どんな仕事でもそうですが、どこかのタイミングで仕事がしんどい、なんて思いながら続けている人はどれくらいいるのでしょうか。
むしろ、しんどくないと思いながら仕事をしている人の割合のほうが少ないはず。
仕事をした対価として給料を手にすることができるのにも関わらず、なぜ人はしんどいと思ってしまうのか。
そして、仕事がしんどくならないようにするためには、何をするべきなのかを、考えていきましょう。
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仕事がしんどいと思ってしまう理由
そもそも、なぜ仕事をするのがしんどいと思ってしまうのか。
それにはいくつかの理由があります。
朝早く出勤しないといけない
仕事がプライベートの遊びのように楽しければ、しんどいなんて一切思わないことでしょう。
しかし、仕事が遊びとして切り替えるのは無理があること。
それは、朝の起床時間で顕著にあらわれます。
大半の人は、すすんで出勤したくありません。
そして、眠さをこらえながら支度をしないといけないわけです。
この時点で、楽しさなんて皆無といえるでしょう。
また、電車通勤であれば場所によっては、満員電車に揺られながら数十分はストレスを感じてしまうものです。
ですから、そもそも会社に到着する前の出勤時点でしんどいということです。
仕事が忙しくて思い通りにいかない
何でもそうですが、自分の思い通りに展開すれば、何事も楽しくなるはず。
しかし、仕事に限っていえば思い通りにはいきません。
それは、自分だけではなくさまざまな人が複雑に関わりあっているからです。
自分の意見が通らないことも多々ありますし、上司がいればやりたくないことも指示ひとつで動かなければなりません。
また、仕事が暇であればいいですが、そうもいきません。
朝から晩まで脳をフル回転して働かないといけないため、疲れてしまいます。
これが毎日続くというわけです。
まさに、仕事がしんどいと思える瞬間です。
結果を残すことができない
自分の理想とする結果にたどり着ければいいですが、これも全員が全員、達成するわけではありません。
もし、達成しているのであれば、仕事がしんどいと思っていてもそれを苦にしないでしょう。
なぜなら、結果を残せば人から頼られますしやりがいをもてるからです。
逆に、結果を全く残せない場合はしんどい以外のなにものでもありません。
絶対に頼られることもありませんし、次第にモチベーションは下がっていくもの。
結果的にどこかで自分には向いていないと思ってしまい、仕事を諦めてしまうことでしょう。
体力や精神的に負担が大きい
会社に勤める以上、どこも楽して働けるところなどありません。
ですから、職種や業種によっては体力面や精神面で不安を覚えてしまうこともあるでしょう。
とくに、長時間労働や休日が少ない場合は、かなり仕事がしんどいと思えてしまいます。
また、夜勤や日勤の交代制も、体を休めることが難しいため、しんどいと思える原因となってしまうでしょう。
さらに、社内の環境でも左右されてしまいます。
とくに人間関係がそうではないでしょうか。
上司や先輩、代表関係なく、全ての社員が仲が良ければ問題ありません。
しかし、仕事をしている以上、学校のように仲良しグループという認識をもつのは難しいです。
場合によってはつねにピリピリした環境だったり、ときにはパワハラがあったりなど、肉体的にも精神的にも疲弊してしまうこともあります。
このように、体力的にも精神的にも疲れるような環境にいた場合、仕事がしんどいと思ってしまうわけです。
仕事になかなか慣れない
誰にでも、新人時代というものはあります。
この新人時代で仕事を覚える量がとてつもなかったり、仕事内容が難しくて覚えられなかったり。
覚えることに必死になって、しんどくなってしまうのではないでしょうか。
そして、なかなか理解できずに苦しむこともあります。
それが毎日続けば続くほど、仕事が嫌いになりますし覚えられないことで、自信を失ってしまいます。
結果的に、仕事がしんどいと思ってしまいます。
ただ、ほとんどの人は、数カ月程度で仕事を自分のものにしてしまうため、しんどいと思うのは最初だけだと考えておくのがベストといえるでしょう。
仕事がしんどいのは甘えではない
仕事がしんどいのは、甘えではないかと考えてしまいますが、実際のところどうなのでしょうか。
冒頭でもお伝えしたとおり、仕事はどんな優秀な人でさえも、しんどいと思ってしまうもの。
また、しんどいと思ったときには、自分の体が休みたいという、シグナルをだしているということでもあります。
つまり、しんどいと思ったのであれば、休むべきだといえます。
しんどいのに無理して働き続けた結果、体を壊してしまうことも予想できます。
もしこまめに休憩を取れるような環境であれば、適宜その場から離れるようにすることをおすすめします。
仕事がしんどいと思ったとしても、決して甘えではないということを肝に銘じておきましょう。
仕事がしんどくて辞めたいと思ったら転職活動も視野に
しかし、無理をすれば誰でも限界というものはきてしまうもの。
その限界を超えてしまうほど、過酷な環境で仕事を続けたとしたら、どうなってしまうのでしょうか。
そのほとんどは、体調に異変をきたしてしまい、最悪病気になる可能性があります。
通院だけで完治すればいいですが、無理をすればするほど、その治療も長引きます。
また、ひどい場合は働くのが怖くなってしまい、なかなか前へ進めなくなってしまうことでしょう。
ですから、仕事がしんどくてどうしようもなくなったときには、転職をするという選択肢をとることが重要です。
転職活動は慎重に
仕事がしんどいからはやく退職したい、なんて思ってしまいがちです。
しかし、あわててつぎの仕事先を探してしまうと、あとで後悔することになります。
それはなぜか。
条件や環境を後回しにして、とにかく給料がはやくもらえるところを優先してしまいがちだからです。
もちろん、給料は大切ですが、それよりも前者を気にしなければなりません。
もし、転職先が同じような環境だったとしたらどうでしょう。
おそらく、どこかのタイミングでまた退職が頭によぎってしまいます。
これでは転職回数だけが増えてしまい、転職活動にも支障をきたしてしまうことにも。
つまり、いくら仕事がしんどいからといっても慎重に転職活動をしなければならないというわけです。
転職活動は、予想以上にエネルギーも時間も使います。
そう何度も転職を経験するものではありませんし、なるべく長く働けるところを中心に探すべきではないでしょうか。
とにかく1社でも長く勤めることができれば、将来ステップアップする際に転職活動は有利なものへと変わります。
まとめ
仕事がしんどいと思ってしまうのは、どんな人にでもあてはまることです。
それは極端な話、会社の代表でさえも、しんどいと思いながら働いているに違いありません。
あらゆる対策をしたのにも関わらず、改善されなかった場合は次の手を考えなければなりません。
無理をして働けなくなる前に、転職活動をして早めに次の仕事を見つけるようにしましょう。
会社は1つしかないわけではありません。
むしろ、好景気になってきている今は会社に選ばれる立場ではなく、選ぶ立場です。
自分に合った最適な職場は、必ずみつかると信じで行動しましょう。
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