴や、逆に出世できないひとはなぜなのかを見ていきましょう。
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出世するひとの特徴とは
たとえば、新卒としておなじ日に入社した2人がいるとしましょう。
卒業した学校も同じです。
入社したてのころは、そこまで際立ってどちらかが目立っているなんてことにはならないでしょう。
それは、まだまだ覚えることもありますし、緊張もあってか遠慮しているからといえます。
しかし、それが1年後になったとしたらどうでしょうか。
2人とも同じ評価をされることは、まずありえません。
それはなぜか。
同じ学校を卒業していたとしても、個々で考え方や能力に差がついてくるというわけです。
その差が開けば開くほど、出世コースのレールに乗れるか、そうではないのかが変わってきます。
では、どのようにして差がついてしまうのでしょうか。
出世するひとは行動力がずば抜けている
出世するひとの特徴として、まず行動力がすば抜けていることがあげられます。
わからずとも、結果を残すためだけに迅速に行動するわけです。
それが正解なのか間違っているのかはわかりませんが、とにかく行動してみてみることが重要です。
もちろん、行動することで失敗することもありますが、失敗は成功のもとです。
何度も進んで行動をして小さな成功をコツコツ積み重ねていくことで、大きな成功をつかみ取ることができます。
結果的に、先輩や上司から圧倒的に評価され、頼られるようになります。
周囲とコミュニケーションがとれるひと
仕事で出世できるひとは、まわりとのコミュニケーションが円滑にできることではないでしょうか。
しかも、後輩、部下、先輩、上司など相手を選ばずです。
ただ単に、一方的に話すだけではなく、納得させられるような力をもっています。
さらに、業務改善や結果を残せられるような提案ができれば、非常に高い評価をされるということです。
なぜこんなことができるのか。
それは、常日頃から仕事のことだけを考えているからです。
極端な話、休みの日だったとしてもです。
それくらい仕事のことが好きで、真剣に取り組んでいるわけです。
楽しく仕事ができるひと
仕事をイヤイヤしているのと、仕事を楽しくしているのとでは、なにもかも違ってくることでしょう。
仕事を楽しくしているのであれば、それは表情からもうかがい知ることができます。
当然、それを見たまわりのひとたちからは印象よくみえることでしょう。
仕事が楽しければ、何事も進んで業務を行うはず。
つまり、たとえ誰もがイヤな業務だっとしてもそれを受け入れるわけです。
逆に、仕事をイヤイヤしているのであれば、悪い印象を与えてしまいます。
もし、出世を考えているのであれば、当然前者が選ばれるに違いありません。
将来の設計ができているひと
出世できるひとの共通点として、将来の設計がうまくできているということではないでしょうか。
たとえば5年後はどうなっていたいですか、という質問をしたとしましょう。
ほとんどの場合、言葉に詰まるか、思いついた言葉をとっさにいうはずです。
ですが、将来の設計ができているひとは、とても具体的なことを話してくれます。
しかも、5年後だけではなく、半年後、1年後、3年後、さらには10年後までの自分が見えているということです。
それらの目標に向かって進んでいるため、まわりよりも成長がはやいという特徴があります。
出世できないひとは行動しない
対して、基本的に引っ込み思案で発言もしない。
指示されるまで動かないひとは、絶対的に出世対象からはずされてしまいます。
はたからみると、仕事にたいして情熱もないしやる気すらないとみなされてしまうことでしょう。
つまり、出世の「し」の字も与えられる余地がないということです。
また、同じように会議などで発言をしないひとも、出世ができません。
真剣な会議なのにも関わらず、なにひとつ意見を発言しない。
それは発言したことによって、責められたり見解を求められたりするからです。
結果的に、自分にとって面倒なことは起こしたくないわけです。
チームプレイが苦手なひと
出世できないひとは、チームプレイが苦手という特徴があります。
もし、フリーランスや個人事業主であれば、ひとりで解決しないといけないため、問題ありません。
しかし、社会に属している以上は、すべてがチームプレイです。
なにをするにしても、チーム一丸となって目標に向かわなければなりません。
それなのに、自分一人だけの単独行動をしてしまっては、反感をかってしまうことでしょう。
極端な話、単独行動をして成果をだしたとしても、それは認められること少ないです。
時間管理ができないひと
出世できない以前に、ひととして社会人として失格なことがあります。
それは時間の管理ができないことです。
出社時間に遅れたり、ミーティングの時間に遅れたり。
ひどい場合は、お客様との打ち合わせの時間まで遅れてしまうことも。
いくらスバ抜けた成績を残していたとしても、信用や信頼を失ってしまうようでは、絶対に出世することはできません。
失敗しても言い訳をするひと
仕事をしているいじょう、誰でもなにかしらの失敗をするものです。
ですが、失敗の発覚を恐れて、とっさにウソをついてしまう場合があります。
バレないとおもってしまうでしょうが、ほとんどのウソはバレてしまうことでしょう。
もし、そうなってしまったのであれば、信用どころか降格や減給という可能性もあります。
つまり、出世どころではなくなるということです。
いちど失った信用を取り戻すことはそうたやすくありません。
自分の意見だけを押し通すひと
なにをするにしても、自分の意見だけを押し通していては、まわりからイヤがられますし、評価もされません。
それが社長であればいいですが、社員ともなるとそうもいきません。
最終的には、まわりも離れていき、ひとりぼっちになってしまうというわけです。
もちろん、相当なことをしない限り、出世をすることはできないでしょう。
あいさつができないひと
これも社会人としてあたりまえのことですが、あいさつすらできないひとは出世できません。
出世するということは、部下や後輩になるひとたちの見本とならなければいけません。
社会人として、人間としてあいさつをしないということは、まわりにも悪影響を与えてしまいます。
つまり、尊敬できるような上司になれる器ではない場合、出世の対象になるのは難しいといえます。
まとめ
仕事で出世できないひとと、できるひとの違い。
それは、考え方や行動の仕方によって大きく変わってくることがわかりました。
頭が良ければかならずしも出世できるわけではない、ということです。
ですから、どんなひとにも出世できるチャンスがあります。
今日明日だけではなく、1年後や3年後、5年後までどうなっていたいのかをしっかり考え、出世できるようにしましょう。
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